説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】軸部を有さないボビンを回転させて編機や織機に糸を供給する糸供給装置であって、その糸の供給の際、ボビンを振動させることなく安定して回転させることができる糸供給装置を提供する。
【解決手段】テーブル10上で対向して配置される一対の台部21,22に回転自在に取り付けられ、ボビン2の両端面を挟み込んで固定する一対の回転盤31,32と、回転盤31,32の回転軸とボビン2の軸芯を一致させるための位置合わせ機構40と、回転盤31を回転させることで、一対の回転盤31,32に挟まれるボビン2を回転させる回転機構50と、を備える。位置合わせ機構40は、31回転盤の径方向にスライド自在に構成される複数のツメ部材41を備え、このツメ部材41をボビン2に係合させることで、回転盤31の回転軸とボビン2の軸芯を一致させる。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で、編糸の張力変動を抑えることができる、編糸の弛み取り装置を提供する。
【解決手段】 (a)の編糸の弛み取り装置30は、天ばね11と切断感知機構19とを備え、弛み取りばね31を付加した構成を有する。弛み取りばね31の案内部31bには、天ばね11の案内部11bと案内部材13との間から引込む編糸17が挿通される。編糸17が弛むと、案内部11bが上昇するとともに、案内部31bが下降して、編糸17の供給経路の長さを増大させる。弛み取りばね31を付加することによって、天ばね11を単独で用いる場合よりも、竿11aが時計回り方向に揺動する変位量が少なくなり、支持部11cでの付勢力の低下を抑え、編糸17の張力低下を抑制することができる。(b)の弛み取り竿41では、重り41eで竿41aの案内部41bを下方に付勢する。 (もっと読む)


【課題】統合筒部から分岐する複数の分岐筒部の股の位置に襠が形成される筒状編地において、当該襠の位置に重ね目が形成されない筒状編地の編成方法を提供する。
【解決手段】胴部(統合筒部)2を編成する(S1)。胴部2の編幅内で、胴部2の編目が係止されていない前後の針床の編針に対して前後交互に係止目を形成する(S2)。一方の針床(BB)の係止目を他方の針床(FB)に目移しした上で、胴部2の編幅内の編針を用いて編成を行い、胴部2に続く左足部(分岐筒部)4を編み出す(S3,S4)。左足部4の編目のうち、S2で形成した係止目の形成範囲にあるFBの編目をBBに目移しする。S2で形成したFBの係止目をBBの編針に目移しした上で、胴部2の編幅内の編針を用いて編成を行い、左足部4に隣接する右足部(分岐筒部)5を編み出す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、左右に並んだ状態の編地を伏目処理で接合する際に、編糸の糸切れが起こるなどの編糸の損傷が起こらない編地の接合方法を提供する。
【解決手段】少なくとも前後一対の針床を備えて目移しが可能な横編機を用い、第2編地の編目を左右方向に並ぶ第1編地側に移動して重ね目を設け、該重ね目に新たな編目を設ける伏目処理を行って編針に係止する編目を減らす。残った第2編地に第2給糸口を用いて順次編幅を減らすように編成する所謂引き返し編成を行い、新たな編目を形成することを繰り返しながら、伏目処理にて第1編地と第2編地を接合する。 (もっと読む)


【課題】 横編機で一体的に生産可能で、生産効率が高く、他の製法による製品に置換え可能なフリンジ付き筒状編地を提供する。
【解決手段】 フリンジ付き筒状編地1は、(a)に示すように、収縮筒状編地部2の周囲に多数のフリンジ糸3aを含むフリンジ部3が設けられる。横編機では、(b)に示すフリンジ付き編地1zとして一体的に編成される。筒状編地2zは、熱融着性弾性糸を編糸として使用して編成する。フリンジ付き編地1zの編成後に、全体を加熱すると、熱融着性弾性糸の成分の一部が融解し、フリンジ糸3aにめり込んで固定する。また、加熱によって筒状編地2zは収縮するので、編目が詰り、フリンジ糸3aを編目でも保持し、ミシン縫いなどを行わなくても、フリンジ糸3aを強固に保持することができる。フリンジ付き筒状編地1は、柄を収縮筒状編地部2に挿入して、モップとして使用することができる。 (もっと読む)


【課題】Vネック尖端部における孔あきを効果的に防止するためのVネック尖端部の編成方法を提供する。
【解決手段】横編機を用いたVネック尖端部の編成において、Vネックをニットウエアの編幅方向に2分する中心線X−Xを挟んで一側衿部7Lと一側中央部5L、他側衿部7Rと他側中央部5Rとを、大略的に針床の長手方向の一方から他方へ編成する。その際、中心線X−Xを挟む一方側と他方側でそれぞれ一側増し目4Lと他側増し目4Rを予め形成し、各衿部7L,7Rの目移しの際に生じる空針へ各増し目4L,4Rを挿入して孔あきを防止する。 (もっと読む)


【課題】
マルチレイヤ編地を編成する際に、経糸とヤーンキャリアの給糸口との干渉を防止する。
【構成】
横編機の歯口に経糸を供給し、インレイ糸と編糸をヤーンキャリア先端の給糸口から供給し、マルチレイヤ編地を編成する。各ヤーンキャリアは給糸口よりも基部寄りに、ヤーンキャリアから歯口側へ突き出すガイド部材を備え、ガイド部材により経糸を歯口から見てヤーンキャリアとは反対側へガイドする。 (もっと読む)


【課題】
立体的な構造を備えたマルチレイヤ編地を編成する。
【構成】
立体的な構造を持つマルチレイヤ編地を編成する。経糸と横糸とを横編機の歯口に供給し、編糸で編目を形成するとともに、経糸の層と横糸の層を編糸で結合する。編目を保持している針の一部のみを用いて新たな編目を形成するとともに、編目を保持している他の針は編目を保持したまま新たな編目を形成しないようにする。 (もっと読む)


【課題】 割増やしを利用して渡り糸を確実に捕捉しても、捕捉後に編糸に弛みを生じないようにして、編成に不具合が生じないようにすることができる編地、およびその編成方法、ならびにデザイン装置を提供する。
【解決手段】 (a)のようにべら針10a,10b,10cに編目11a,11b,11cを1コース分形成している状態から、(b)のように、保持編針となるべら針10bに掛かっている編目11bを、対向するべら針13に目移しする。(c)のように、渡り糸15を糸入れする際に、割増やし16を行って、捕捉を容易にする。(d)のように、べら針13に形成した編目15aをべら針10bに目移しして、重ね目20を形成する。(e)のように、編地22の編成後に、破線で示す渡り糸15を、図の横方向15xに引抜いて除去することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、横編機を用いてセーターや衣類製品の襟、前立等に利用される編地側端部の編成方法に関し、地側端部を補強する編成方法とその編地を提供することを目的とする。
【解決手段】横編機を用いて、編地側端部の編目を、編地の裏側でひねり目を設けてから形成し、続いてひねり目とそれに対峙する表側の編目に続く新たな編目を袋編みで形成した後、袋編みで形成した表側と裏側の編目を重ねることで編地側端部を補強する。 (もっと読む)


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