説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】従来よりも複雑な形状の立体編地を編成することができる立体編地の編成方法を提供する。
【解決手段】四辺を備えるベース編地部を、四辺のうちの少なくとも三辺が針床に係止された状態となるように編成するベース編成工程と、ベース編地部の少なくとも一辺からその一辺よりも編幅の小さな突出編地部を編成する突出編成工程と、を備える。突出編成工程では、ベース編地部の一辺を構成する編目列の一部を編幅方向の外方に移動させ、その移動によって空針となった編針に掛け目を編成し、突出編地部の一辺の一部を形成すると共に、その空針に近接する編目列に続く新たな編目列を編成して突出編地部の編成コースを増すことを繰り返す。 (もっと読む)


【課題】MEAセルとセパレータの間の電気的な接続を改善し、燃料電池の発電効率及びサイクル特性を向上させる燃料電池用集電材を提供する。
【解決手段】平板型燃料電池用の集電材8、9は、平板型燃料電池10aの空気極(カソード)4及び燃料極(アノード)5が、それぞれカソード側セパレータ6と、アノード側セパレータ7と対向する面において、金属繊維を編み込んで形成された金属繊維ニットを集電材8,9として配設し、電極4,5とセパレータ6,7との間に挟み込んで加圧する。 (もっと読む)


【課題】べら針を用いてコンパウンドニードルと同様に給糸を伴わずに編目の割増やしを行うことができる編目の割増やし方法を提供する。
【解決手段】編目fbをフック内で掛止している前針床のべら針FBを、その編目fbがべらを越えてフック外に移動するまで進出させるとともに、これと対向する後針床のべら針BAを進出させ、当該べら針BAのフックに編目fb1を掛止する。その後、前後の針床のべら針FB,BAを退入させる際に、編目fb1をフックに掛止した後針床のべら針BAを退入位置まで退入させる一方、前針床のべら針FBの退入に伴い移動する編目fbがべらを越えずにフック外で掛止された状態に保たれるように当該べら針FBの退入を途中位置で停止させて編目fbを割り増やしする。しかる後、途中位置からべら針FBを進出させるとともに後針床の空針BZを進出させてべら針FBのフック外の編目fbを後針床の空針BZに目移しする動作を継続して行う。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、厚手の始端部を有する編地の編成方法を提案する。
【解決手段】前後の針床の編針に編目を形成する編出し部を編成する工程Aと、編出し部の一方の針床に係止する編目のウェール方向に新たな編目を形成する工程Bと、編出し部の他方の針床に係止する編目のウェール方向に新たな編目を形成する工程Dと、工程Bと工程Dの間で、一方の針床に係止する編目に対し、割増やし編成を行う工程Cと、前記割増やし編成により形成された編目のウェール方向に新たな編目を形成すると共に、割増やし編成による増目またはその増目のウェール方向に繋がる編目を対向する編針に目移しする工程Eと、を備え、前記工程B〜Eを繰り返す工程を行う。 (もっと読む)


【課題】従来よりも効果的に孔空きを目立たなくすることができる筒状編地の外増やし方法を提供する。
【解決手段】後側編地部に続く編目列αを編成した後、給糸口を外方に移動させる間に、前側編地部の端部の編目よりも外方側のFBの空針Bに第一掛け目4を形成する(S1)。給糸口を内方に移動させる間に、第一掛け目4よりも外方側にあるFBの空針Aに第二掛け目5を形成した後に、前側編地部に続く新たな編目列βを編成する(S3)。編目列αと第一掛け目4に続く新たな編目列γを編成し(S4)、編目列βと第二掛け目に続く新たな編目列δを編成する(S5)。この一連の工程において、編目列βの始端の編目6を形成した後であって、第一掛け目に続く新たな編目を形成するまでの間に、編目列αの終端の編目3よりも外方側のBBの空針Bに第一掛け目を目移しする(S3)。 (もっと読む)


【課題】編地の編出し部を編成するにあたり、編地の編出し部が伸ばされて緩むことがないようにすることができる編地の編出し方法を提供する。
【解決手段】横編機の針床に係止される既成編地の最終コースのウエール方向に続く抜き糸20の編目を編成する(T1)。次に、抜き糸20の編目が係止されていない複数の空針に掛け目を形成することで編地の編出し部30を編成する(T2)。さらに、抜き糸20の編目と編出し部30の掛け目とを重ね合わせる(T3)。そして、編出し部30のウエール方向に続く編目列を、前袋編成と後袋編成により編成する(T4,T5)。 (もっと読む)


【課題】本発明は、天竺ジャカード柄を備える筒状編地において、柄を構成する配色編地に渡るウェール方向の渡り糸を筒状編地の内部に配置し、糸始末などの後工程を不要とすることができる編成方法と、その編成により得られる編地を提供することを目的とする。
【解決手段】グランド編地を後針床の折り返し位置で折り返してC字状に編成する際に、編成の途中で、グランド用の給糸口を編地領域外の位置で待機させ、配色用の給糸口を用いて配色編地を筒状に編成した後に編成を再開し、前記折り返し位置を跨いで隣接する編目を接合する工程と、グランド用の給糸口は、配色用の給糸口が待機する一方の針床の位置に対向する他方の針床の編針まで編成して停止し、グランド用と配色用の各給糸口とをグランド用の給糸口が移動してきた逆の方向に戻した後、編成を再開し、折り返し位置を跨いで隣接する編目を接合する工程を行う。 (もっと読む)


【課題】高伸縮性の伏せ目処理部を編成できる編地の編成方法、およびその編成方法を適用して編成された編地を提供する。
【解決手段】針床の長手方向に伏せ目が順次形成されていく方向を伏せ目方向LS、伏せ目方向LSとは逆方向を始端方向RSとしたときに、伏せ目処理の対象となる対象編目1のウエール方向に続く新たな二つの編目である第一編目2と第二編目3を、一方が表目、他方が裏目として形成する工程Aと、対象編目1に対して伏せ目方向に近接する近接編目4と、第二編目3とを重ね合わせる工程Bと、を備える。そして、工程Bで形成した重ね目を新たな対象編目1として規定し直し、上記工程Aと工程Bを繰り返す。 (もっと読む)


【課題】タックを用いることなく隣接する編地部を接合することができる隣接する編地部の接合方法を提供する。
【解決手段】第一編地部1と第二編地部2との境界X付近で手前側給糸口8からの編糸と奥側給糸口9からの編糸とを交差させた状態とした上で、奥側給糸口9から給糸される編糸によって第二編地部2の編目を少なくとも1目編成する(S4)。次いで、手前側給糸口8から給糸される編糸によって第一編地部1の編目を少なくとも1目編成して、手前側給糸口8から延びる編糸が第二編地部2の始端の編目21の根元部分に巻き付いて折り返された状態とし(S6)、奥側給糸口9から給糸される編糸によって第二編地部2の編目を少なくとも1目編成する(S8)。 (もっと読む)


【課題】 フックを閉じるように相対移動させる際に、タングが相対的に上昇する状態を一時的に保持させても、旧ループへの歯口下方への引張力でスライダーが後退し難くすることが可能な、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 タング6の底部は、摺接部6cと当接部6dとの間に段差部6eが形成され、従来形状6fよりも上側に凹む形状を有する。上縁6aで保持する編目は、歯口8の下方への引張力を受ける。編目への引張力は、当接部6dが平坦面4cに当接する方向とほぼ一致する。このために、平坦面4cに沿う方向の分力はほとんど発生しないので、スライダー5は後退し難くなる。当接部6dの形状が円弧状であれば、平坦面4bに対して常に垂直な方向の分力のみ発生し、平坦面4bに沿う方向の分力は発生させないので、さらにスライダー5を後退し難くすることができる (もっと読む)


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