説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】従来よりも更に編成効率を向上させることができる横編機を提供する。
【解決手段】両ハーフプレッサ7,8が、カムシステム200の中心線から離れた位置にある外側分割プレッサ(7A,8A)と、中心線から近い位置にある内側分割プレッサ(7B,8B)とに二分割されており、各分割プレッサ7A,7B,8A,8Bはそれぞれ独立して作用状態(選択用バット31に作用する状態)と不作用状態(選択用バット31に作用しない状態)に切り替え可能に構成されている。そして、外側分割プレッサ7Aが不作用状態となることで、内側分割プレッサ7Bにより選択用バット31が針溝内に沈み込まされる位置をカムシステム200の中心線側にシフトさせるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 サブローラの回転と開閉とに共通のモータを使用しても、伝動軸の回転の頻度を減らして、編糸が巻付くおそれを低減させることが可能な編地引下げ装置を提供する。
【解決手段】 伝動軸13の右側方には、共通の軸線13aを有して、サブローラ5を回転させる駆動力を受ける駆動歯車14が設けられる。駆動歯車14に噛合し、逆方向に回転する逆駆動歯車15も設けられる。駆動歯車14および逆駆動歯車15のブラケット7側に設けられる駆動プーリ17,18からはベルト19,20がサブローラ5,6の端部に架け渡される。ベルト19,20を軸線方向に関して同一の片側に設けるので、設置に必要なスペースを低減することができる。駆動歯車14の軸に内蔵されるワンウェイクラッチ30は、伝動軸13へ、サブローラ5,6間を開く方向の回転のみを伝動するので、伝動軸13の回転の頻度を減らして、編糸が巻付くおそれを低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】テーブル上に載置された柄入りのシート材を、パーツのパターンに沿って裁断する方法において、シート材の歪に応じて裁断用のデータを修正する。
【解決手段】
シート材2に対応する仮想平面11上に形成されたシート材の理論上の柄パターン12に、パーツのパターン22を配置すると共に、パーツ毎に柄合わせポイント14を設定する。次に、仮想平面11上に柄合わせポイント14を含む基準パターン15を形成する。次にシート材2に、プロジェクタを用いて合わせポイント14と基準パターン15を実寸で投射すると共に、基準パターン15の形状をシート材2の柄の形状に合わせて変形させることにより、基準パターン15の座標データを修正する。修正された基準パターン15の座標データに対応してパーツのパターン22の座標データを修正し、その座標データに基づいてシート材2を裁断する。 (もっと読む)


【課題】外側編地部と内側編地部とを備える多層構造の編地を編成するにあたり、外側編地部を総針状態で編成できる多層構造の編地の編成方法を提供する。
【解決手段】前後一対の針床を上下に2段備える4枚ベッド横編機を用いて、外側編地部(外前部1F,外後部1B)が下部前針床(FD)と下部後針床(BD)に総針状態で係止され、内側編地部(内前部2F)が上部前針床(FU)に針抜き状態で係止される標準配置から外前部1Fの編成コース数を増す。その際、内前部2Fが係止される側(基準側8)に対向する対向側9のBUに係止される外後部1Bの編目の一部を、FUに目移しする(S2,S3)。その目移しによって空針となった編針に基準側8から内前部2Fの編目を目移しし(S4)、外前部1Fの編成コース数を増す(S5)。そして、各部1F,1B,2Fの配置状態を標準配置に戻す(S6〜S8)。 (もっと読む)


【構成】
無縫製で筒状の外編地と無縫製で筒状の内編地と、外編地と内編地との間に充填されかつ外編地と内編地とに連結された充填糸とからなり立体筒状編地を提供する。筒状編地は、内編地で対象物を覆うように対象物に被せるもので、外編地と内編地とが同芯に、曲げもしくは径が縮拡されることにより、対象物の形状に合わせて成型されている。
【効果】
対象物の外形にフィットするように被せることができ、かつ縫製及び切断の手間が無い。 (もっと読む)


【課題】 タングを二枚のブレードで形成するスライダーを針本体に対して後退させるクリア時に、タングをスライダー溝に沈めるための案内を確実に行わせることが可能な、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 (b)に示すクリア時には、後部16cがカム12eで押上げられ、揺動部材16が下揺動関節16aと基体15の上揺動関節15cとの係合部を支点として揺動する。ブレード14は下降し、タング14aはスライダー溝12c内に沈められ、編目は針幹12bに沿って円滑に後退することができる。カム12eは、スライダー溝12cよりも後方に設けられるので、スライダー溝12cを形成する加工の影響を受けないで、針本体12と同等の幅で形成することができる。カム12eが作用する揺動部材16を、ブレード14よりも厚くすることもできるので、タング14aをスライダー溝12cに沈めるための押上げを確実に行わせることができる。 (もっと読む)


【課題】複雑な形状のフレームを用いずとも、所望形態の構造物を簡易に組み立てることが可能で、物体支持面の形状と各部位の弾性等を容易に適正化できる立体形状布帛を提供する。
【解決手段】布帛の縁部が枠部材で支持されて張設されることにより立体的な形状の布帛面を形成する立体形状布帛であって、布帛面を形成する布帛自体に、少なくとも糸種または/および布帛組織種が隣接部位とは異なる異種部位を少なくとも一つ混在させたことを特徴とする立体形状布帛。 (もっと読む)


【構成】
表編地と裏編地と、表編地と裏編地とを連結する連結糸とからなる立体編地を横編機により編成する。裏編地が内側に表編地が外側に表れ、立体編地が編地の幅方向に沿ってC字状に曲がるように、表編地と裏編地とを表裏不対称に編成する。
【効果】
パイプ等に簡単に被せることができ、平板からテープへの切断も、テープの側部の縫製も不要である。 (もっと読む)


【構成】
前後少なくとも一対の針床を備えた横編機により、立体編地を編成する。一対の針床の一方で表編地を他方で裏編地を、表編地の丈方向サイズが裏編地の丈方向サイズよりも大きくなるように、編成すると共に、表編地と裏編地との間を連結糸で連結する。編成された立体編地は、丈方向に沿ってC字状に曲がり、編み出し部と編み終わり部とが対向する。
【効果】
編成が簡単で、かつパイプ等に簡単に被せることができる。 (もっと読む)


【課題】 スライダーのタングが針本体のフックを越えて歯口に進出する場合に、案内を受けるカムへの掛り代を充分に確保することが可能な、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 スライダー13の基体15の後方アーム15cは、後部に段差15dが設けられ、段差15dの後側でニードルジャック6の分岐アーム6dとの隙間が大きくなる。タング4aがフック2aを越えて歯口14に進出すると、分岐アーム6dと段差15dの後側のみが対向するようになる。ニードルジャック6が針溝10内に沈められても、分岐アーム6dに段差15dの後側で大きな隙間Sを挟んで対向する後方アーム15cは沈みにくくなり、バット15bの沈む量を減少させ、カムへの掛り代を充分に確保することができる。 (もっと読む)


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