説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】 スライダーとしての結合部分を後工程で強固に固定する必要がない、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 (a)に示す基体11の上結合部11cとブレード12,13の下結合部12c,13cとを結合して、(b)に示す結合部分15を形成する。凹部12d,13dには、開口の幅よりも側壁間の幅が狭い狭幅部分12e.13eが設けられ、凸部11e部には、幅が狭幅部分12e,13eよりも広い広幅部分11gが設けられる。上下方向の挿入の途中で、凹部12d,13dが弾性変形して広幅部分11gは狭幅部分12e,13eを通過可能となるので、合成樹脂製品のスナップフィットと同様に、二枚のブレード12,13と基体11とを結合することができる。凸部11eの先端に設ける溝11dで凹部12e,13e下方のブレード12,13を挟むので、板厚方向に抜けないようにすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、横編機を用いて蓋付きポケットを、容易に編成する。
【解決手段】ベース編地から分岐して形成したポケットの開口部を覆う蓋部の編成において、開口部とポケット部の形成が完了した後に、ポケット部の上位のベース編地の編目列から分岐して、蓋部の始端部を形成する工程と、ベース編地を編成しつつ、ポケット部相当の編幅で蓋部の編成を行なう工程と、蓋部の終端部に解れ止めとしての伏目処理を行う工程、を行う。 (もっと読む)


【課題】針本体と2枚のスライダーとを有する複合針を備える横編機を用いて緩みのない編出し部を編成することができる編地の編出し方法を提供する。
【解決手段】編地を編出すにあたり、前後いずれか一方の針床(BB)に形成される基端コースの編目の一つである対象編目1に続く新たな編目である割増やし目2を形成しつつ、その基端コースの対象編目1を対向する他方の針床(FB)の編針に目移しすることを、針床長手方向の一方から他方に向かって繰り返す。その際、針床の長手方向に割増やし目2が順次形成されていく方向(紙面左方向)を形成方向としたときに、各割増やし目2は、給糸口8を前記形成方向と反対方向(紙面右方向)に移動させる間に編成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、型崩れがしにくく、高品質なポケットを有する編地とその編成方法を提案する。
【解決手段】ベース編地部2に対しポケット分岐部3では増し目されてポケット袋部4の始端となる。以降、ベース編地部2とポケット袋部4を編成する。さらにベース編地部を形成しつつ、前後針床で係止する編目列の領域にて、ポケット袋部相当の編幅で前後針床を使って袋編成を行ない、該袋編成で形成した前後の針床で係止する新たな編目を目移しして前記領域内で重ね目を形成し、重ね目にポケット袋部に連続するベース編地部としての新たな編目を形成する。しっかりとした袋状ベース編地部7を編成することで、しっかりとした2層の編地が形成でき、型崩れがしにくく段差も少ない高品質なポケットが得られる。 (もっと読む)


【課題】編地のウエール方向の離れた位置にある2つの編地部を繋ぐ渡り糸部がフリーの状態とならないように編成することができる編地の編成方法、およびこの編地の編成方法を適用して編成された編地を提供する。
【解決手段】編成を行う対象となる針床であるFBに対して奥側にある給糸口9からの編糸で先行編目列(FBの編針G)を編成し(S2)、その給糸口9を一旦、先行編目列の終端の編目(FBの編針G)よりも先行編目列側に移動させる(S3)。FBに対して手前側にある給糸口8を、先行編目列が形成されていく方向とは反対の方向に移動させることで、給糸口8から延びる編糸を給糸口9から延びる編糸の歯口上方側に交差させる(S3)。そして、給糸口9で先行編目列の残りである後行編目列を編成する(S4)。 (もっと読む)


【課題】 セレクタレイジングカムの出没パターンが固定されずに、多様化や自由度を高めることが可能な、横編機の選針装置を提供する。
【解決手段】 各セレクタレイジングカム2は、それぞれ駆動源として双安定ソレノイド4を設けて、個別に出没可能にする。セレクタレイジングカム2をキャリッジの走行方向に応じて固定される出没パターンに従って出没させるのではなく、個別に出没を切換えることができるので、使用するカムシステムの組合せを変えることなどで、多様な編成の要求に対応させることができる。 (もっと読む)


【課題】 セレクタレイジングカムの出没パターンが固定されずに、多様化や自由度を高めることが可能な、横編機の選針装置を提供する。
【解決手段】 カムシステム11A,11B間の選針装置1A,1Bのセレクタレイジングカム2は、キャリッジの走行方向の先行側で、切換機構3で針床側に突出する方向に付勢されても、ロック機構6で没の状態を継続するようにロックすることができる。セレクタレイジングカム2を固定される出没パターンに従って出没させないので、使用するカムシステムの組合せを変えることなどで、多様な編成の要求に対応させることができる。 (もっと読む)


【課題】度山補正値の変化分当たりのループ長の変化が針床によって異なっても、目標のループ長で編目を編成できるようにする。
【解決手段】少なくとも前後一対の針床を備えた横編機に対して、各針床の度山カムを度山補正値に応じて制御し、かつ横編機で形成された編目のループ長と、編目のループ長の目標値との差に応じて、度山補正値を更新する。各針床に対して共通の変化分で度山補正値を更新するか、針床により異なる変化分で更新するかを設定し、設定に従い各針床の度山補正値を更新する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、編地の最終コース以降の伏目部分での引張り強度を上げ、厚みを持たせてしっかりとした伏目部分を得るための伏目処理方法を提案する。
【解決手段】一方の針床に係止した伏目処理の対象となる編目列の編目に対して、他方の針床に増し目を形成する工程1と、前後の針床で係止する編目列の始端から終端側への2目〜10目の領域にて、前後の針床で袋編み又はリブ編みを行なって新たな編目を形成する工程2と、前記袋編み又はリブ編みで形成した前後の針床に係止する新たな編目を目移しして、前記領域内で重ね目を形成し、該領域の始端側の編目を減らす工程3、とを備え、前記重ね目を始端として終端側へ順次、前記工程2と工程3を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】 一段階で、必要な選針が可能となる選針装置を提供する。
【解決手段】 選針アクチュエータ50は、B選針バット44cおよびH選針バット44dを押圧するためのB選針爪50aおよびH選針爪50bを、それぞれ対応する数だけ備えている。選針アクチュエータ50は、電磁的にB選針バット44cおよびH選針バット44dへの押圧をそれぞれ個別に制御可能である。B選針爪50aが押圧すると、セレクタ44は針溝42c内で沈んで、B選針の状態となる。H選針爪50bが押圧すると、セレクタ44は針溝42c内でB選針より浅く沈み、H選針の状態となる。B選針爪50aおよびH選針爪50bによる押圧が行われなければ、セレクタ44は針溝42c内で沈まず、A選針の状態となる。一段階の選針で、前進バット44bを、軌跡44bA,44bH,44bBに分け、セレクトジャック43を三つのポジションに案内することができる。 (もっと読む)


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