説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】ウェール方向に連続する柄を傾斜させる際に傾斜柄を簡単に編成することができる袋状の編地およびその編成方法を提供する。
【解決手段】横編機の前後針床FB,BBの各編針に給糸して編出し部10を編成し、編出し部10の編目に続く編地の領域において軸線方向で3つの領域に区分し、その中央に寄せを行う第2編地領域3を定め、この第2編地領域3での左側への寄せによりウェール方向に連続する柄を傾斜させるとともに、当該領域3の右端で増やしを行いかつその左端に連続する第3編地領域4で減らしを行って傾斜柄32を備える編地を編成し、傾斜柄32の左端側を閉塞する5枚のハギ41を引き返し編成により形成しつつ隣接するハギ41の編地でのウェール方向の始端と終端の編目同士を接合し、前後の針床FB,BBの各編針により編成したウェール方向最終端の編目同士を接合し、帽子を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数の指袋と該指袋と繋がった胴部を有する指袋付き筒状編地において、手や足指を装着した際にフィット感を高める編成方法と、その編成により得られる編地を提供することを目的とする。
【解決手段】横編機を用い、複数の指袋と該指袋と繋がった胴部を有する指袋付き筒状編地を編成する際、切り欠き領域を一方の針床に形成した複数の指袋を形成する。その切り欠き領域に対し、上下反転する位置に胴部の切り欠き領域がくるようにマチ部を編成することで、指袋が胴部から曲って繋がる形状として胴部の一面側が形成される。さらに胴部の他面側を形成する。 (もっと読む)


【課題】 開閉体と基体との結合の際の位置決めが容易で、結合部には大きな力が印加されにくい、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 スライダー11の開閉体12となるブレード13,14と基体15との結合部16は、基体15の一側面に、上段13e,14eの長さに対応して形成する結合溝15bに設け、上段13e,14eを結合溝15bに嵌合させ、接続部13d,14dの後端を当接面15cに当接させて、前後方向の位置決めを行う。ブレード13,14の後部を、上段13e,14eと下段13c,14cとに分けるので、前後方向の長さを短縮することができる。上下方向の位置決めに必要な力は、下方から容易に作用させることができる。ブレード13,14の前方がスライダー溝17dの底面などから受ける力も、下段13c,14cが撓んで吸収し、結合部16には印加されにくくすることができる。 (もっと読む)


【構成】 元画像にFFTを施し、ローパスフィルタで処理し、逆フーリエ変換を施す。逆フーリエ変換後の画像をアフィン変換し、画像の一部を移動させて組み替える。FFT等と、アフィン変換、組み替えの順序は任意である。
【効果】 任意のピッチでシフトさせた送り柄を実現できる。 (もっと読む)


【課題】容易に組み立てることができるように形成されたシンカー本体とバネ部材とを組み合わせてなる可動シンカー部材と、その可動シンカー部材を用いた可動シンカー装置を備える横編機を提供する。
【解決手段】横編機100の針床1の歯口側先端部に回動可能に取り付けられる可動シンカー装置に用いられる可動シンカー部材αである。可動シンカー部材αは、回動軸となる支持部42の中心周りの一方に回転したときに針床1の編針3に係止される編地のシンカーループに作用して編地を押し下げる板状のシンカー本体4と、シンカー本体4に係合し、シンカー本体4を回動軸周りの一方に付勢する線細工バネ(バネ部材)5と、を備える。シンカー本体4とバネ部材5とはかしめにより係合されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ニット編地に対して、後工程の刺繍などで表現するような小さな色柄の形成を、編地の編成として簡単に表現することができる編成方法とその編地を提供することを目的とする。
【解決手段】第1編地の編成を行い、その第1編地の一部の連続した複数の編目を対向する針床の空針に移動させる。さらに移動した複数の編目を係止する編針とその編針に対向する針床の空針を用いて、第2編地の編出し編成を行う。編出しに用いた編針に係止する編目のうち、少なくとも編出し編成で形成した掛け目に続いて第2編地を編成し、対向する針床の編針に移動させた第1編地の一部の連続した複数の編目、またはその編目に続く新たな編目を、移動する前の針床に戻すことで第2編地の編目と重ねた後に、第1編地の編成を行う。 (もっと読む)


【課題】編地の編成にあたり内増やしを行う際、増し目の形成箇所における孔空きを効果的に防止するための内増やし方法を提供する。
【解決手段】横編機を用いて内増やしを行うにあたり、それぞれ複数の編目からなる先行編目列1、中間編目列3、後行編目列5の順に編成する。その際、先行編目列1の編成後で中間編目列3の編成前に一側増し目2を形成すると共に、中間編目列3の編成後で後行編目列5の編成前に他側増し目4を形成する。これら増し目2,4はそれぞれ、先行編目列1の編幅内と後行編目列5の編幅内に挿入する。これにより、編地の編幅を増し目2,4で増加させつつ、その増し目2,4の形成箇所における孔あきを防止する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で、摺動抵抗を小さくして、タングによるフックの開閉精度も高めることができる、横編機の複合針を提供する。
【解決手段】 ブレード1,2は、タング1a,2aの曲げがなく、タング1a,2aの後方には湾曲しない直線形状部1b,2bが設けられているので、仕上り形状が安定し、加工を容易に行うことができる。ブレード1,2の下部がブレード溝内で湾曲していないので、摺動抵抗を小さくすることができる。タング1a,2a後部の後部からブレード溝外に出る肩部1c,2cは、前端側が接近して当接するように、対向する相互間で内向きに曲げられて当接部1f,2fが形成されているので、センタリング効果を得ることができる。タング1a,2a間生じる隙間を保つので、フック3aがタング1a,2a間を開く際の抵抗を小さくし、フック3aの開閉精度を高めることができる。 (もっと読む)


【構成】
前後一対の針床を備え、一方の針床が他方の針床に対し、サーボモータによりラッキング自在な横編機に、針床のラッキングを禁止するためのブレーキを設ける。編地の編成データに基づき、編地もしくはキャリッジから針床に加わるスライド力を求め、求めたスライド力が第1の所定値以下で、かつサーボモータにより針床をラッキングさせない際に、サーボモータの励磁を解除すると共にブレーキをオンする。
【効果】
針床の不用意な移動を防止しつつ、針床をラッキングさせるサーボモータをサーボブレーキとして用いる頻度を減らし、省電力化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、編地の途中で左右に分岐する分岐部で、左右の編目を交差させる場合に、分岐部に適度な強度を有しながら外観が綺麗に見える分岐部の編成方法とその編地を提供することを目的とする。
【解決手段】横編機を用いて編地を分岐部で左右に分岐する際に、分岐部領域内の表側に編目を編成し、分岐部領域内の裏側の空針で増目を行う場合に、該増目した編目と、該増目した編目に対峙する表側の編目が繋がり、該増目した編目には新たな編目を編成し、分岐部を挟んで表側に位置する左右の編目は交差せず、裏側に位置する左右の編目は交差による交差部を形成する。 (もっと読む)


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