説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】 針床の櫛状プレートおよび編針の裏面と、編目抑止板との間に生じる隙間に編糸が噛み込む問題を解決することができる編目抑止板を備えた横編機を提供する。
【解決手段】 編目抑止板5を備えた横編機1において、上方受け部材8は、針床2の歯口7近傍に屈曲部25を形成すると共に、針床面10の法線方向に延びて編目抑止板5の上端面16に当接する第1作用部26と、編目抑止板5の裏面23に当接する第2作用部27とを有し、第1作用部26と第2作用部27とは屈曲部25を介して連続するように構成する。これにより、編目抑止板5は、第1作用部26によって針床2の歯口7側へ離間しないように規制されるとともに、第2作用部27によって櫛状プレート3および編針4の裏面9からも離間しないように規制され、歯口7近傍に生じる隙間14を好適に狭めて編糸の噛み込みを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】肩部の傾斜角度を設定する場合には、1目減らしや2目減らし等の減らし処理の組み合わせで形成しており、型紙通りの傾斜角度が必要な場合にはその角度の形成が難しい。本発明では、横編機により型紙通りに傾斜角度を設定できる袖山頂部より延伸する肩部を備えるニットウェアとその編成方法を提供する。
【解決手段】前後針床の少なくとも一方がラッキング可能な横編機を用い、前後身頃の各終端編目間に袖山頂部より延伸する肩部を備えるニットウェアの編成方法において、袖山頂部の形成後、前身頃と後身頃をそれぞれ、終端の編目まで形成する工程と、
前記工程に続いて、針床に係止する袖山の編目に続けて折り返し編成を行い、該折り返し編成の任意の編成コース端部近傍の編目と前後身頃の終端の編目を接合する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、編地の途中で左右に分岐する分岐部で、左右の編目を交差させることで分岐部を強化する場合に、容易に分岐部での交差を編成でき、且つ外観を損なうことのない分岐部の編成方法とその編地を提供することを目的とする。
【解決手段】横編機を用いて、交差部の形成に先立って、分岐部を境界として編地を左右に分離して編成を行なう際に、分離して編む編地の分岐部を挟む左右の編目のそれぞれに対して、編地の裏側で増し目を形成し、続いて増し目とそれに対峙する表側の編目に続く新たな編目を袋編みで形成した後、分岐部を挟む左右の編目を交差して交差部を形成する。 (もっと読む)


【課題】組み立て部材の形状や製作工程が煩雑とならず、製作が簡単でかつサイズ調整ができるダンボールで形成された土台部を有するニット製家具を提供する。
【解決手段】帯状のダンボールをロール状に巻き所望のサイズに形成した土台部と、横編機で形成した無縫製ニットであり、開口部の周縁に袋状組織を配した筒面と、その袋状組織内に挿通する緊縛可能な紐部材と、複数の三角形で形成された閉じ面による袋状のニットカバー部とを備えた、製作が簡単でかつサイズ調整できるニット製家具である。 (もっと読む)


【課題】ニットウエアのV首部を編成する際、衿幅に対して剣先丈の割合が高くなり、V首中央部先端18がより突出した形となってV首部尖端22の衿部と身頃の境界ライン23が歪み、目立ってしまう場合がある。本発明では、衿部の組織に関わらず、V首部尖端22の衿部と身頃の境界ライン23を崩れないようにする編成方法を提供する。
【解決手段】ニットウエアのV首部を編成する方法において、V首中央部の両端の編目と繋がる右衿部と左衿部を編成しながら外側に向けて移動し、その外側に位置する右側前身頃と左側前身頃に重ね目してV首部を形成する際、割り増やし編成やミス編成を行い、剣先丈を減らし、衿幅に対する剣先丈の比率を下げる。 (もっと読む)


【課題】 リブ組織の編み出し部において、滑りが悪く伸縮しない編糸の場合でも、伸ばされた編み出し部の渡り糸のはみ出しを抑えて見栄えを改善する編成方法とその編地を提供する。
【解決手段】リブ組織の編み出し方法において、一方の針床と他方の針床に交互に編糸を掛け渡して編み出し部の始端とする工程と、少なくとも一方の針床の編目または掛け目を係止する編針に対して平袋編み編成を行い編み出し部の終端とする工程と、編み出し部の始端と終端を形成する間に捻れ目を形成する工程と、前記編み出し部の形成後に繋がるリブ部の配列に移行する編み出し部の終端編目の移動工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】 横編機を人力で駆動することで、編成工程を体感することができる人力駆動可能な横編機を提供する。
【解決手段】 駆動受入機構3には、人力が駆動源として受入れられる。駆動伝達機構4は、駆動受入機構3に受入れられる駆動力を、横編機本体2のキャリッジ駆動機構5に伝達する。横編機本体5での編地の編成途中の状態や、編成工程完了後の成績データなどは、表示装置6に表示される。人力駆動可能な横編機1は、有料で動作させることもできる。キャリッジの位置を検知しながら、キャリッジが編幅外に出る際にパウダーブレーキなどを作動させれば、人力駆動に対する負荷の急減を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】 十分な厚みがあって強度を有する防護用編地を、簡単に得られる編成方法を提供する。
【解決手段】少なくとも前後一対の針床を有する横編機を用いて、表編地と裏編地に対し、それぞれの編地を交互にミス編成を行いながら筒状に編成する。表裏編地に対してそれぞれn本置きに編成し、順次、編目をずらしながらn+1回でコース方向の1編目列の編目を形成する。その形成途中に表裏の編地を接合し、パラ系アラミド繊維、PBO(ポリパラフェニレン・ベンゾビス・オキサゾール)繊維、ポリアリレート繊維、ポリエチレン繊維等の高強度糸を用い、厚みと強度を持った防護用編地を形成する。(但し、nは1以上の整数。) (もっと読む)


【課題】 2x1リブ組織の状態から複数の編目列を移動することを繰り返し、効率よく内増やしや内減らしが行える編成方法を提供する。
【解決手段】
2x1リブ組織の基本パターンを構成する編目A,B,C,Dを前針床の第1針に編目Aと第3針に編目D、後針床の第1針に編目Bと第2針に編目Cを針床上の所定区間の針に対して繰り返し配置して、その区間の任意の編目位置を定めて内増やしまたは内減らしの境界とし、境界の左右どちらかに、編目Aと編目Dを第1グループ、編目Bと編目Cを第2グループとしたときに空針を用いて、一方のグループの目移しを先行し、目移しを行う各編目は順次、連続した1往復の目移しを行って、目移し前に係止していた隣りの編針に移動するステップと、他方のグループの目移しを順次行い、目移しを行う各編目は順次、連続した1往復の目移しを行って、目移し前に係止していた隣りの編針に移動するステップを行なう。 (もっと読む)


【課題】 新たな機構の付加をできるだけ避けて、筒状編地の境界部での編目の不揃いと割れの発生を防止することが可能な筒状編地編成用横編機を提供する。
【解決手段】 ジャックガイドカム25は、逆方向23Rでジャック13の駆動バット13aが通過する通過経路23RH,23RLに臨む。編針11の戻し量にΔLの差を生じさせるため、駆動バット13aの針溝からの突出量に高低の差を設け、ジャックガイドカム25のカム板2aの表面からの高さを中山カム3などよりも低くしておく。実線で示すように、ジャックガイドカム25の上縁25aでは、高く突出する駆動バット13aのみ戻すようにし、破線で示すように、低く突出する駆動バット13aは戻さないで通過させる。 (もっと読む)


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