説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

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【課題】 歯口での編糸のシンカ溝への落下を確実に防止する。
【解決手段】 可動シンカ16は、横編機11の針床12の歯口13側先端に形成されるシンカ溝12cに少なくとも一部が収容され、シンカ溝12cよりも突出する部分が歯口13に進退揺動可能である。可動シンカ16は、薄肉部16dと厚肉部16cとを有する。薄肉部16dは、シンカ溝12cに収容される部分を含む内縁側で、シンカ溝12cの幅よりも薄い。厚肉部16cは、シンカ溝12cよりも歯口13側に突出する外縁側で、シンカ溝12cと薄肉部16dとの間の隙間を覆うように形成される。厚肉部16cは、シンカ溝12cの幅よりも厚く、シンカ溝12cと薄肉部16dとの間の隙間を覆うので、この隙間に編糸が落込むのを確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】着用しやすく、着用した際に突っ張り感が少なくフィット性が高い指袋部を有する靴下または手袋、そして、その靴下または手袋の指袋部の編成方法を提供する。
【解決手段】左右方向に延び、かつ、前後方向に互いに対向する少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床の少なくとも一方が左右にラッキング可能で、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて指先から編成する指袋付きの靴下または手袋の指袋部の編成方法であって、指股部において、甲側の編地の編幅方向長さが、裏側の編地の編幅方向長さより長くなるように指袋部を回転させて各指袋部を指股部で接合する。指股部における甲側の編地の編目は減らすことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】可動シンカーを備えていない横編機であっても、確実に増し目を形成でき、急激な増やしが行える編地の編成方法を提供する。
【解決手段】横編機を用いて編幅端部において増やしを行いながら編地を編成する編地の編成方法。編幅端部において増やしを行う編地部分について、既に編成された編地部分の最終コースの編幅端部の編目のうち、少なくとも一方の編目に対して、最終的に形成される増し目の総目数よりも少ない2目から10目の編み出し編目が形成されるように、前記編幅端部の編目の編幅外方の空針にインターロック編成を行った後、既に編成されている編地部分の編目に連続する編目と、この編地部分に近い側の前記編み出し編目に連続する増し目を形成していく動作を全ての増し目が形成されるまで繰り返していく。 (もっと読む)


【課題】 可動シンカを備える横編機でも、編糸係止ワイヤを確実に保持して天歯を形成することができるようにする。
【解決手段】 ヤーンガイドスペーサ17で、歯口13側に突出するヤーンガイド部17aには、抜き穴17bが設けられ、抜き穴17bの下縁側に貫通孔17cが設けられる。貫通孔17cには、編糸係止ワイヤ21が針床12の長手方向に貫通する。編糸係止ワイヤ21が天歯として針床12の歯口13側先端で長手方向に貫通していても、可動シンカ16の弧状腕部16cに弧状の長孔16dを設けて、可動シンカ16の揺動変位を可能にする。 (もっと読む)


【課題】横編機により、内側筒部と外側筒部とを同時進行で編成しながら、内側筒部に対して外側筒部を独立した筒状として形成できる二重の筒状編地の編成方法を提供する
【解決手段】内側筒部2と外側筒部1の各前側編地部を前後一方の針床に付属させ、内側筒部2と外側筒部1の各後側編地部を前後他方の針床に付属させる。少なくとも2つの給糸口を用い、そのうちの1つの給糸口から給糸される糸を用いて、内側筒部2を形成し、他の給糸口から給糸される糸を用いて外側筒部1について往コースで形成した編目に続く編目を復コースの編成で形成する折り返し編成を行う。折り返し部の境界で編目同士を繋ぐことにより筒状の外側筒部1を形成する。内側筒部2の編成と外側筒部1の編成を行う際、内側筒部2を編成する糸と、外側筒部1を編成する糸が互いに交差しないように、それぞれの給糸口を移動させながら行う。 (もっと読む)


【課題】筒状編地を、捻れ目を発生させることなく、前後編地をウエール数が異なる状態で非対称に、効率よく編成する。
【解決手段】前側編地と後側編地のウエール数に違いがある筒状編地1を編成する際に、筒状編地1を回し込みながら、ウエール数の多い前身頃2を途中で繋ぎ交互に編成する。両側の針床に係止する編地のウエール数を同等としてき、一方の境界線4Rからウエール数の多い前身頃2の編地を、編幅の途中の繋ぎ目2L,2Rまで編成する。他方の境界線4Lが針床間に位置するように回し込み、前身頃2の境界線4Lから繋ぎ目2L,2Rまで編成し、連結するように繋ぐ。一方側と他方側とからの編成では、それぞれの針床で途中まで編地を編成すればよく、予め捻れ目を形成して、編地を回し込みながら交互に繰返すことで、(f)に示すような立体的な筒状編地1を効率よく編成することができる。 (もっと読む)


【構成】 編地用のインクジェットプリンタ2のプリントヘッド8と一体に、デジタルカメラを用いた測色ヘッド10を取り付け、XY方向に移動自在にする。デジタルカメラでカラーチャートの境界のマークを認識して、撮影位置を補正する。またカラーチャートの白色の部分との明度比とを用いて、カラーチャートの各部分の明度を定める。
【効果】 編地用のプリンタ上で、プリンタの校正やプリントした編地の色の検査ができる。 (もっと読む)


【課題】着用時、腕を上げ易いシームレスニット、身頃への袖の接合強度の改善及び身頃への接合部の上部で袖に肩下がりを形成するニットガーメントとその編成方法及び編成プログラムの提供。
【解決手段】身頃と筒状の袖とを無縫製で接合したニットガーメントにおいて、身頃の両脇側に脇側で高く胸や背側で低い突き出しを設け、この突き出しに左右の袖の下部を接合することにより、不着用の自然な状態で、身頃側から袖口へ向けて袖が上向きになるように編成する。 (もっと読む)


【課題】 安定して目移しを行うことができるように、受け渡しを2コブのタイミングで行うことができ、かつキャリッジの大形化を避けることができる複合カムシステムを提供する。
【解決手段】 複合カムシステム1は、編針として複合針を使用することができる。ニードルレイジングカム3、トランスファカム4およびニッティングカム5,6は、複合針の針本体に設けられるバットに作用する。複合針のスライダに設けられるバットには、スライダカム7が作用する。針本体およびスライダのバットに対する目移しでの案内経路8,9は、受け渡し用8a,9aおよび受け取り用8b,9bであり、編成用8c,9cと切換えられる。受け渡し用8a,9aの経路では、3つのコブのうちの2つを使用して、複合針20としての目移し動作を円滑に行わせることができる。 (もっと読む)


本発明は、人体形状の測定などの距離測定装置に関するものであり、人体に沿ってホーンアンテナを昇降させ、十数GHz程度のマイクロ波を周波数を変化させながら放射し、人体からの反射波と進行波との定在波を検出し、DC成分を除去した信号に対してフーリエ変換を行い、人体までの距離を算出する。
高精度に距離測定を行うため、検出した定在波の強度がほぼ一定となるように発信源にフィードバックを行う。
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