説明

古野電気株式会社により出願された特許

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【課題】不定性を生じさせることなく、物標の相対速度を広範囲にわたって検出可能なレーダ装置を提供する。
【解決手段】船舶用レーダ装置は、信号発生部と、送信タイミング制御部と、相関処理部と、速度検出部と、を備える。信号発生部は、送信パルス信号を発生させる。送信タイミング制御部は、連続する所定数の送信パルス信号の送信間隔が、それぞれ異なるように送信タイミングを制御する。相関処理部は、送信パルス信号の波形と、物標で反射した受信信号の波形と、の相関処理を行う。速度検出部は、異なる送信間隔で送信された複数のパルス信号に対する相関処理結果に基づいて、物標の速度を検出する。 (もっと読む)


【課題】コヒーレント積分を行う場合において、干渉成分による影響を軽減した信号処理装置を提供する。
【解決手段】ソート処理部153は、振幅値に応じてデータ列を並び替える処理を行う。閾値検出部154は、ソート処理部153によって並び替えられたデータ列の中から、振幅値の小さい順に複数点のデータを選択する。そして、閾値検出部154は、選択したデータの平均値を算出し、この平均値に所定の係数αを掛けた値を閾値として算出する。ゼロ置換処理部151は、閾値検出部154から入力された閾値と、各データの振幅値とを比較する。閾値以上の振幅値を示すデータが存在した場合、そのデータ(スイープメモリ13から入力した複素信号)を0に置換し、コヒーレント積分処理部161に出力する。閾値未満の振幅値を示すデータは、スイープメモリ13から入力した複素信号をそのままコヒーレント積分処理部161に出力する。 (もっと読む)


【課題】調整機構等を精密な部品を用いることなく、低背化できる簡素な構成の、導波管を入出力とするダイオードリミッタ装置を提供する。
【解決手段】導波管下板30は所定深さの溝が形成されたアルミニウム板である。導波管上板31は所定厚さの単純なアルミニウム板である。導波管下板30に形成されている溝と導波管上板31とで囲まれた空間によって導波路及び共振器が構成されている。導波管共振器34と導波管32,36との境界部分には、幅方向を狭めた窓33,35が形成されている。同軸共振器37は、中心導体38とその周囲の部分円柱状の空間とで第2の共振器を構成している。中心導体38の先端と導波管上板31との間には間隙が生じていて、その間隙にPINダイオード41が接続されている。これにより、導波管を入出力とし、途中に同軸共振器37と導波管共振器34が挿入された回路が構成される。 (もっと読む)


【課題】送信パルス幅が変動した場合においても適切なフィルタ処理を行うことができる信号処理装置を提供する。
【解決手段】CPU23のフィルタ係数演算部232は、送信パルス幅検出器22が検出した送信パルス幅、および局発周波数制御部231が検出したIF信号の中心周波数に基づいてデジタルフィルタ19のフィルタ係数を演算し、設定する。信号抽出部17は、CPU23のフィルタ係数の演算、設定が終了すると、メモリ18に記憶しておいたIF信号(デジタル信号)をデジタルフィルタ19に出力する。 (もっと読む)


【課題】マグネトロンの予熱時間を良好に短縮することができる陰極加熱装置を提供する。
【解決手段】マグネトロンの陰極加熱装置は、ヒータ26と、電流検出計22と、制御部27と、を備える。ヒータ26は、マグネトロン25の陰極をジュール熱によって加熱する。電流検出計22は、ヒータ26に流れるヒータ電流の電流値を検出する。制御部27は、ヒータ電流の電流値の変化量に基づいて、マグネトロン25の予熱の完了を判断する。 (もっと読む)


【課題】雑音成分のレベルによる影響を抑圧して、より確実な探知画像を形成する。
【解決手段】ビーム形成前処理部13は、各送受波器からの受波信号に対してTVG処理等のプレ増幅処理を行う。受信ビーム形成部14は、プレ増幅処理後の受波信号を用いて、所望の方向を最大感度方向とする受信ビーム信号を形成する。雑音計測部31は、エコー成分を含まない受波信号から雑音成分レベルを検出する。補正ゲイン決定部32は、雑音成分レベルと、ビーム形成前処理部13のダイナミックレンジの最大値と、TVG処理のゲインとに基づいて、追加ゲインを算出する。補正ゲイン決定部32は、ビーム形成後処理部16のデフォルトのゲインと追加ゲインとを加算して補正ゲイン係数を設定し、ビーム形成後処理部16へ与える。ビーム形成後処理部16は、与えられた補正ゲイン係数で受信ビーム信号を増幅する。 (もっと読む)


【課題】従来のアンテナ装置よりも小型化しながら、機械的負荷を低減したアンテナ装置を提供する。
【解決手段】給電用導波管12は、管軸方向が長軸の途中でX方向側にオフセットされ、固定台14との接続位置が、スロット導波管11との接続位置よりも正面側にオフセットされている。給電用導波管12は、固定台との接続箇所が正面方向にX1だけオフセットされているため、アンテナ装置1の回転中心位置は、アンテナ装置全体の重心位置に近づくことになる。そのため、本実施形態に示すアンテナ装置1の構造であれば、給電用導波管12を後方に配置してアンテナ装置の高さを抑えながらも、ロータリジョイント等の各種部品に懸かる機械的負荷を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】分解能が低下するのを抑制しながら、グレーティングローブを低減することが可能な探知装置を提供する。
【解決手段】水中探知装置は、複数の振動子と、複数の振動子により受信した受信信号に基づいて、ビームBl1を形成する第1ビーム形成部と、複数の振動子により受信した受信信号に基づいて、ビームBl2を形成する第2ビーム形成部と、ビームBl1とビームBl2とを最小値合成することにより、受信ビームBl3を算出する算出部とを備える。 (もっと読む)


【課題】画像処理を行うことによりビームサブ偽像を低減する偽像低減装置を提供する。
【解決手段】ビームサブ偽像検出部154は、各距離における極座標画像データについて、所定レベル以上の値を示す画素がスイープ方向に連続する数を算出し、連続スイープ数が閾値Th以上であれば、偽像候補として抽出する。また、ビームサブ偽像検出部154は、偽像候補の方位方向の幅と、距離方向の幅とに基づいて、ビームサブ偽像を検出する。 (もっと読む)


【課題】レベルの異なるエコー成分を同等レベルまで増幅するAGC処理時に高いSN比を実現する。
【解決手段】第1ビーム形成部31は、各受波信号を複数のグループに分割し、グループ毎に一次ビーム信号STBを形成する。第1フィルタ処理部32は、各一次ビーム信号STBに対して帯域制限型のフィルタ処理を行う。これらのビーム形成処理および帯域制限処理により、一次ビーム信号STBのSN比は、受波信号のSN比よりも大幅に高くなる。フィルタ処理後の一次ビーム信号STBは、TVG処理部33によりTVG処理された後に、AGC処理部34へ入力される。AGC処理部34は、一次ビーム信号STBのレベルをクリップレベルまで増幅して、第2ビーム形成部35へ出力する。第2ビーム形成部35は、AGC処理後の一次ビーム信号STBを用いて受信ビーム信号を生成する。 (もっと読む)


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