説明

一般財団法人ファインセラミックスセンターにより出願された特許

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【課題】アルミニウムによって還元されにくく、高温まで加熱しても相変化しないコーティング膜を形成することができる安定なゾル、及び該ゾルの製造方法を提供する。
【解決手段】スピネル前駆体ゾルは、アルミニウムアルコキシドの加水分解物とマグネシウムイオンとの反応生成物のコロイド粒子がpH1〜5の水系溶媒に分散しているものであり、300℃〜400℃でスピネル化する。また、その製造方法は、マグネシウム塩の水溶液に、アルミニウムアルコキシドを有機溶媒に溶解させることなく添加して80℃〜95℃の温度下で加水分解させ、生成したアルミニウムアルコキシドの加水分解物とマグネシウムイオンとの反応生成物を、水系溶媒のpHを1〜5に調整して解膠するものである。 (もっと読む)


【課題】溶融アルミニウム合金に対する耐食性に優れるチタン酸アルミニウム焼結体、及びそれを用いたアルミニウム合金鋳造用耐火物を提供する。
【解決手段】本発明のチタン酸アルミニウム焼結体[結晶粒径(長径);2〜15μm]は、アルミニウム合金の溶湯(溶湯温度;約660〜740℃)中において、粒界き裂が閉塞した状態であることを特徴とする。また、本発明のアルミニウム合金鋳造用耐火物は、前記チタン酸アルミニウム焼結体を用いてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単純な積層構造でありながら、可視光領域に近い短波長の近赤外領域から赤外線を反射できる断熱ガラスを提供する。
【解決手段】ガラス基板2上に、透明導電層4と、近赤外線領域における屈折率が透明導電層4の屈折率より相対的に高い高屈折率層3とが交互に複数周期で積層されている。高屈折率層3は屈折率に波長依存性が殆ど無いが、透明導電層4は屈折率に波長依存性があり、可視光線領域では高屈折率層3と透明導電層4の屈折率は同レベルであるが、近赤外線領域においては高屈折率層3と透明導電層4の屈折率に差が生じている。周期構造の光入射側最表面は透明導電層4aとする。光入射側最表面の透明導電層4aの膜厚は、これ以外の他の層3・4の膜厚と比べて最も大きくし、且つ他の層3・4の膜厚もしくは光学膜厚は全て同じとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】発光強度が強く発光スペクトル幅の広い発光体を提供する。
【解決手段】発光体は、シリコンと炭素と酸素とを含んでいる。この発光体が有する発光領域は、シリコンに1つの炭素と3つの酸素が結合したC−Si−O3結合を有している。 (もっと読む)


【課題】電極構築工程における反応を抑制できる電極用スラリー、当該スラリーを用いたSOFCの製造方法を提供する。
【解決手段】固体酸化物形燃料電池の電極を構築するに際して、電極構成元素カチオンを溶解した溶液を電極スラリー用バインダーとして準備し、前記電極の構成材料粉末と前記バインダーとを混合する電極スラリーを調製し、前記電極スラリーを固体電解質4又はその材料を含む層表面に供給して焼成して、燃料極6及び空気極8をもつ固体酸化物形燃料電池2を作製する。 (もっと読む)


【課題】 成膜過程、又は成膜終了後の熱処理において、成膜した膜間に剥離が生じない超電導膜成膜用基板、超電導線材、及びそれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】 金属からなる基体と、この基体の直上に形成された酸化クロムを主体とする酸化物層とを具備することを特徴とする超電導膜成膜用基板。この超電導膜成膜用基板上に、超電導層を形成したことを特徴とする超電導線材。金属からなる基体の直上に、酸化クロムを主体とする酸化物層を形成する工程を具備することを特徴とする超電導膜成膜用基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】同一のSiC薄膜形成プロセスの進行中に、基板の前処理段階(昇温過程および高温過程)および基板上への薄膜の成長段階において、あるいは更に降温段階において、供給する炭化水素ガス種を瞬時に切り替えて、各段階に最適な種類の炭化水素ガスを供給できるCVDによるSiC薄膜形成装置を提供する。
【解決手段】SiC単結晶の薄膜を成長させる基板14を保持するサセプタ12を内蔵したCVD反応容器10、および該CVD反応容器にそれぞれ接続されたSi原料ガスの供給器26および炭化水素ガスの供給器28を備えたSiC薄膜形成装置において、上記炭化水素ガスの供給器は、それぞれ相互に独立して供給を制御可能な複数の炭化水素ガス源C1、C2、C3に接続されている。 (もっと読む)


【課題】特定の複合部材と金属部材との摺動面の間に炭化水素燃料が介在することにより、両部材の摩耗が抑えられる摺動構造を提供する。
【解決手段】本発明の摺動構造は、セラミックス(窒化ケイ素、サイアロン等)に繊維状カーボン(カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブ)を分散させた複合材料からなる複合部材と、金属部材(軸受鋼等)とが、互いに摺動する摺動構造(内燃機関に燃料を供給する燃料供給用部品等)において、複合部材と金属部材の各々の摺動面の間に、10−5〜2×10−4質量%の水を含有する炭化水素燃料(パラフィン系炭化水素燃料等)が介在している。 (もっと読む)


【課題】熱サイクル耐久性に優れたシール部位を有するガスシール構造体を提供する。
【解決手段】ガスシール構造体における1又は2以上のガスシール部位に供給された、1種又は2種以上のガラス質粒子からなるガラス材料を含有するシール材を、前記ガラス材料のガラス転移温度未満の温度での加熱条件で加熱して前記シール材におけるガス化成分の分解及び/又はガスの除去を促進する第1の加熱工程と、前記第1の加熱工程後のシール材を前記ガラス材料の溶融温度以上の温度で加熱して融着シール層を形成する第2の加熱工程と、を備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】より実用的な噴霧熱分解装置用の反応室を提供する。
【解決手段】原料のミストを熱分解する噴霧熱分解装置のための反応室を、ミストMを、ミストを加熱するための加熱手段10に対してより遠位部位からより近位部位へと移送可能な移送経路4を備えるようにする。こうした反応室2によると、反応室2内に形成される温度分布を利用してミストの熱履歴を均一化できる。 (もっと読む)


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