説明

公益財団法人がん研究会により出願された特許

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【課題】Aggrusを標的とし、3−フェノキシクロモン化合物を有効成分とする血小板凝集抑制剤や、かかる血小板凝集抑制剤を含む血小板凝集抑制やがん腫の予防及び/又は治療のための医薬組成物の提供。
【解決手段】Aggrus依存的な血小板凝集を阻害し、かつAggrusと結合し、CLEC−2との相互作用を阻害する低分子化合物をスクリーニングし、3−フェノキシクロモン化合物群で、特に7位にカルボキシアルキレンオキシ基を有する3−フェノキシクロモン化合物が優れた作用を有することを見出した。該化合物を有効成分として含有する血小板凝集抑制剤や、かかる血小板凝集抑制剤を含む、血小板凝集抑制やがん腫の予防及び/又は治療のための医薬組成物。 (もっと読む)


【課題】簡単な操作で確実に画像を観察できるようにする。
【解決手段】移動部が、医用画像をスクリーン上でスクロールし、表示部が、医用画像がスクリーン上でスクロールされる場合、医用画像の診断対象領域の観察基準位置が、スクリーンの表示領域の表示基準位置を通るように医用画像を表示する。本技術は、医用画像を処理する画像処理装置に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】試料上の光学顕微画像を有効に活用して、イメージング質量分析データから各生体組織を特徴付ける領域特異的な発現情報を収集する。
【解決手段】試料上の2次元測定対象領域の光学顕微画像を表示し、分析者は目視で組織の相違等を判断し、同一組織とみなせる小領域を複数(A、B、C)指定する。データ処理が開始されると、指定された各小領域毎に、全ての測定点のマススペクトルデータからピーク情報(m/zと強度)が抽出され、コモンピーク法により領域毎に共通性の高い重要ピーク情報が抽出される。さらに、分析者により或る複数の小領域の比較が指示されると、それら小領域の重要ピーク情報が収集され、機械学習アルゴリズムなどの判別手法を用いた異なる小領域の重要ピーク情報の比較によって、各小領域を特徴付ける領域特異的なピーク情報(発現情報)を求め、これを記憶する。この領域特異的発現情報は光学顕微画像を用いた視覚的判断が織り込まれたものであるので高い正確性を有する。 (もっと読む)


【課題】C末端細胞質内領域に遺伝子変異を有するCD20分子も含めて、より広範なCD20分子を認識することができるCD20認識モノクローナル抗体を提供する。
【解決手段】CD20のN末端細胞質内領域を認識するCD20認識モノクローナル抗体である。このCD20認識モノクローナル抗体を用いることにより、C末端細胞質内領域に遺伝子変異を有するCD20分子も含めて、より広範なCD20分子を認識することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ヒストンメチル化酵素Set7/9阻害剤、がん細胞の増殖抑制剤、及び、エストロゲン受容体の過剰に起因する疾患の予防・治療剤を提供することにある。
【解決手段】本発明者らは、上記課題を解決するべく、発明者らが独自に開発したハイスループットなHMT活性測定法を適用してスクリーニングを実施し、シプロヘプタジンをSet7/9の阻害物質として同定した。さらに、シプロヘプタジンは、in vitroにおいてSet7/9を選択的に阻害し、乳がん細胞のERαの発現レベルを低下させ、乳がん細胞のエストロゲン依存的な増殖を抑制した。このことから、Set7/9阻害物質が、エストロゲン受容体の過剰に起因する疾患の予防・治療剤になりうることを見いだし、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】FISHを用いて遺伝子異常が起こっている細胞を高精度かつ簡便に検出し解析する方法の提供。
【解決手段】a)真核細胞を含む細胞試料を準備する工程と、b)工程a後、真核細胞の細胞表面に存在する分子に対する1種類又は2種類以上の抗体を用いて、前記細胞試料中の細胞に対して抗原抗体反応を行う工程と、c)工程b後、前記細胞試料中の細胞に対して浸透化処理を行う工程と、d)工程b後、前記細胞試料中の細胞に対して固定化処理を行う工程と、e)工程d後、前記細胞試料中の細胞に対して、1種類又は2種類以上の核酸プローブを用いてFISHを行う工程と、f)工程e後、前記細胞試料に含まれている細胞中の前記核酸プローブからの蛍光シグナルを、三次元画像解析法を用いて解析する工程と、g)工程bの結果と工程fの結果から、前記細胞試料中の細胞が遺伝子異常細胞であるか否かを判別する工程とを有する遺伝子異常細胞の解析方法。 (もっと読む)


【課題】医師の診断の効率を向上させる。
【解決手段】病変認識部12は、入力される複数の医用画像の各画像の特徴量として輝度差分特徴量を算出し、その輝度差分特徴量に基づき、あらかじめ学習された病変進行度認識器21と病変種類認識器22を用いて、病変進行度と病変種類を認識し、医師決定部13は、医師専門分野データベース14を参照し、病変種類に対応する医用画像を担当する担当医師を決定し、画像並び替え部15は、決定された担当医師ごとの医用画像を、病変進行度認識器21により認識される病変進行度のスコアの高い順に並び替え、画像提示部16は、並び替えられた医用画像を順次提示する。本発明は、例えば、医用画像処理装置に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】標本内の細胞における複数の標的分子の発現パターンを視認性良く表した画像を提示し、診断精度を向上させること。
【解決手段】色素量算出部457は、VS画像の画素毎に分子標的色素の色素量を算出する。細胞コンポーネント同定処理部458は、細胞コンポーネントを可視化する分子標的色素の色素量をもとに、細胞コンポーネントの同定を行う。標的分子発現部位抽出部460は、細胞コンポーネントの領域における複数の標的分子の発現部位を抽出する。細胞亜型設定部461は、複数の標的分子の発現の有無を組み合わせた細胞亜型を設定する。細胞亜型分類判定部462は、細胞領域に含まれる複数の標的分子の発現部位の組み合わせをもとにVS画像中の細胞領域を細胞亜型に分類する。表示画像生成部463は、細胞亜型に分類された細胞領域を識別表示したVS画像の表示画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】新たな抗癌剤および新たな抗癌剤のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】TACC3タンパク質を発現する癌細胞と候補物質とを接触させる工程、および該物質と接触させた該細胞における、有糸分裂細胞の割合を測定する工程、および該物質と接触させた該細胞におけるTACC3タンパク質の発現または機能を測定する工程、を含む、抗癌剤のスクリーニング方法。特定の配列からなる群から選択される少なくとも1つの配列を標的とするTACC3に対するshRNAまたはsiRNAを含む、リンパ腫、血管肉腫、非小細胞肺癌、乳癌、消化管腫瘍および卵巣癌からなる群から選択される少なくとも1つに対する抗癌剤。 (もっと読む)


【課題】セラミックス表面への目的とするタンパク質や細胞の結合・解離を簡便に制御しうる方法や、当該制御方法に用いることができる、セラミックス表面に可逆的な結合・解離能を有する新規のペプチド及びその利用方法を提供すること。
【解決手段】本発明者らは、チタン酸バリウム(BT)粒子に、多様なペプチド配列をファージ粒子上に提示するファージ集団を接触させ、BT粒子に結合したファージ粒子を回収し、得られたファージ粒子を大腸菌中で増殖させ、次いで、この増殖させたファージ粒子を、再度BT粒子に接触させるパニング操作を繰り返すことにより、BT粒子に特異的に結合するファージクローンを得た。さらに、このファージクローンの提示するペプチドが他の数種類のセラミックス表面にも結合すること、また、その結合がバリウムイオン等の金属イオンの濃度を調整することにより解離することを見い出した。 (もっと読む)


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