説明

一般財団法人川村理化学研究所により出願された特許

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【課題】 フェノール樹脂とシリカからなる構造が制御され、適度な硬度のシリカ層を有し、しかもシリカ含有率が容易に制御される複合体球状微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】 フェノール樹脂(A)とシリコン化合物(B)と有機溶媒(C)とを含む有機相にエマルジョン安定剤(D)を含む水溶液を添加して該有機層を転相乳化することにより得られる微粒子を加熱硬化することを特徴とするフェノール樹脂/シリカ複合体球状微粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 優れた力学物性や透明性を有し、且つ大気開放系でもより安定した性能を保持できる有機・無機複合高分子ゲルおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 水溶性有機モノマーから得られる有機高分子(A)と水膨潤性粘土鉱物(B)とが複合化して形成された三次元網目を有し、0.1g/cm・hr・60℃・1atm以下の低揮発性媒体(C)を含むことを特徴とする有機・無機複合高分子ゲル、及び水溶性有機モノマー、水膨潤性粘土鉱物、水、及び低揮発性媒体を含む均一溶液または均一分散液を調製した後、水溶性有機モノマーを重合させることを特徴とする有機・無機複合高分子ゲルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 少ない犠牲テンプレートの量で簡便に金属多孔性材料を製造でき、且つ得られる金属多孔体の形状やポーラスの大きさを容易に制御可能な金属多孔性材料を製造する方法を提供すること。
【解決手段】 下記工程を有する金属多孔体の製造方法。
(I)(イ)直鎖状のポリエチレンイミン骨格を有する親水性ポリマーと水系溶媒とを混合し、該混合液を加熱した後冷却するか、又は(ロ)直鎖状のポリエチレンイミン骨格を有する親水性ポリマーと有機溶媒を混合し、該混合液に水を加えることにより前記親水性ポリマーのヒドロゲルを得る工程、
(II)前記ヒドロゲルと金属イオンの水系溶媒溶液とを混合して、金属イオンを自発的に還元させるか又は還元剤により還元させて、前記親水性ポリマーと金属との複合体を得る工程、
(III)前記複合体を水溶性有機溶剤で洗浄し、焼結する工程。 (もっと読む)


【課題】 流体試料を注入するデバイスおよびその方法において、荷電試料だけでなく非イオン性試料や気体試料にも適用可能で、非電解質液体媒体中、気体媒体中、または真空系への試料注入が可能であり、試料注入に複雑で大がかりな装置や複雑な制御を要することなく、簡易な操作で、極微量の試料を定量性よく、テーリングも少なく注入することが可能なマイクロ流体デバイス、およびそれを用いた試料注入方法を提供すること。
【解決手段】 第一流路と、その途中の分岐部にて分岐した第二流路と、分岐部近傍の第二流路中に設けられた弁と、分岐部近傍の第一流路の流路壁にあり、第一流路の外部からの圧力により第一流路の断面積を減少させる圧迫部とを有し、前記弁が常態では閉じており、且つ圧迫部を圧迫することにより開いて第一流路内の流体が第二流路内に流入する弁であるマイクロ流体デバイス。 (もっと読む)


【課題】 金属イオンを速やかに捕捉できる金属イオン捕捉剤、及び金属イオンを速やかに捕捉可能な金属イオン捕捉方法を提供すること、特に、多くの金属イオンを速やかに捕捉でき、且つ各種形状に成形可能である金属イオン捕捉剤を提供すること。
【解決手段】 直鎖状ポリエチレンイミン骨格を有するポリマーの結晶をシリカが被覆した、太さが15〜100nmの範囲にある繊維状複合体同士が会合してなる金属イオン捕捉剤、及び金属イオンを含有する溶液と、金属イオン捕捉剤とを接触させて、前記溶液中に含まれる金属イオンを、前記金属イオン捕捉剤中の直鎖状ポリエチレンイミン骨格に配位させることを特徴とする金属イオンの捕捉方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、微小な多孔質部をその一部に有するフィルム状の部材や、多孔質部を有する非常に薄くかつ柔軟なフィルム状の部材を工業的に安定した方法で精度良く他の部材に積層し固着して、多孔質部を有するマイクロ流体デバイスを製造する方法を提供する。
【解決手段】 塗工支持体上に活性エネルギー線硬化性組成物を塗工し、部材の少なくとも一部に部材の表裏に達する細孔からなる多孔質部を有する硬化又は半硬化状の塗膜から成る第一部材を形成する工程、表面に達する流路となる欠損部を有する第二部材の前記欠損部の少なくとも一部に、第一部材の多孔質部を重ねるように積層し固着する工程、及び塗工支持体を第一部材から除去する工程を含む、流路と該流路と接続された多孔質部を有するマイクロ流体デバイスの製造方法。 (もっと読む)


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