説明

三菱アルミニウム株式会社により出願された特許

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【課題】表面性状に優れるマグネシウム合金板材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.1〜0.5%、Al:1.2〜3.0%未満を含有し、所望によりさらにZn:1.8%以下を含有し、かつ、AlとZnとMnの合計含有量が1.3%超〜3.0%であり、残部がMg及び不可避不純物とからなる組成を有し、EPMA面分析でのセル境界上のAl検出量が40cps以下であるマグネシウム合金板材とし、このマグネシウム合金板を製造する際、上記成分のマグネシウム合金溶湯から溶湯直接圧延により厚み2.5〜10mmの帯状板に圧延した後、均質化熱処理を施し、その後、熱間圧延または熱間および温間圧延する。 (もっと読む)


【課題】外面に潤滑層が形成された構造であって、プレス加工を行っても金型に転写し難い潤滑層を備えたフィン材を提供する。
【解決手段】熱交換器用アルミニウムフィン材は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるフィン材本体13の外面に、水溶性樹脂からなり、分子量が5000以上、20万以下で、針入度が10以下の潤滑層15が形成されてなることを特徴とする。潤滑層15は水溶性ポリエーテルからなることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耳率が低い缶ボディ用アルミニウム合金板の製造方法、及び、耳率が低く、胴部、肩部の強度を満足し、ネッキング加工やネジ加工で加工硬化し、特に頸部の強度が高いボトル型飲料缶用アルミニウム合金板の製造方法の提供。
【解決手段】特定組成を有するアルミニウム合金鋳塊に均質化処理後、熱間仕上げ圧延の最終パスの仕上り温度y(℃)と仕上り板厚x(mm)の関係が240≦y≦20x+240(2.0≦x≦5.0)を満たすように制御して熱間圧延を行った後、圧下率20〜75%の第1冷間圧延、加熱速度10〜200℃/秒、保持温度330〜400℃、保持時間0〜30秒、冷却速度10〜200℃/秒の第1中間焼鈍、圧下率10〜25%の第2冷間圧延、加熱速度10〜200℃/秒、保持温度500〜600℃、保持時間0〜30秒、冷却速度10〜200℃/秒の第2中間焼鈍、圧下率60〜75%の最終冷間圧延を順次行う。 (もっと読む)


【課題】寸法の自由度が高く、金属缶に用いるアルミニウム系素材を広い範囲から選択することができ、機械的強度に優れるとともに、金属缶と蓋部材との溶接部で大きな溶接強度が得られるリチウムイオン二次電池用外装缶を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電池缶は、角型パイプと、該角型パイプの両端をそれぞれ閉塞する一対の蓋部材とを有し、前記角型パイプは、アルミニウム系素材を、熱間押出加工法を用いて成形した押出成形体よりなり、前記各蓋部材は、前記角型パイプの各端部にレーザ溶接法によって溶接され、前記各蓋部材と前記角型パイプとの溶接部は、平均最大溶け込み深さが0.4mm以上、平均ビード幅が0.5mm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム箔中に含まれる比較的拡散速度の遅い元素を十分に表面濃縮させることができ、エッチング処理の際にエッチングピットの発生効率を高め、静電容量を従来より向上させることができる電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム箔の粗面化処理に先立って最終焼鈍を行う電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法であって、前記最終焼鈍は、少なくとも200℃以上で水素雰囲気を維持しつつ、昇温速度30〜60℃/時間で530〜570℃まで昇温し、530〜570℃に2〜10時間保持した後、少なくとも250℃に至るまで60〜150℃/時間の冷却速度で冷却する、工程を有する。製造された電解コンデンサ用アルミニウム箔は、エッチングピットの発生効率が高められ、静電容量が従来より向上する。 (もっと読む)


【課題】均一な肉厚の製品を押出加工できるようにした押出加工用ダイス装置と押出部材の製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、ダイホルダと、組立ダイスが具備され、素材ビレットを押圧して組立ダイスの型孔を通過させて押出成形自在としたダイス装置において、組立ダイスが、櫛刃状の突起部を有するオスダイスと、突起部を挿入する孔部を有するメスダイスを備え、オスダイスの突起部をメスダイスの孔部に望ませてそれらの間に型孔を画成してなり、メスダイスの孔部において素材ビレットの出側の開口部に型穴よりも内径の大きな通過孔が形成され、通過孔の内面が型穴より離れるにつれて広がる傾斜面にされるとともに、型穴から通過孔に至る部分に段部が形成され、段部の厚さに相当する逃げ量が0.05〜0.5mmの範囲、傾斜面の傾斜角度に相当する逃げ角が1〜3゜の範囲とされてなる。 (もっと読む)


【課題】より高い化学溶解性が確保されるとともに鮮鋭なエッチングを行うことのできるアルミニウム箔を提供する。
【解決手段】マトリックスの電位を下げることで、AlとNiを含む化合物とマトリックスとの電位差を大きくし、アルミニウム箔の溶解性を向上する。そこで本発明は、アノードサイトとして機能するマトリックスの電位を下げるために、Cuの含有量を0.01質量%以下に規制する。さらに、Zn及びGaの一種または二種を含有させることで、マトリックスの電位を下げて、AlとNiを含む化合物とマトリックスとの電位差を大きくする。Zn及びGaの含有量は、一種又は二種で0.002〜0.1質量%とする。 (もっと読む)


【課題】電磁調理器による加熱調理が可能な電気比抵抗を有し、且つ成形性や耐食性に優れ、十分な強度を有する容器を提供できる電磁調理器用アルミニウム合金箔、及び該アルミニウム合金箔よりなるアルミニウム箔成形容器の提供。
【解決手段】本発明の電磁調理器用アルミニウム合金箔は、Fe:0.1質量%以上0.4質量%以下、Mn:1.0質量%以上1.6質量%以下、Mg:1.2質量%以上2.0質量%以下、Si:0質量%超0.3質量%以下、Cu:0.005質量%超0.1質量%以下を含有し、残部がAlと不可避不純物からなり、FeとMnとMgの含有量が質量%で、[Fe]+1.05[Mn]+0.25[Mg]≦2.1の関係式を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた引張強度と伸びを有するリチウムイオン電池正極集電体用アルミニウム合金箔およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のリチウムイオン電池正極集電体用アルミニウム合金箔は、Mn:0.003〜0.3質量%を含有し、残部がAlと不可避不純物からなる組成を有することを特徴とする。本発明のリチウムイオン電池正極集電体用アルミニウム合金箔において、引張強度が190MPa以上であり、かつ、伸びが3.0%以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、フローライン状欠陥の発生を抑制できる缶ボディの製造方法に係る技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、特定組成を有するアルミニウム合金の鋳塊を均質化処理と均熱処理した後、熱間圧延、冷間圧延、連続焼鈍した後、最終冷間圧延して板厚0.23mm以上0.4mm以下とした高強度缶ボディ用板材の製造方法であり、均質化処理を555〜580℃で1〜12時間行い、均熱処理を535〜555℃で1時間以上行い、均質化処理時間と均熱処理時間の合計時間を40時間以下とし、熱間圧延最終パスの圧下率を(85−0.08T)%以下(ただしTは、最終熱間圧延機から巻取直後の温度℃を示す)に設定し、熱間圧延機から巻取直後のコイル温度を270℃以上460℃以下、第一冷間圧延圧下率を40%以上、最終冷間圧延圧下率を55%以上70%以下とする。 (もっと読む)


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