説明

三菱アルミニウム株式会社により出願された特許

61 - 70 / 446


【課題】組み立て時にチューブ表面がフィンによって擦られる場合でも、ろう付け用組成物不足を生じることなく、これらを確実に接合することができる熱交換器用チューブ及び熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器用チューブ2は、少なくとも組み立て時にフィン3の溝又は孔の内周部に接する部位の表面が、10μm〜100μmの算術平均粗さRaに形成され、この算術平均粗さRaに形成された表面にろう付け用組成物9が塗布されている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ系洗浄剤による洗浄後においても臭気を生じることがない耐アルカリ性アルミニウムフィン材、及び該耐アルカリ性アルミニウムフィン材を備えた熱交換器の提供。
【解決手段】本発明の熱交換器用耐アルカリ性アルミニウムフィン材10は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる板材13の上に塗布焼付けにより形成された耐食性を有する下地被膜14と、この下地塗膜14の上に、N−メチロールアクリルアミドまたはN−メチロールメタクリルアミドと、ポリオキシアルキレン鎖及び重合性二重結合を有するモノマーを必須成分としてそれらを共重合して得られる微粒子100重量部に対して、ポリオキシエチレン鎖を含む高分子化合物10〜100重量部を含む塗料を塗布焼付けしたことによって得られる親水性被膜15を具備してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フラックスや真空設備を必要とすることなく大気圧下でのフラックスレスろう付けを可能にする。
【解決手段】Siを3〜13%、Mgを0.1〜5.0%含有するAl―Si系ろう材が芯材にクラッドされ、該Al−Si系ろう材は、少なくとも、ろう付に際し被ろう付け部材と接触密着する接触密着部6の表面上に、無孔質陽極酸化皮膜が形成されているアルミニウム合金ブレージングシート1を用い、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で、加熱温度559〜620℃において、前記Al−Si系ろう材3と被ろう付け部材5とを接触密着させ、前記Al−Si系ろう材によりフラックスレスで接触密着部6の密着面において前記芯材と前記被ろう付け部材とを接合するので、フラックスや真空設備を必要とせずに大気圧下でのフラックスレスろう付けが可能になる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム部材と電気絶縁部材とのろう付において、電気絶縁部材へのフラックス作用を殆どないものにして良好なろう付が可能であり、また、接合位置精度に優れたろう付を可能にするアルミニウム部材および電気絶縁部材を提供する。
【解決手段】アルミニウム部材または電気絶縁部材の表面にろう材とフラックスとを含むろう付用組成物が塗布され、該ろう付用組成物における前記ろう材と前記フラックスの塗布質量比が、前記ろう材を1.0として、前記フラックスが1.6以上であり、アルミニウム部材と電気絶縁部材とのろう付において、良好なろう付が可能であり、アルミニウム部材を冷却器や放熱器として用いる場合、冷却、放熱特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム部材と電気絶縁部材をろう付する際に、接合面内に発生するボイドが少なく、電気絶縁部材へのフラックス作用が殆どなく、また、接合位置精度に優れたろう付を可能にする熱交換器用アルミニウム部材および熱交換器用電気絶縁部材を提供する。
【解決手段】芯材にろう材がクラッドされたアルミニウム部材または電気絶縁部材の表面のうち、ろう付接合される接合面のみを対象にしてフラックスが部分的に塗布されており、該フラックスが塗布された塗膜は、好適には面方向内側から外周輪郭縁に亘って貫通する未塗布部を有しており、アルミニウム部材と電気絶縁部材のろう付に際し、電気絶縁部材にフラックスの作用が及ぶのを防止し、接合位置の精度を向上させ、アルミニウム部材を冷却器や放熱器として用いる場合、冷却、放熱特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、生産性の高い圧延処理ができ、次パスにおけるワークロールへの金属素材の噛み込みを円滑にできるようにした熱間圧延方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、ワークロール3aから金属素材の後端側が抜け出る際、規定長さの範囲にわたり、金属素材の通過速度を減速し、ワークロール前後の一側センサと他側センサを設け、減速点までの金属素材長さをL、該当圧延処理工程後の金属素材の予測長さをL、減速開始直前の出側金属素材の速度をV、ワークロールから金属素材後端が出る際の出側の金属素材速度をVE1、減速レートをγ、先進率をαとすると、金属素材長さ30m未満の際、L=L−(V−VE1)/2γ(1+α)の式に従って減速ポイントを算出して自動減速圧延を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ろう付性や融点などを満足しつつ高強度なアルミニウム合金クラッド材を提供する。
【解決手段】芯材2の一方の面に犠牲材3を、他方の面にろう材4をクラッドしたアルミニウム合金クラッド材であって、犠牲材3は、Zn:4.1〜7.5質量%、Mg:1.2〜2.5質量%、Si:0.1〜0.4質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、かつ、芯材2は、Mn:1.0〜1.8質量%、Si:0.5〜1.2質量%、Fe:0.1〜0.4質量%、Cu:0.5〜1.5質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、さらに、芯材2のろう付後の平均結晶粒径が30〜200μmの範囲にある。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工用マグネシウム合金板材およびその製造方法ならびにマグネシウム合金パイプおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Al:2〜11%、Mn:0.2〜0.5%、Si:0.008〜0.2%を含有し、さらに所望によりZn、Caから選択される1種類以上を0.2〜2%含有し、残部がMgおよび不可避不純物からなる組成を有するマグネシウム合金溶湯を、双ロール法により300K/sec以上の冷却速度で連続鋳造圧延して板状にし、さらに圧延により薄肉化して冷間加工することで、良好な加工性によって高強度で制振性に優れたマグネシウム合金パイプなどを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】フラックスを必要とすることなく、内部空間などにおいてもフラックスレスろう付けを安定的に行うことを可能にする。
【解決手段】質量%で、Si:3〜13%、Mg:0.1〜5.0%を含有するAl−Si系ろう材3と被ろう付部材4とを接触密着させ、減圧を伴わない非酸化性雰囲気でろう付けする方法であって、少なくとも上記Al−Si系ろう材3の実温が400℃以上となる温度域において、ろう付雰囲気中の最高酸素濃度を50ppm以下にして、前記Al−Si系ろう材3により接触密着部の密着面においてろう付を行うので、フラックスを必要とせずにフラックスレスろう付けを安定して行うことができ、例えば熱交換器の内部空間のような部位においても良好な接合が可能になる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、スラブの材料強度とスラブ厚とスラブ幅の数値データを基にパス数と各パスの圧下量を規定できるので、容易かつ簡便に圧延時のパススケジュールの管理ができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、スラブを複数回の圧延のパスにより所望の板厚とする場合、スラブの材料強度とスラブ厚とスラブ幅の数値データを基に、予め設定しておいたデータテーブルの材料強度、スラブ厚、スラブ幅の値に合わせて総パス数を確定し、少なくとも最終回のパスを含めた品質確定用の指定パスを全てのパスのうち後半に規定し、全てのパスのうち、指定パスを除いた残りの管理パスについて、管理パスの全てのパスの圧下量の変化状態を以下の(1)式で示される2次関数に近似するように各パスの圧下量を調整することを特徴とする。y=Ax+Bx+C…(1)(ただし、Aは−の任意数) (もっと読む)


61 - 70 / 446