説明

三菱アルミニウム株式会社により出願された特許

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【課題】クラッド材に防食効果を有する電位勾配層を確実に形成することができ、冷却水に対して優れた耐食性が得られるとともに、クラッド材どうしの接合部近傍で薄板クラッド材に腐食孔が発生することを抑制できる熱交換器の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の熱交換器10は、薄板クラッド材2と、該薄板クラッド材2との間に通路4を画成するように配設され、前記薄板クラッド材2よりも厚い板厚を有する厚板クラッド材1と、各クラッド材1、2どうしの間に収容されたインナフィン3とを有し、厚板クラッド材1および薄板クラッド材2は、それぞれ、通路4側にZnを含有するろう材層12、22を有し、ろう付後表面Zn量A、Aが所定の条件を満たすように設定される。 (もっと読む)


【課題】未エッチングに起因する点状光沢斑の発生を抑制することができ、静電容量が高い電解コンデンサ電極用アルミニウム箔およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】高純度のアルミニウム材料を圧延することにより広幅のコイル材10に形成し、そのコイル材10の状態で焼鈍を行った後に、その焼鈍後のコイル材10を所定幅にスリットすることにより電解コンデンサ電極用アルミニウム箔20を製造することとした。 (もっと読む)


【課題】ろう付時に温度が高めにずれた場合でも、芯材へのろう侵食の発生や過剰な溶融ろうの流動による流路詰まりや流路面積の減少が発生しにくいろう付性に優れるブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金芯材の片面あるいは両面に、質量%で、Si:5.0〜9.0%を含有し、さらにTi:0.05〜1.0%、Mn:0.05〜1.0%、Zr:0.05〜0.5%、Cr:0.05〜1.0%のうちの1種または2種以上を含有し、さらに所望によりZn:0.5〜10.0を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなる組成のアルミニウム合金ろう材を貼り合せたクラッド材からなり、600℃で測定したろう流動係数Kdを0.1〜0.3未満とする。 (もっと読む)


【課題】様々な形状の接合部においても、接合部に十分なフィレットを形成して良好なろう付け性を得るフラックスレスのろう材を提供する。
【解決手段】Al−Si系ろう材が芯材にクラッドされて最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いるろう付方法であって、前記Al−Si系ろう材が、質量%で、Mgを0.2〜5.0%、Siを3〜13%含有し、さらに600℃における蒸気圧が10Torr以上の元素を含有し、残部がAlと不可避不純物からなる組成を有し、減圧を伴わない非酸化性雰囲気中で、前記Al−Si系ろう材とろう付対象部材とを接触させ、加熱温度559〜620℃において、前記Al−Si系ろう材によりフラックスレスで接触部において前記芯材と前記ろう付対象部材とを接合する。 (もっと読む)


【課題】寸法精度が高く、且つフィン高さの高い内面螺旋溝付管が得られるととともに、細管に対応でき、生産性に優れる内面螺旋溝付管の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】内面に長さ方向に沿う複数の直線溝11aが周方向に間隔をおいて形成された管材11を、巻取りロール21にコイル状に巻取る巻取り工程と、巻取り工程を経て形成されたコイル状管材11Cをそのコイル軸線26上に沿って一定の張力を負荷しながら直管状に引き伸ばすことにより、管材11に捻りを加える引張り工程とを有する内面螺旋溝付管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】バンパレインフォースに引張力が作用することを回避し、バンパレインフォースの構造を簡略化し、その軽量化を図ることが可能な牽引用フック取付け部の構造を提供する。
【解決手段】車体フレーム1にバンパステー2を介してバンパレインフォース3が固定されるとともに、バンパステー2におけるバンパレインフォース3の固定部18を避けた位置に、牽引用フック16のおねじ部17を着脱自在に取付け可能なねじ穴15がバンパレインフォース3の前方に向けて設けられている。 (もっと読む)


【課題】高い伸び率を有して電池使用時の破断を防止するとともに、圧延性も改善し、生産性の向上を図ることができるリチウムイオン電池正極集電体用アルミニウム合金箔及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.2質量%以下、Fe:0.1質量%以上0.8質量%未満を含有し、残部がAlと不可避不純物からなる組成を有し、熱間圧延、冷間圧延後、中間焼鈍を施した後、最終冷間圧延率96.0%以上99.9%以下で最終冷間圧延を行う。 (もっと読む)


【課題】熱交換器のプレートフィンにおいて、良好なろう付性を確保するとともにろう付後による強度低下を防止して高い強度を確保する。
【解決手段】板厚が0.05〜0.15mmであり、接合部位が成形されて前記接合部位に伝熱管がろう付される単材またはクラッド材からなるプレートフィン材であって、前記単材またはクラッド材の芯材が質量%で、Mn:1.5超〜2.0%、Fe:0.15〜0.50%を含有し、かつ前記Mn、Fe含有量が3.5≦Mn/Fe≦10.0の条件を満たし、残部がAlおよび不可避不純物からなる組成を有し、ろう付け熱処理後において、接合部位以外の部位が断面組織において面積率で50%以上の亜結晶組織を有し、前記接合部位が断面組織において亜結晶組織の面積率が50%未満である。 (もっと読む)


【課題】フィンと接合して熱交換器を構成する熱交換器用扁平管であり、フィンとの接触を確実にして、熱交換性能の高い熱交換器を構成できる扁平管を提供する。
【解決手段】外周を構成する周壁4の内側空間に複数の内部流路6が幅方向に間隔をおいて平行に設けられるとともに、周壁4の幅方向を成す長辺部の表面7のうねりが10μm以下とされており、目標とする断面形状に対して幅方向で小さく、かつ高さ方向で大きくなるように押出管を押出成形し、この押出管を幅方向にローラで矯正して幅方向の寸法を更に小さくした後に、高さ方向にローラで矯正して高さ方向に小さくしつつ幅方向に広げるように成形して製造される。 (もっと読む)


【課題】引張強さが高く、プレス成形性及びレーザ溶接性に優れ、多段絞り−しごき加工を用いて、比較的大型の電池用角型缶に容易に成形することができるレーザ溶接性に優れる二次電池大型角型缶用高強度アルミニウム合金板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のレーザ溶接性に優れる二次電池大型角型缶用高強度アルミニウム合金板は、被接合部材とレーザ溶接法によって溶接されるものであり、Si:0.01〜0.20質量%、Fe:0.05〜0.50質量%、Cu:0.30〜0.80質量%、Mn:0.90〜1.30質量%、Mg:0.20〜0.80質量%を含有し、残部Alおよび不可避不純物からなり引張強さ及び伸びが所定の範囲に規定されている。このアルミニウム合金板は、例えば電池用角型缶2に成形され、レーザ溶接法によって、その開放部に蓋部材3が溶接されて電池缶1を構成する。 (もっと読む)


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