説明

中央発條株式会社により出願された特許

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【課題】 十分な疲労強度を有するコイルばねを効率よく製造することができるコイルばねの製造方法を提供する。
【解決手段】 コイルばね素線のうち、使用時における応力振幅が基準値より大きい部位に、他の部位よりも大きい表面圧縮残留応力を付与するショットピーニング工程を有することを特徴とするコイルばねの製造方法。この製造方法によれば、使用時における応力振幅が小さい部位に過度にショットピーニング処理をすることが無いので、ショット材の無駄を防止することができる。また、使用時における応力振幅が大きい部位に局所的にショットピーニング処理を行うので、短時間でショットピーニング処理を実施することができる。 (もっと読む)


【課題】 インナーケーブルの設計作業を効率的に進める技術を提供する。
【解決手段】 ガイドプーリーに沿って湾曲するインナーケーブルの耐久性を評価する耐久試験を実施した結果、例えば被覆層の内周部を起点に破壊が生じた場合には、被覆層の内周部で生じる最大応力が低下するように、インナーケーブル又はガイドプーリーの設計値を変更する。設計値の変更後、破壊の起点とならなかった被覆層の外周部についても、生じる最大応力が上昇しないことを確認する。その上で、耐久試験を再度実施し、被覆層の耐久性を確認する。 (もっと読む)


【課題】かしめにより固定して十分な耐久性を有するコントロールケーブルを得る。
【解決手段】平鋼線を螺旋状に密着巻きにして形成したチューブ12の外周を樹脂の押出成形により形成したアウタコート14で被覆した可撓性を有するアウタケーシング2にインナーケーブル4を摺動自在に挿通した。アウタケーシング2の端を金具16の取付孔18内に挿入して、金具16の外周をかしめてアウタケーシング2と金具16とを固定し、かつ、かしめ率を5〜10%としたときにはアウタコート14の伸び率を100%以上に、また、かしめ率を10〜15%としたときにはアウタコート14の伸び率を400%以上とした。 (もっと読む)


【課題】十分な疲労強度を確保しつつ経済性に優れたスタビライザを提供する。
【解決手段】スタビライザ10は、予め定められた荷重を加えたときに閾値以上の応力が発生する部位12a、12bにのみ疲労強度向上のための耐疲労表面加工が施されており、その部位以外に耐疲労表面加工が施されていないことを主要な特徴とする。スタビライザ10は、高い疲労強度が求められる部位にのみ局所的に耐疲労表面加工が施されている。スタビライザ10は、全体に耐疲労表面加工を施す必要がないので、十分な疲労強度を備えつつ経済性に優れる。 (もっと読む)


【課題】操作用被覆ワイヤロープ10の耐久性を短時間で試験できる耐久性試験方法を得る。
【解決手段】試験される操作用被覆ワイヤロープ10のコート8を周方向に沿って切り、ワイヤロープ1からリング状のコート8を剥ぎ取り、次に、円錐にリング状のコート8を装着して押し込むことにより、リング状のコート8を径方向外側に破断するまで押し広げ、破断した直後のコート8の長さを測定して、押し広げて破断したときのコート8の長さに対して、押し広げる前のコート8の周長に対する割合を算出し、割合に基づいて耐久性を判断する。コート8の周長は、コート8の外径と内径との中間径から算出する。 (もっと読む)


【課題】十分なコートの耐久性を有する操作用被覆ワイヤロープを得る。
【解決手段】ワイヤロープ1の外周を樹脂により被覆してコート8を形成した操作用被覆ワイヤロープ10を形成する。コート8はリング状のコート8を押し広げて破断したときの長さが押し広げる前のコート周長に対して伸び率が83%以上である。ワイヤロープ1は複数の素線2を撚って形成し、また、コート8は樹脂の押出成形により形成された。 (もっと読む)


【課題】車両用スタビライザに耐疲労表面加工を効率よく施す技術を提供する。
【解決手段】耐疲労表面加工システム100は、スタビライザ10を支持する支持アーム20と投射器30を支持する支持アーム32を備える。耐疲労表面加工システム100が実施する表面加工方法は、支持工程、位置決め工程、及び、投射工程を含む。支持工程では、表面加工を施す予定加工部位の全周に、粒体又はエネルギを投射する投射器を配置可能な空間を確保してスタビライザを支持する。位置決め工程では、確保された空間内に投射器を位置決めする。投射工程では、位置決めされた投射器から予定加工部位に向けて粒体を噴き付ける。この表面加工方法によれば、予定加工部位の全周に空間が確保されているので投射器を自在に位置決めすることができ、従って、粒体又はエネルギが当らない未加工部分を残すことなく、予定加工部位に耐疲労表面加工を施すことができる。 (もっと読む)


【課題】回転運動が所定の角度範囲に規制される装置に用いられる回転運動伝達装置において、ケーブルに作用する負荷を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】回転運動伝達装置は、ハンドル2の軸に連結されているシャフト22aと、ハンドル側ドラム24aと、第1ケーブル12aと、第2ケーブル12bと、操舵側ドラム24bを備えるとともに、シャフト22aの回転角度範囲を規制する回転角度規制装置62が設けられている。そのため、操舵機構8の操舵角範囲に応じてシャフト22aの回転角度範囲を規制することができる。これによって、シャフト22aを操舵機構8の操舵角範囲を超えて回転させようとしても、シャフト22aの回転が回転角度規制装置62によって規制され、第1ケーブル12aと第2ケーブル12bに過大な力が作用することが防止される。 (もっと読む)


【課題】組み付け作業性の良い回転運動伝達装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 入力側ドラムと、入力側ドラムを収容する入力側ハウジングと、出力側ドラムと、出力側ドラムを収容する出力側ハウジングと、入力側ドラムの回転を出力側ドラムに伝達する二本のケーブルを備え、二本のケーブルは、ハンドル側ドラム及び操舵側ドラムの外周に互いに異なる巻き方向に巻き付けられ、ハンドル側のドラムの正逆方向の回転に伴って交互に引張力が作用するように巻き取り及び引き出しが行われるようにしてある。前記入力側ドラムと出力側ドラムの少なくとも一方が同軸の二枚のプーリーを組み合わせてなるものであり、それら二枚のプーリーの一方の外周に一方のケーブルが巻き付けられており、他方のプーリーの外周に他方のケーブルが巻き付けられている。 (もっと読む)


【課題】コントロールケーブルの自動車の車体への配索作業を容易化すると共に、コントロールケーブルを適切に配索することができる固定治具を提供する。
【解決手段】固定治具10は、中間部材20とクランプ部材30を備えている。中間部材20はケーブル50に固定されている。クランプ部材30は、筒状部32によって中間部材20をクランプするとともに、貫通孔34を用いて車体に固定される。固定治具10では、クランプ部材30の筒状部32に、中間部材20に当接して押圧する弾性部38が形成されている。固定治具10では、弾性部38が中間部材20に対するクランプ部材30のケーブル50の軸方向への位置を支持する。これによって、ケーブル50の車体への配索作業を容易化すると共に、ケーブル50を適切に配索することができる。 (もっと読む)


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