説明

津田駒工業株式会社により出願された特許

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【課題】織機の経糸送り出し装置において、経糸張力変動を抑制し、織り段を防止すること、ワープビームの回転軸を駆動する回転の駆動源および変速機の容量を小さくするとともに、許容経糸張力や打ち込み密度範囲等の使用条件範囲を拡げ、織機の汎用性を向上させる。
【解決手段】回転の駆動源4と、駆動源4の回転をワープビーム2に伝達する伝達装置5とからなる駆動装置3を備え、駆動装置3は経糸張力に抗する制動力をワープビーム2に作用させつつワープビーム2を送り出し方向および反送り出し方向に回転させる織機の経糸送り出し装置1において、駆動装置3の制動力とは別に、ワープビーム2に制動力を作用させる制動装置10を設け、前記制動装置10は、ワープビーム2の反送り出し方向の回転時に制動装置10の制動力を緩和させる制動力緩和手段12を備え、前記制動力緩和手段12は、制動装置10とワープビーム2の回転軸21との間に介在する一方向回転伝達装置13により構成される。 (もっと読む)


【課題】 交換のために経糸ビームを搬送する際に、経糸ビームが衝突する恐れが少ないバックロール持ち上げ装置を提供する。
【解決手段】 織機の左右のフレームは円弧状のベアリング支持座をそれぞれ備えると共に、バックロールは両端に嵌合されるベアリングがベアリング支持座に支持されており、バックロールを持ち上げて退避位置に保持するバックロール持ち上げ装置において、バックロールの両端の軸部に設けられベアリングの嵌合部から軸線方向に延在する一対の突起部と、ベアリング支持座の外側においてそれぞれ揺動可能に支持される一対の持ち上げレバーとを備え、一対の持ち上げレバーが一対の突起部に係合することにより、バックロールを持ち上げて退避位置に保持する。 (もっと読む)


【課題】冷却を要する2以上の発熱体を含む工作機械用の割出し装置において、その冷却回路の構造を簡素化すること。
【解決手段】ハウジング内に冷却を要する2以上の発熱体と、前記各発熱体を冷却すべく各発熱体の周囲に設けられた冷却流路を有する冷却回路とを含む工作機械用の割出し装置において、前記冷却回路は、順位付けされた前記各発熱体のうちの最上位の発熱体用の前記冷却流路へ冷却用流体を供給するための流体供給路であって前記ハウジングに形成された供給ポートを有する流体供給路と、上位の発熱体用の前記冷却流路の排出側と1つ下位の発熱体用の前記冷却流路の供給側とを繋ぐ中間流路と、最下位の発熱体用の前記冷却流路からの前記冷却用流体を排出するための流体排出路であって前記ハウジングに形成された排出ポートを有する流体排出路を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】綜絖枠の高さ調節作業を容易にでき、開口装置の製造費用を抑え、開口装置が故障しにくく、綜絖枠の上下動の高速化にも適した綜絖枠の高さ調節装置の提供。
【解決手段】綜絖枠毎に設けられて往復駆動装置と綜絖枠とを連結する駆動伝達機構であって対応する綜絖枠の支持高さを変更可能に構成された駆動伝達機構を含む開口装置に用いられる綜絖枠高さ調整装置において、綜絖枠に対し係脱可能であって織機の運転開始前に行われる綜絖枠の高さ調節作業時に綜絖枠に係合される係合手段と、織機の固定部に載置されて該固定部に対し係合手段を上下方向に移動させる昇降手段とを含む、綜絖枠高さ調整装置。係合手段は、綜絖枠の任意の位置を把持する把持装置を含むものである。 (もっと読む)


【課題】 テンションロールの撓みを抑えて、テンションロールに消極、積極の両イージング運動を高い追随性で行わせる。
【解決手段】 積極、消極の両イージング運動を行うテンションロールを支持する織機のテンションロール支持機構において、織り幅全体に亘って延在しテンションロールを回転可能に支持する複数の第1の受けが固定される第1のシャフトと、織り幅全体に亘って延在し第1のシャフトを回転可能に支持する複数の第2の受けが固定される第2のシャフトとを備え、複数の第1の受けはテンションロールの両端間を支持する第1の中間部受けを含み、複数の第2の受けは第1のシャフトの両端間を支持する第2の中間部受けを含み、第1のシャフトは、一方のイージング運動の運動機構に連結される第1のレバーが固定され、第2のシャフトは、両端がフレームに回転可能に支持され、かつ、他方のイージング運動の運動機構に連結される第2のレバーが固定される。 (もっと読む)


【課題】非磁性材料で構成される加工物を、磁気チャックのチャック面に固定する際に用いられるクランプ工具で、取扱い容易なクランプ工具を提供する。
【解決手段】磁性体材料で設けられる吸着用の下端部7に平坦な底面6を有するベース部2と、同じく磁性体材料で設けられる吸引用の下端部9に平坦な下面8を有し、ベース部2に連結される変位部4と、変位部4の先端位置で変位部4の上面より高い位置に突出するとともに取り外し可能に設けられた当接片5と、変位部4に弾性変形可能に設けられる弾性変形部3とを備え、変位部4は、磁気チャック面10と下面8との間に隙間を有するように設けられ、弾性変形部3は、磁気チャック面10からの磁気的吸引力を受けて変形するように変位部4に設けられ、磁気チャック面10での磁力発生時に、ベース部2の底面6が磁気チャック面10に磁気的に圧着されることにより磁気チャック面10に対する摩擦力を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】アンバランストルクの補償装置において、補償するための付勢力の制御を特別必要とせず、また、バランスウエイトの旋回空間の設置を必要としない。
【解決手段】テーブルを支持し且つ鉛直方向と交差する方向に延在する回転軸が割り出し駆動されるインデックステーブルにおいて、回転軸に固定されるまたは回転軸とは別の第2の軸に支持されると共に回転伝達機構を介して回転軸と同量だけ回転する回転体と、回転体の軸心と交差する方向に往復移動可能に設けられる支持部材と、支持部材の付勢部材とを備え、回転体は軸心からの偏倚位置に支持部材と係合する係合部を有し、支持部材は、回転軸に加わる第1の回転トルクを、係合部を介して受ける係合面を有し、付勢部材は、係合部を介して回転軸に第1の回転トルクと対抗する方向の第2の回転トルクを生じさせる。 (もっと読む)


【課題】工作機械における主軸駆動装置において、主軸駆動装置で連続的にワークを回転させながら仕上加工する場合に主軸駆動装置の回転状態の脈動を抑制する。
【解決手段】フレーム本体に対し回転可能に支持された主軸および主軸の端部に固定された回転駆動対象部材を含む回転体と、回転体を回転駆動する駆動装置とからなる工作機械における主軸駆動装置において、フレーム本体または回転体に設けられて弾性変形可能な制動部を含む制動部材と作動流体によって制動部材へ押圧力を付与する押圧力付与装置とフレーム本体側に設けられた制動面とを含む制動装置であって制動部が押圧力を受けて撓むことにより前記制動面と前記制動面に対向する回転体側の摺動面とが互いに押圧された状態となって回転体に対しその回転を許容する回転抵抗を付与する制動装置を備え、制動面または摺動面の少なくともいずれか一方に低摩擦係数部材を固着する。 (もっと読む)


【課題】織機の緯糸飛走状況の時系列的変化を容易に把握できるようにする。
【解決手段】緯糸飛走路上で緯糸を検知して得られる糸信号に基づき、緯糸到達時期を検出する緯糸到達時期検出手段と、所定ピック数にわたって検出された前記緯糸到達時期をもとに、緯糸到達時期の統計値を算出する統計値算出手段と、前記算出された統計値を運転期間の時間的な経過であるサンプリングピックに対応して複数記憶し、画面表示の要求に対応して、複数の統計値を、サンプリングピックを軸とする画面上にその大きさに対応してグラフィック表示するとともに、前記統計値に対する警報出力状況および緯入れミスの発生状況のうち少なくとも1つを、発生したサンプリングピックに対応する位置に表示させる表示手段とで、織機の緯入れ状況表示装置20を構成する。 (もっと読む)


【課題】 織機における緯入れ状況に関する統計値の大きさを時間軸上でグラフィック表示する表示機能を備えた表示装置において、上記統計値に異常がみられる場合に、その異常の原因の判別を容易化できるようにする。
【解決手段】 緯入れ毎に検出された緯糸の到達時期に基づいて所定のサンプリング期間毎の前記到達時期に関する統計値(平均値、最大値・最小値、標準偏差)を算出し、製織の経過に伴って順次算出された前記統計値を時系列的に記憶していくと共にその記憶された前記統計値の大きさを時間軸上で経時的にグラフィック表示する緯入れ状況表示装置を備えた織機において、前記統計値の大きさがグラフィック表示されるのと同じ前記時間軸上に、前記各サンプリング期間において発生した織機の停台の発生状況を、その停台回数が視認可能な状態で表示する。 (もっと読む)


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