説明

GKNドライブラインジャパン株式会社により出願された特許

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【課題】小型化することができると共に、断続特性を安定化することができる動力断続装置を提供する。
【解決手段】動力断続装置1が、回転軸3と、この回転軸3上に相対回転可能に同軸的に配置されたギヤ部材5と、回転軸3上でギヤ部材5と軸方向に隣接配置され回転軸3とギヤ部材5とにそれぞれ一体回転可能に連結された一対のクラッチ部材7,9と、この一対のクラッチ部材7,9のそれぞれに軸方向に対向するように設けられた第1の噛み合い歯11と第2の噛み合い歯13とからなる噛み合い部15と、一対のクラッチ部材7,9に磁力線を透過させクラッチ部材7に対してクラッチ部材9を吸引して噛み合い部15を接続させる電磁石17と、噛み合い部15の接続解除方向にクラッチ部材9を押圧する押圧部材19とを有した。 (もっと読む)


【課題】管状部材が潤滑油が飛散する空間部を跨ぐ場合であっても潤滑油漏れを抑制する。
【解決手段】トランスファー・ケース3内に配置されて内部空間22に連通するブリーザ室15と、ブリーザ室15に対しオイルが飛散する空間部21を跨いで設けられトランスファー・ケース3外から貫通して内端部33がブリーザ室15内に挿入された管状部材17とを備え、ブリーザ室15が、管状部材17の内端部33を挿入させる孔部23と、該孔部23とは別に設けられ内部空間22に対して空間部21以外で臨む連通用の開口部31とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】寸法精度を出し易く、潤滑オイルによる抵抗を減少させて応答性向上を可能とする。
【解決手段】相対回転可能なクラッチ筒体83及びクラッチ・リング85の対向面相互に周方向に所定間隔で形成された突歯87,89を備え、クラッチ・リング85のクラッチ筒体83に対する回転軸芯方向への相対移動により突歯87,89を係脱させてクラッチ筒体83及びクラッチ・リング85間の回転連動遮断を行うトルク断続クラッチ81であって、クラッチ筒体83に、突歯87よりも回転軸芯方向の突出高さが低い突当て部137を突歯87に対し回転方向の位相をずらして設け、クラッチ筒体83及びクラッチ・リング85相互の突歯87,89の噛合い係合位置で、突当て部137を他方の突歯89に突き当ててクラッチ筒体83及びクラッチ・リング85相互の回転軸芯方向での突き当てを行わせることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ギヤ部材のギヤ部とロック部材のロック部との噛み合いにおける衝撃を抑制することができるパークロック構造を提供する。
【解決手段】回転可能に配置された回転軸3と、この回転軸3と一体回転可能に設けられたギヤ部材5と、このギヤ部材5のギヤ部7と噛み合い回転軸3の回転を阻止するロック部9が設けられたロック部材11とを備えたパークロック構造1において、ロック部9のギヤ部7との噛み合い方向の歯頂面に、噛み合い方向の頂部13から歯幅方向の両端側に向けて後退する後退面15を設けた。 (もっと読む)


【課題】ピニオン・シャフトの切り欠きによらずに左右差込係合部の軸方向長さを確保することを可能とする。
【解決手段】デフ・ケース3と、ピニオン・シャフト5と、ピニオン・ギヤ7,9と、一対のサイド・ギヤ11,13と、ギヤ側環状部69と、ケース側環状部55と、Xリング75を支持したシール支持部73と、密封形成され粘性流体が封入された作動室89と、第1,第2のプレート組とを備え、一方のサイド・ギヤ11のインナー・スプライン63を一方のサイド・ギヤ111に対して別体の差込環状部77に形成し、この差込環状部77を一方のサイド・ギヤ11に対して後付けで一体回転可能に結合したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】気抜き孔から隙間部への水の侵入を防止することができるシール構造を提供する。
【解決手段】ケーシング3と、回転部材5と、ケーシング3と中空軸5との間に形成された空間部を軸方向に第1の空間部7と第2の空間部9とに区画するシール手段11とを備え、シール手段11は、第1のシール部13と、第2のシール部15と、第1のシール部13と第2のシール部15との間に設けられた隙間部17とが設けられ、ケーシング3には、外部と内部とを連通し隙間部17と接続された気抜き孔21が設けられたシール構造1において、気抜き孔21を、ケーシング3の外部側の開口端23を重力方向に向けて開口させ、ケーシング3に、気抜き孔21の開口端23から重力方向に向けて離間すると共に重力方向と交差する方向に向けて延設された壁部25を設けた。 (もっと読む)


【課題】制御トルクの精度を向上することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】回転可能に配置され駆動トルクが入力される入力部材3と、この入力部材3と相対回転可能に配置され入力部材3に入力された駆動トルクを出力する出力部材5と、入力部材3と出力部材5との間に配置され入力部材3と出力部材5との間に伝達される駆動トルクを断続する断続部7と、この断続部7を作動させる操作機構9と、この操作機構9を作動させる起動源11とを備えた動力伝達装置1において、出力部材5の軸トルクを計測する検出手段13と、この検出手段13と起動源11に接続され検出手段13が計測した出力部材5の軸トルクが目標とする駆動トルクとなるように起動源11の起動を制御する制御手段とを有した。 (もっと読む)


【課題】カップリングの構造を簡易化し、小型化することができるデファレンシャル装置を提供する。
【解決手段】デフケース3と、ピニオン5と、一対のサイドギヤ7,9とからなる差動機構11を備え、差動機構11の差動を制限するカップリング13がデフケース3内に収容されたデファレンシャル装置1において、デフケース3が、各部材を収容するケース部材15と、サイドギヤ9及びカップリング13と軸方向に隣接配置されケース部材15を閉塞するカバー部材19とを有し、サイドギヤ9及びカップリング13とカバー部材19との軸方向間に、ケース部材15と一体回転可能に連結されたプレート23を配置し、カップリング13が、ケース部材15の連結部21とサイドギヤ9の連結部25とに連結された複数の抵抗板と、密封部材27と複数の抵抗板を軸方向に挟んで対向配置されたカバー部材19とで形成された密封空間29に封入された粘性流体とを有した。 (もっと読む)


【課題】ワッシャの端部周囲に特別な回り止め機能を設けることによる形状の複雑化を防止し、コスト増を抑制する。
【解決手段】デフ・ケース3と、ピニオン・ギヤ17と、サイド・ギヤ23,25とを備え、デフ・ケース3の内面に、球面状のピニオン・ギヤ凹支持面部9,11及びサイド・ギヤ凹支持面部13,15を形成し、サイド・ギヤ23,25の凸背面部23a,25aとデフ・ケース3のサイド・ギヤ凹支持面部13,15との間に、球面状のサイド・ワッシャ47,49を介設し、サイド・ギヤ凹支持面部13,15にケース側凹部51,53を設け、サイド・ワッシャ47,49の凸側外面にケース側凹部51,53に係合するワッシャ側凸部55,57を設け、サイド・ワッシャ47,49の凹側内面にサイド・ギヤ23,25の球面状の凸背面部23a,25aとの間に空間51a,53aを形成するワッシャ側凹部59,61を設けた。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータの回転位置の検出を簡易化することができるシフト機構を提供する。
【解決手段】操作力を生じさせるアクチュエータ3と、このアクチュエータ3によって回転される回転軸5と、この回転軸5の回転により回転軸5の軸心周りを回動する回動部材7と、この回動部材7の回動により移動操作される移動機構9と、この移動機構9の移動により駆動軸11の回転を阻止するロック部材13と、回動部材7に係合され回動部材7の回動に対して段階的に付勢力を付与する付勢部材15とを備えたシフト機構1において、回動部材7を、ロック部材13が駆動軸11の回転を阻止するロック位置と、ロック部材13による駆動軸11の回転の阻止を解除するロック解除位置との間を回動させ、回動部材7の近傍に、回動部材7がロック位置又はロック解除位置に回動したときに回動部材7と当接して回動部材7の回動を規制する規制部材17,19を設けた。 (もっと読む)


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