説明

GKNドライブラインジャパン株式会社により出願された特許

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【課題】回転トルクの伝達調整の制御系統を簡素化する。
【解決手段】デフ・ケース47と、外部制御される電動モータ23と、両者間で締結に応じて回転トルクを伝達するクラッチ29と、クラッチ・ハウジング69に連動して電動モータ23の出力側のカム・プレート67と相対回転可能であると共に締結移動によりクラッチ29を締結する押圧プレート45と、押圧プレート45とカム・プレート67との間で相対回転に応じてスラスト力を発生させ押圧プレート45を締結移動させると共に押圧プレート45に電動モータ23の回転トルクを伝達するワンウェイ・カム機構27とを備え、ワンウェイ・カム機構27が、カム・プレート67の回転速度が押圧プレート45の回転速度を上回るときにスラスト力を発生しカム・プレート67の回転速度が押圧プレート45の回転速度を下回るときにスラスト力を解除する。 (もっと読む)


【課題】内圧上昇がある場合でも装置の設計自由度の制限を抑制することを可能とする。
【解決手段】インナー・スプライン17を備えたクラッチ・ハウジング3と、スプラインを備えたハブ・シャフトと、インナー・スプライン17にスプライン係合するアウター・プレート9a及びスプラインに係合するインナー・プレート9bからなるメイン・クラッチ9とを備えたトルク伝達構造であって、クラッチ・ハウジング3に相対回転可能に設けられインナー・スプライン17を形成した外側可動筒状体部24と、クラッチ・ハウジング3に外側可動筒状体部24を固定し設定温度で溶融し前記相対回転を許容し再凝固により固定が可能な外側易溶融部26とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】押圧部材復帰付勢構造を設けた場合でもスプラインのモジュールを拡大することを可能とする。
【解決手段】スプライン39を備えたハブ・シャフト7に嵌合支持されるリング状のワッシャー67と、ワッシャー67に対して押圧プレートに反押圧移動方向へ復帰力を付与するカウンター・スプリングとを備え、スプライン39の端部で歯の何れかを欠歯形成してこの欠歯の奥側にスプラインの歯の欠歯奥側端面による受け面71を形成し、ワッシャー67の内周に欠歯されずに残されたスプライン39の歯の外周に嵌合する嵌合逃げ部75及び前記欠歯の部分に嵌入して受け面71に対向する突当部77を設け、押圧プレートの内周に、欠歯されずに残されたスプライン39の歯に嵌合するインナー・スプラインを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内圧上昇がある場合でも装置の設計自由度の制限を抑制することを可能とする。
【解決手段】インナー・スプライン17を備えたクラッチ・ハウジング3と、スプライン39を備えたハブ・シャフト7と、インナー・スプライン17にスプライン係合するアウター・プレート9a及びスプライン39に係合するインナー・プレート9bからなるメイン・クラッチ9とを備えたトルク伝達構造であって、クラッチ・ハウジング3内周に嵌合固定され前記インナー・スプライン17が形成された外側可動筒部24を備え、クラッチ・ハウジング3の熱膨張係数が外側可動筒部24よりも大きく設定され、クラッチ・ハウジング3及び外側可動筒部24の設定温度での熱膨張により前記嵌合固定を解除して相対回転が許容され再収縮により前記嵌合固定が行われる。 (もっと読む)


【課題】プラネタリギヤ機構の切り換えと前後輪間の断続とを簡素化すると共に、分岐ギヤ機構の大型化を抑制し、装置を小型化することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】差動機構3と、プラネタリギヤ機構5と、分岐ギヤ機構7とを備えた動力伝達装置1において、一方の車軸の外周に、軸方向移動して差動機構3とプラネタリギヤ機構5と分岐ギヤ機構7の第1分岐ギヤ9とを選択的に接続可能な入力部材11を配置し、入力部材11が軸方向移動して、プラネタリギヤ機構5を介して第1の速度で差動機構3に駆動力を伝達する第1ポジション13と、この第1ポジション13と同期して分岐ギヤ機構7の第1分岐ギヤ9に駆動力を伝達する第2ポジション15と、分岐ギヤ機構7の第1分岐ギヤ9に駆動力を伝達すると共に、プラネタリギヤ機構5を介して第2の速度で差動機構3に駆動力を伝達する第3ポジション17とを有した。 (もっと読む)


【課題】小型化でき、重量バランスを適正化することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動部材39と、軸方向移動可能な入力部材13と、前輪側の左右輪に連結された一対の車軸3,5と連結された差動機構7と、入力部材13の軸方向移動により係合して差動機構7に伝達する駆動力を変速させるプラネタリギヤ機構9と、差動機構7に伝達される駆動力を分岐して後輪側に伝達する分岐ギヤ機構11とを備えた動力伝達装置1において、入力部材13とプラネタリギヤ機構9の太陽歯車55と分岐ギヤ機構11の第1分岐ギヤ79とを、車軸5の外周側に配置し、差動機構7を、トランスミッションケース21内に収容し、プラネタリギヤ機構9と分岐ギヤ機構11とを、トランスミッションケース21に組み付けられるトランスファケース23内に収容し、プラネタリギヤ機構9を、分岐ギヤ機構11の第1分岐ギヤ79より軸方向外側に配置した。 (もっと読む)


【課題】他部材とのスペースの取り合いを抑制し、設計的な自由度を拡げることを可能とする動力伝達装置を提供する。
【解決手段】リング・ギヤ33は、車軸に連結された中間軸3が貫通する連結中空軸31に取り付けられ、ピニオン・ギヤ37は、後輪側出力軸35に連結され、第1のケース部分65は、端部にトランスミッション側のベル・ハウジングへの取付フランジ部84を備え、第2のケース部分67は、エンジンに対向して配置され、ボルト69は、第1のケース部分65に向けて回転軸心と交差する方向に軸心を備えリング・ギヤ33および連結中空軸31を避けて両側に配置された複数により、第2のケース部分67を第1のケース部分65に結合させ、連結中空軸31の一端側は、取付フランジ部84より回転軸心に沿った方向に延設されフロント・デファレンシャル装置のデフ・ケースに連結されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】摩擦面間の相対回転速度を摩擦係合させる2部材間の相対回転速度よりも低くすることを可能とする。
【解決手段】相対回転可能なアウター・プレート111及びインナー・プレート113にそれぞれ備えられた摩擦面間に、回転自在なフローティング・プレート109を介設し、理論的にはアウター・プレート111及びインナー・プレート113の摩擦面とフローティング・プレート109との間の相対回転速度をアウター・プレート111及びインナー・プレート113の相対回転速度の1/2にすることができ、摩擦面間の相対回転速度をアウター・プレート111及びインナー・プレート113間の相対回転速度よりも低くすることができることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】密閉性を保持しながら簡単に製造することを可能とする。
【解決手段】磁性体の内周部35a及び外周部35bからなり内部空間を外部から区画するための中間壁部35に、磁路形成のための非磁性体43を設けたローター5であって、非磁性体43は、内外周部35a,35b間に周回状に連続充填形成され内外周部35a,35bを結合する非磁性の溶接ビード43aで形成され、溶接ビード43aは、端部43bが既充填形成部分43cに対し重ね合わされ、別部材としての非磁性体を必要とせず、内外周部35a,35bを非磁性の溶接ビード43aで結合し、内周部35b及び外周部35a間の密閉性を保持しながらローター5を簡単に製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特別なバルブを不要として組み付け、部品管理を容易とすることを可能とする。
【解決手段】内部空間Sを区画するクラッチ・ハウジング3及びローター5の内部圧力を逃がすためのブリーザー構造54であって、クラッチ・ハウジング3及びローター5の嵌合結合された嵌合内外周部13,44と、嵌合内周部13に設けられたオー・リング収容凹部30と、オー・リング収容凹部30に収容され嵌合外周部44に圧接されたシール・リング゛53と、内部空間Sに対しオー・リング53の圧接箇所よりも外部低圧側に設けられて内部空間Sの内部圧力が設定圧を上回ることでオー・リング53が圧接する当接部93とを備え、オー・リング53が当接部93に圧接して変形することに起因してオー・リング53による密閉性が損われることを特徴とする。 (もっと読む)


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