説明

株式会社リガクにより出願された特許

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【課題】平行ビーム法を用いたX線回折法において、角度分解能が優れていて、X線強度の低下が少なく、構造が簡素化されたX線回折装置およびX線回折方法を提供する。
【解決手段】平行ビームのX線24を試料26に照射して、試料26からの回折X線28をミラー18で反射させてからX線検出器20で検出する。ミラー18の反射面は複数の平坦反射面の組み合わせからなり、回折平面に平行な平面内において、各平坦反射面の中心点は、試料26の表面上に中心を有する等角螺旋の上にある。X線検出器20は、回折平面に平行な平面内において1次元の位置感応型である。異なる平坦反射面で反射した反射X線が、X線検出器20の異なる地点にそれぞれ到達するように、複数の平坦反射面とX線検出器20との相対位置関係が定められている。 (もっと読む)


【課題】 従来のナライザによるけられ(遮蔽)を解消し、分解能に優れたデバイシェラー光学系を備えたX線回折測定装置とそのための方法を提供する。
【解決手段】 被測定試料Sに照射する特性X線を発生するX線源10と;試料を中心に取り囲んで配置されたX線フィルム30と;試料とX線フィルムとの間に配置され、試料からの散乱X線を、当該試料を中心に所定の角度で集めてX線フィルムの所定の位置に照射する放物面を有する人工多層膜からなるミラー100を備えたデバイシェラー光学系を備えたX線回折測定装置により、散乱X線を、当該試料を中心に所定の角度で集め、当該試料を中心に取り囲んで配置されたX線フィルム上にデバイ環を得る。 (もっと読む)


【課題】平行ビーム法を用いたX線回折法において、角度分解能が優れていて、X線強度の低下が少なく、構造が簡素化されたX線回折装置およびX線回折方法を提供する。
【解決手段】平行ビームのX線24を試料26に照射して、試料26からの回折X線28をミラー18で反射させてからX線検出器20で検出する。ミラー18の反射面の形状は、試料26の表面上に中心を有する等角螺旋である。反射に寄与する結晶格子面は、反射面上の任意の地点で反射面に平行になっている。X線検出器20は、回折平面に平行な平面内において1次元の位置感応型である。そして、ミラー18の反射面上の複数の異なる地点からの反射X線が、X線検出器20の複数の異なる地点にそれぞれ到達するように、ミラー18とX線検出器20との相対位置関係が定められている。 (もっと読む)


【課題】FP法で試料の組成や面積密度を分析する蛍光X線分析装置などにおいて、非検出元素について正確に検出限界を算出できるものを提供する。
【解決手段】FP法で試料13の組成を算出する算出手段10を備え、その算出手段10が、非検出元素については所定の微量濃度を加えて組成を仮定し、その組成に基づいて非検出元素から発生する2次X線4の理論強度を計算し、その非検出元素の理論強度とあらかじめ求められた装置感度係数とから非検出元素の推定測定強度を計算し、その非検出元素の推定測定強度と所定の微量濃度とから非検出元素の検量線勾配を計算し、検出手段9で測定した非検出元素のバックグラウンドの測定強度からバックグラウンドの統計変動を計算し、その非検出元素のバックグラウンドの統計変動と非検出元素の検量線勾配とから非検出元素の検出限界を算出する。 (もっと読む)


【課題】容器の内部に、放射線検出用の半導体素子とともに温湿度センサを収容して、放射線検出用の半導体素子の寿命を予測可能にする。
【解決手段】放射線検出装置は容器10と半導体素子12と放射線透過窓24と温湿度センサ14を備えている。容器10は、容器の外部に対して容器の内部空間を気密に保持できるものである。半導体素子12は放射線を検出するものであり、容器の内部空間に配置される。放射線透過窓24は容器に形成されていて、半導体素子12に対面する位置にある。温湿度センサ14は、半導体素子12と共に容器の内部空間に配置される。容器内部の湿度と温度が温湿度センサで測定される。その測定データの履歴に基づいて、半導体素子12の劣化の度合い、すなわち寿命、を予測することができる。 (もっと読む)


【課題】X線回折法に基づいて硬組織を評価する際に、硬組織を破壊することなく測定を行うことができるようにし、もって、硬組織の評価を簡単且つ短時間で行えるようにする。
【解決手段】X線源1から出射したX線を硬組織4に入射させ、硬組織4で回折して硬組織4の透過側に出射したX線をX線検出器5で検出する硬組織の評価方法である。X線源1はMoKα線以上のエネルギを有する特性X線を発生し、硬組織4は自身の長手方向にc軸配向した性質を有し、硬組織4は自身の長手方向がX線の光軸と交差するように配置され、X線検出器5はc軸に対応する格子面である(002)面で回折した回折線の子午線A−A方向の強度を検出し、さらにX線検出器5は参照面である(310)面で回折した回折線の子午線A−A方向の強度を検出し、参照面と(002)面の回折線強度との比較に基づいて硬組織を評価する。 (もっと読む)


【課題】小角X線散乱と広角X線散乱とを同時に測定できると共に、広角X線散乱の測定精度を向上できる小角広角X線測定装置を提供する。
【解決手段】X線源Fから出たX線を試料Sに照射し試料Sから発生する散乱線を小角度領域内で検出器26によって検出する小角X線光学系と、試料Sと検出器26との間に設けられており試料Sから発生する散乱線を広角度領域内で検出する広角X線光学系7とを有する小角広角X線測定装置である。広角X線光学系7は、試料Sと検出器7との間のX線光路上に設けられており、X線像を可視光像に変換する蛍光体38と、蛍光板38上に形成された可視光像を反射する光反射体42と、光反射体42で反射した可視光像を検出する光検出器47とを有する。X線光路と交わる部分の蛍光体38及び光反射体42のそれぞれにX線用開口39,42が設けられ、その開口39,42は小角度領域の最大角度値を見込む開口径を有する。 (もっと読む)


【課題】結晶の外形に対して結晶軸がどのように取り付いているかを調べる全3軸の方位決定を高速で、かつ高精度に行うことのできるX線単結晶方位測定装置および測定方法を提供することにある。
【解決手段】特性X線による回折を利用する、ディフラクトメータ法を基本とし、X線検出器として、TDI読み出しモードで動作するCCDをベースにした2次元検出器を採用したことと、該2次元検出器により特定の(狙った)指数の反射を2点で捕らえることにより全3軸の方位決定を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】X線焦点の位置を変化させること無くX線発生帯を変化させることができ、しかもそのための構成が簡単で故障し難いX線発生装置を提供する。
【解決手段】隣接して並んだ2つのX線発生帯27A,27Bを備えた対陰極17Aと、陰極16及び対陰極17Aを真空状態である内部に収容したケーシング25と、対陰極17A及びそれに一体なフランジ35を軸線X0方向に移動可能に支持するフランジ49及び突出部材50とを有するX線発生装置である。フランジ49は、フランジ35に近い側に在るX線発生帯27Aが電子衝突領域に置かれる位置に対陰極17Aがあるときにフランジ35の右側面に当接する。突出部材50は、フランジ35から遠い側に在るX線発生帯27Bが電子衝突領域に置かれる位置に対陰極17Aがあるときにフランジ35の左側面に当接する。圧力切替装置58はフランジ35に加える空気圧力を大気圧状態と減圧状態とで切り替える。 (もっと読む)


【課題】 青色発光ダイオードの光を蛍光体で赤色に変換して、これをイメージングプレートの消去光として用いることで、小型でかつ十分な光度が得られる消去用光源を用いた放射線画像読取装置を得る。
【解決手段】 レーザ光源12から放出された励起光22がイメージングプレート10に当たると、潜像の強度に応じた発光強度の輝尽発光の光24が放出される。この輝尽発光の光24は紫外線検出ダイオード20でその強度が検出される。残存する潜像は消去用の光源28から放出される消去光30で消去される。消去用の光源28は、青色発光ダイオードと、この青色発光ダイオードが発光する青色の光を赤色の光に変換する蛍光体との組み合わせからなる。青色発光ダイオードは発光強度が大きいので、このような消去用光源を用いることで、小型でかつ光度の大きな赤色の消去光が得られる。 (もっと読む)


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