説明

株式会社リガクにより出願された特許

111 - 120 / 206


【課題】体動検出のために別途装置を使用することなく、画像データの処理のみで異常な体動を検出し画像データを補正することができる異常体動検出装置および異常体動検出方法を提供する。
【解決手段】被検体の透視画像データから被検体の異常な体動を検出する異常体動検出装置であって、被検体の周囲でガントリを回転させることで所定の回転角度から撮影された被検体の透視画像データを取得するデータ取得部31と、透視画像データで、被検体の領域を含むように関心領域を設定する領域設定部32と、取得された透視画像データに設定された関心領域内にわたり積算して得られる特徴量を算出する特徴量算出部33と、算出された特徴量が所定量以上であるとき、被検体に異常な体動があったと判定する判定部40とを備える。これにより、画像データの処理のみで異常な体動を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】 面方位測定の大幅な時間短縮を実現し、サブグレイン構造やリネージ構造の試料に対し高速マップ測定が可能なX線結晶方位測定装置及び方法を提供する。
【解決手段】 被測定結晶Sの測定面にX線を照射し、当該X線の照射により結晶の格子面に対応して得られる回折スポットをX線検出器30で検出し、当該検出した回折スポットの中心位置を測定して結晶の格子面法線を算出するX線結晶方位測定装置及び方法において、当該被測定結晶の測定面の照射点からの回折スポットを、TDI読み出しモードで動作するCCD(TDI-CCD)34により構成した二次元検出器で検出する。 (もっと読む)


【課題】 結晶粒の方位分布測定を短時間で実行可能としてインライン又はオンラインで検査可能な方位分布測定方法及びそのための装置を提供する。
【解決手段】 測定試料における結晶粒の方位分布測定を行なう結晶粒の方位分布測定方法であって、単色化したX線をX線ビームに形成し、当該形成したX線ビームを前記測定試料の表面に対し、所定の入射角を中心にした所定の角度幅で入射し、当該所定の角度幅で入射したX線の回折像を、TDI読み出しモードで動作するCCD34により構成した二次元検出器で検出して、その回折方向において積分して極点図を取得し、当該得られた極点図から結晶粒の方位分布測定を行なう。 (もっと読む)


【課題】特別な機器がなくても、体動の影響を受け難く、周期的運動の影響を排した被検体の画像を容易に得ることのできる周期的運動の同期算出装置および周期的運動の同期算出方法を提供する。
【解決手段】被検体の透視画像データを取得するデータ取得部31と、透視画像データで、被検体の周期的運動部位の領域を含むように関心領域を設定する領域設定部35と、取得された透視画像データに設定された関心領域内にわたり積算して得られる特徴量を被検体の周期的運動の同期信号として算出する特徴量算出部と、を備える算出する特徴量算出部36と、を備える。たとえば、このようにして得られる周期的運動の同期信号から周期的運動の周期の位相が120°ごとにずれるようにガントリの回転を制御し、撮影した透視画像データにより補間処理を行い、画像データを構成することができる。 (もっと読む)


【課題】効率のよい撮影により周期的運動による変動を排除したCT画像データを得ることができる周期的運動の同期撮影装置および周期的運動の同期撮影方法を提供する。
【解決手段】ガントリの連続した複数回転を伴うCT撮影により、トリガ信号を受けて回転角度ごとに被検体の透視画像データを撮影する周期的運動の同期撮影装置1であって、被検体の周期的運動の同期信号を取得し、同期信号から周期的運動の周期を算出する周期算出部37と、算出された周期的運動の周期から、ガントリの回転数に応じてガントリの回転速度およびトリガ信号の発信の周期を算出する撮影条件算出部38と、算出された回転速度およびトリガ信号の周期で、CT撮影を行い、被検体の透視画像データを撮影する撮影部2と、を備える。 (もっと読む)


【課題】バイアス電圧を安定させ、X線焦点サイズおよびX線強度を安定させることができるバイアス電圧制御回路およびこれを用いたX線発生装置を提供する。
【解決手段】昇圧された高電圧に重畳されたバイアス電圧を検出し検出電圧を生成するバイアス電圧検出部51と、同期クロックにより基準パルスを生成するパルス発生部61と、検出電圧と基準パルスから発生させた鋸波との交点のタイミングでフィードバック用パルスを生成する信号変換部71と、生成されたフィードバック用パルスを2次側の回路から1次側の回路に伝送する信号伝送部74と、伝送されたフィードバック用パルスを用い基準パルスから発生させた鋸波をピークホールドして検出電圧を復元する検出電圧復元部77と、復元された検出電圧に基づいて1次側の回路でバイアス電圧を制御する1次電圧制御部78と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 試料を固定しながら、小角X線散乱装置により実現可能な、薄膜状の試料に対する小角X線散乱の測定方法を提供する。
【解決手段】 X線発生装置によりX線を発生し、当該X線発生装置から発生したX線を光学系により所定のX線入射ビームに形成し、当該形成したX線入射ビームを、試料保持部に搭載した測定試料に照射し、当該試料からの小角散乱X線をX線検出器により検出する小角X線散乱の測定方法において、板状の基板表面に薄膜状に形成された当該試料に対し、前記X線入射ビームをその側端面から、当該薄膜状試料の表面に対して負の角度を有する入射角度で入射する小角X線散乱の測定方法。 (もっと読む)


【課題】計測範囲の特定について再現性を高め、特徴量の算出を客観的かつ簡易に行なうことができるボリュームデータ処理装置およびボリュームデータ処理プログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係るボリュームデータ処理装置は、ボリュームデータに基づいて、被検体の体軸に平行な特定の平面上で、骨を表す数値範囲に含まれる測定値のラインプロファイルを算出するプロファイル算出部と、前記ラインプロファイルの極大または極小位置を基準にして関心領域を設定する領域設定部と、前記関心領域について特徴量を算出する特徴量算出部と、を備える。このようにプロファイルの極大値または極小値をとる位置を基準に、関心領域を設定するため、一つの被検体について再現性よく関心領域を設定することができる。すなわち、同じ被検体に対して前回の処理のときの位置と同じ位置に領域を設定することができる。 (もっと読む)


【課題】ノーマルフォーカス用のセパレータとファインフォーカス用のセパレータを選択的に使用できて,ファインフォーカス用のセパレータを用いたときに高速回転をしても回転対陰極X線管の回転駆動源の負荷がそれほど大きくならないようにする。
【解決手段】円筒状のターゲット部材10の外周面の軸方向長さは20〜100mmである。ファインフォーカス用のセパレータの接近表面82の軸方向長さは5mm以下であって,これは,ノーマルフォーカス用のセパレータのそれよりも短い。これにより,ファインフォーカス用のセパレータを用いたときに回転対陰極を高速で回転させることができて,その場合に回転駆動源の負荷をそれほど大きくしなくても済む。 (もっと読む)


【課題】有効なキャリブレーションを行い、適度なコントラストの被検体の画像を得ることを可能にする検出値較正方法、並びにこの検出値較正方法に用いられるX線CT装置、較正用ファントムおよび保持具を提供する。
【解決手段】X線CT撮影において検出された検出値を較正する検出値較正方法であって、液体で満たされた較正用ファントム1をX線CT装置に固定し、較正用のX線CT撮影を行うステップと、較正用ファントム1の液体中に被検体30を入れ、被検体30の入った較正用ファントムをX線CT装置に固定し、被検体30のX線CT撮影を行うステップと、較正用のX線CT撮影により検出された検出値を用いて、被検体のX線CT撮影で検出された検出値を較正するステップと、を含む。これにより、X線の管電圧を下げて撮影し、較正を行うことによりCTデータのコントラストを高めることが可能である。 (もっと読む)


111 - 120 / 206