説明

株式会社リガクにより出願された特許

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【課題】ソーラスリットを設けるための空間を節約することができ、この空間の節約によりX線強度を上げることができるX線供給装置を提供する。
【解決手段】X線源から発生したX線Rをソーラスリット18の後方へ供給するX線供給装置である。ソーラスリット18は、スペーサ28によって互いに間隔をおいて積層された複数の金属箔27を有し、スペーサ28はX線進行経路の片側において金属箔27の一端部を支持し、X線源からのX線Rはスペーサ28によって支持された金属箔27の一端部に隣接する端部から入射し、その端部の反対側の端部から出射し、複数の金属箔27のうちスペーサ28によって支持された一端部と反対側の端部は開放端である。X線Rの進行経路に対して直角の方向に沿って金属箔27の開放端に対向してモノクロメータ又は試料が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 多数の試料に関して個々の試料を構成する化合物を効率的に定性分析することのできるライブラリ分析方法を提供する。
【解決手段】 (1)複数の試料に互いに異なる符号を付け、(2)複数の試料の符号毎に実測X線プロファイルを求め、(3)符号毎の実測プロファイルと標準X線プロファイルとを照合して純化合物を検索して純化合物の存在する組成点を決定し、(4)純化合物の存在する組成点のうち同一座標面にあるもの3点を選択して1つの三角形を形成し、(5)その三角形に含まれるそれぞれの組成点の実測プロファイルと3点の純化合物の標準プロファイルとを順次に照合して所定の相関以上に一致した標準プロファイルを実測プロファイルから削除し、(6)上記(5)のステップを1つの三角形に含まれる全ての組成点の試料に対して繰り返し、後に残った実測プロファイルを符号毎に保存するライブラリ分析方法である。 (もっと読む)


【課題】 X線画像の記録部において記録体保持ベルトを平面状に吸引保持する記録部支持盤から、記録体保持ベルトを確実に引き剥がして、安定して移動できるようにする
【解決手段】 記録体保持ベルト15に対する記録部支持盤22および読取部支持盤37への吸引を解除した後、記録体保持ベルト15を正方向へ搬送駆動する前に、当該記録体保持ベルト15ベルト正逆方向へ微小送りする吸着解除ステップを挿入する。 (もっと読む)


【課題】コイルの巻きピッチを変化させることで,フィラメントの長手方向の温度分布の均一性をきわめて良好にする。
【解決手段】コイル状のフィラメントを,巻きピッチが同一の複数のターンを有する中央部と,それよりも巻きピッチが小さい複数のターンを有する二つの端部とで構成する。端部の複数のターンの巻きピッチは,中央部に近いターンから一番外側のターンに向かって,順次,同じ変化量だけ減少している。中央部の巻きピッチをpで表し,巻きピッチの変化量をΔpで表し,フィラメントの全体の巻数をnで表し,二つの端部の合計の巻数をkで表すと,Δp/pを0.015から0.1までの範囲内とし,k/nを0.3から0.8までの範囲内とする。k/nの値は,次の数式の範囲内にすることが好ましい。k/n=0.72−4.66(Δp/p)±0.12。 (もっと読む)


【課題】 コイル状のフィラメントの長手方向の温度分布を均一にできて,かつ,フィラメントが電子ビーム照射領域からのイオン衝撃を受けないようにして,フィラメントの寿命を長くする。
【解決手段】ウェーネルト電極44の開口48の内部にコイル状のフィラメント10を配置する。フィラメントの幅方向の中心線に対してウェーネルト電極の開口の二つの長辺56,58は非対称の位置にある。すなわち,偏心フィラメント構造をしている。これにより,フィラメントは電子ビーム照射領域からのイオン衝撃を受けない。フィラメントは,中央部の巻きピッチよりも端部の巻きピッチが密になっていている。すなわち,端部の複数のターンの巻きピッチが,中央部に近いターンから一番外側のターンに向かって,順次,同じ変化量だけ減少している。これにより,フィラメントの長手方向の温度分布が均一になる。 (もっと読む)


【課題】フィラメントの線径を変化させてもコイルの外径を変化させないようにして,フィラメントの長手方向の温度分布の均一性を良好にする。
【解決手段】コイル状のフィラメント10の長手方向の中央部から端部に向かってコイルの線径diが順に細くなっている。一方,長手方向に沿ってコイルの外径Dは一定である。そのためには,線径を細くする手法として,線材12のコイル内面側だけを削ればよい。長手方向の温度分布をできるだけ均一にするには,長手方向の中央部における線径dmaxと長手方向の端部における線径dminとの差Δdは,次の数式を満足するのが好ましい。Δd/dmax=0.041〜0.145。 (もっと読む)


【課題】十分な発散角を持ち、積分反射能が高い単色化X線を一次X線方向と平行に取り出し可能なX線光学素子とそれを利用したX線分析装置を提供する。
【解決手段】X線源と、試料を保持する試料ステージと、試料ステージに保持された試料からのX線を検出するための検出器と、X線源からのX線を記試料ステージに保持された試料へ導くための光路とを備えたX線分析装置において、この光路の一部に、2枚のグラフィトモノクロメータ21、22、又は、多層膜ミラー21’、22’、を、対向させ、かつ、反射面が互いに平行になるように、所定の隙間を介して配置し、一方のX線反射面に対して所定の入射角で入射した一次X線を当該X線反射面上で反射し、その後、他方のX線反射面で反射し、もって、単色化されたX線を、入射した一次X線と平行に取り出すX線光学素子1000を配置する。 (もっと読む)


【課題】基底基準吸収回折法による定量法において基底板から正確な回折線強度情報を得ることを可能にすることにより、極めて正確な検量を行うことができるX線回折定量装置を提供する。
【解決手段】物質Sの重量をX線を用いて測定するX線回折定量装置において、物質Sを物質保持領域As内に保持するフィルタ33と、物質Sに照射するX線を発生するX線源Fと、物質Sで回折した回折X線を検出するX線検出器20と、フィルタ33におけるX線照射面の反対側に設けられ物質保持領域Asよりも小さい基底板31と、X線源Fから見てフィルタ33の背面側であって基底板31の外周側面の周りに設けられた非晶質部材30とを有するX線回折定量装置である。非晶質部材30からは強いピーク波形を持った回折線が出ないので、基底板31からの回折線に誤差変動が生じることがなくなる。 (もっと読む)


【課題】 画面上に3次元表示された分析装置の測定結果を、より一層有効に活用できるようにする。
【解決手段】 3つのパラメータをそれぞれ直線状の座標軸Xa,Xb,Xcとする3次元座標上に測定データを立体画像Gaとして表示する3次元立体画像生成プログラムと、3つのパラメータのうちの2つを直交座標軸Xa,Xbとする2次元座標上に当該2つのパラメータに関する測定データをプロットして2次元画像Gc,Gdを表示する2次元画像生成プログラムと、座標軸Xa,Xb,Xc及びその座標軸上の座標値を指示するデータを入力するための入力用画像Geを画面32上に表示すると共に入力用画像Geに入力された座標軸及び座標値を読み取る入力用画像処理プログラムとを有し、3次元立体画像生成プログラムは、入力用画像Geを用いて入力された座標値を3次元立体画像Ga上で線L1,L2によって表示する。 (もっと読む)


【課題】 画面上に3次元表示された分析装置の測定結果を、より一層有効に活用できるようにする。
【解決手段】 3つのパラメータをそれぞれ直線状の座標軸Xa,Xb,Xcとする3次元座標上に測定データを立体画像Gaとして表示する3次元立体画像生成プログラムと、3つのパラメータのうちの2つを直交座標軸Xa,Xbとする2次元座標上に当該2つのパラメータに関する測定データをプロットして2次元画像Gc,Gdを表示する2次元画像生成プログラムと、座標軸Xa,Xb,Xc及びその座標軸上の座標値を指示するデータを入力するための入力用画像Geを画面32上に表示すると共に入力用画像Geに入力された座標軸及び座標値を読み取る入力用画像処理プログラムとを有し、3次元立体画像生成プログラムは、入力用画像Geを用いて入力された座標値を3次元立体画像Ga上で線L1,L2によって表示する。 (もっと読む)


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