説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】車両挙動センサの検出値の信頼性を高める。
【解決手段】ブレーキ液圧車両制御装置の制御用基板21に挙動センサ用加速度センサGx、Gyの基板31を搭載する。その基板を重力軸線に対し直交又は平行状態で、加速度センサの出力を検出して、前者の検出値を加速度センサ特有の0点誤差、後者の検出値を同ゲイン誤差とする。基板取付後の車両の水平停止時、その状態である旨の命令を電子制御ユニットに送り込んで車両の水平状態と認識させ、その時の加速度センサの出力から加速度センサのXY軸中心周りのズレθx、θyを得る。車両の水平走行時、車輪速センサに基づきX軸方向加速度G0を導き出し、この加速度G0及び前記ズレθx、θyによって、加速度センサのX軸中心周りのズレθzを導出する。このズレθx、θy、θz、0点誤差、ゲイン誤差に基づき加速度センサの出力を補正して、車両走行時の加速度センサGによる真の検出値とする。 (もっと読む)


【課題】自動ブレーキ時のインライン吸い込みに対応したコンパクトで車両への搭載性に優れるプランジャ型マスタシリンダの逆流圧対策を、簡素で生産性に優れる構造によって実現する。
【解決手段】プランジャ型マスタシリンダのピストン2、5に、非作動位置で圧力室とリザーバを連通させるピストンポート8、9とそのポートに繋がってポートの位置から後方に延びる有底溝21を設け、作動状態で自動ブレーキ制御が実行されて高液圧がホイールシリンダにつながる液圧回路から逆流してきたときに逆流圧を受けて変形するプライマリカップ11、13によってピストンポート8、9が塞がれたままになることを防止した。 (もっと読む)


【課題】 駐車する際に一対のブレーキシューをドラムに押付けた制動状態にて保持する簡易な保持機構を備える駐車ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 駐車する際に一対のブレーキシュー10をドラム20bに押付けた制動状態にて保持する保持機構2を備える駐車ブレーキ装置1であって、保持機構2は、制動状態において一対のブレーキシュー10の一端部10a間にて回転して一対の一端部10aを押すカム部材3と、カム部材3を回転させる回転手段4とを有している。そしてカム部材3は、回転手段4からトルクを受けて回転し該トルクが解除された際に回転せずに、一対のブレーキシュー10をドラム20bに押付け続ける角度位置を備える構成になっている。 (もっと読む)


【課題】大型化を招くことなく、車両挙動センサSを電子制御ユニット2内に設ける。
【解決手段】ハイドロユニット1と電子制御ユニット2を一体にしたブレーキ液圧による車両制御装置である。電子制御ユニットケーシング20のハイドロユニットハウジング10から突出する取付面20bに車両挙動センサSを収納した膨出部25及び制御コネクタ24を設ける。取付面20bは、ハウジング10の側面であり、ケーシング20が膨出しても、車両制御装置全体としては、その外延が正方形に近くなるだけで、占有スペースは小さいものとし得る。センサSは小基板31に設けて、その小基板はケーシング20内の制御基板21に立てた状態として、その小基板31は、センサSの向きを所要の向きに調整可能として、例えば、車両の水平面上の前後方向、左右方向、上下方向に一致させた後、ケーシング20(膨出部25)に小基板31を固定する。 (もっと読む)


【課題】 ポンプハウジングに設けた複数個の連通孔の吐出側端部での連通接続個所(バリ発生個所)を1箇所に集約し、バリ除去に伴う作業性・信頼性を改善する。
【解決手段】 駆動軸11を支持するポンプハウジング13は、駆動軸11の外周に周方向にて略等間隔に配置されて放射状に延在する複数個のシリンダボア15bを有する。各シリンダボア15bには駆動軸11の回転で往復動するプランジャ17が組付けられている。各プランジャ17に対応して吸入口17aと吸入弁39及び吐出口15aと吐出弁31が設けられていて、各吸入口17aにポンプハウジング13の吸入ポート13cから流体が流入可能で、ポンプハウジング13の吐出ポート13dに各吐出口15aから吐出通路を通して流体が流出可能である。吐出通路は各吐出弁31に対応して設けた複数個の連通孔13fを有し、各連通孔13fの吐出側端部がポンプハウジング13内の1箇所に集約されている。 (もっと読む)


【課題】 回生協調ブレーキ制御実行時において、基本液圧(マスタシリンダ液圧)に対する加圧量(差圧)をブレーキ液圧系統毎に調整可能な調圧手段において一部の系統について故障が発生している場合に全制動力の低下を補償すること。
【解決手段】 この装置は、マスタシリンダが出力するマスタシリンダ液圧に基づく液圧制動力(VB液圧分Fvb)に、「系統毎に配設されたリニア電磁弁により発生するリニア弁差圧ΔP1,ΔP2によるそれぞれの液圧制動力の増加量の和(リニア弁差圧分Fval)と、回生制動力Fregとの和」である補填制動力を加えた全制動力がブレーキペダル踏力に対する目標値になるようにリニア弁差圧分Fvalと回生制動力Fregを制御する。そして、例えば、クロス配管を備えた車両に適用される場合、リニア電磁弁の一方が故障していると、正常なリニア電磁弁のリニア弁差圧がリニア電磁弁が共に正常の場合の2倍に設定される。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで車両への搭載性に優れ、また、自動ブレーキ制御時のブレーキ液の吸い込み性がよく、さらに、作動時に運転者に与える無効ストローク感が小さく、なおかつ、ブースタと組み合わせても滑らかに作動するマスタシリンダを提供することを課題としている。
【解決手段】シリンダボディ1に設けた内周溝15にカップを収納し、そのカップの内周をピストンが摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するマスタシリンダにおいて、復帰終点にあるプライマリピストン2のプライマリカップ11と対応した位置の外周に環状溝21を設け、かつ、その環状溝21の設置部においてプライマリピストン2にリザーバ10と第1圧力室3を連通させる連通孔(ピストンポート8)を設け、さらに、プライマリカップ11の後端内周に、環状溝21の後端22aとの間にピストンポート8に通じた流路を形成してピストン前進時にその流路を絞るテーパ面11eを設けた。セカンダリピストン5の側も同様の構成とする。 (もっと読む)


【課題】 駐車ブレーキとして作動させる際の除圧時に、除圧に伴う駐車ブレーキ力の低下を避けることが可能な常用兼駐車ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 当該ブレーキ装置Aでは、ネジ軸27の雄ネジ部27a(第2固定ネジ要素)とナット29の雌ネジ部29a(第2移動ネジ要素)の螺合部におけるリードがシリンダ17aの雌ネジ部17c(第1固定ネジ要素)と第2のピストン25の雄ネジ部25a(第1移動ネジ要素)の螺合部におけるリードに比して小さくされている。このため、第2のピストン25とナット29が摩擦クラッチFCを介して一体的に回転しながら制御室R2に向けて移動することにより、第2のピストン25とナット29が摩擦クラッチFCを介して一体で、雄ネジ部27aのネジ面と雌ネジ部29aのネジ面の当接部と、雌ネジ部17cのネジ面と雄ネジ部25aのネジ面の当接部を突っ張った状態となる。 (もっと読む)


【課題】 ポンプからの吐出液を液圧制御弁で制御することによって発生されるアシスト液圧をマスタシリンダ液圧に加圧することにより、マスタシリンダに発生される液圧に対して設定通りの所期車両減速度を得ることができるブレーキ液圧制御装置を提供する。
【解決手段】 検出されたマスタシリンダ液圧に対応する車両減速度と所期車両減速度とのずれ量を演算し、ポンプからの吐出液を液圧制御弁で制御することによりこのずれ量をなくすようにアシスト液圧を発生させてマスタシリンダ液圧に加えるので、車両が走行中の路面の勾配、ブレーキ装置のパッドに発生するフェード、或いは積載荷重の変動に拘わらず、マスタシリンダ液圧、延いて運転者のブレーキ操作力に対応する所期の車両減速度を確実に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 坂道などで駐車させた際にブレーキペダルを緩めても車両を移動させることなく制動状態にて保持し続け得る保持機構を備えるデュオサーボ型のドラムブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 一対のブレーキシュー10をドラム20に押付ける押付け機構と、一対のブレーキシュー10の間に張出すアンカ18と、駐車の際に一対のブレーキシュー10をドラムに押付けた制動状態にて保持する保持機構3を有するデュオサーボ型のドラムブレーキ装置1であって、保持機構3は、押付け機構によって一対のブレーキシュー10をドラム20に押付けた際に、一対のブレーキシュー10とアンカ18との間に形成される隙間を埋めることによって制動状態を保持し続ける構成になっている。 (もっと読む)


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