説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】GPS受信装置が無くても大気圧センサの異常検出を行うことができるようにする。
【解決手段】前後加速度センサの検出信号に基づいて検出される勾配角度θや車輪速度センサの検出信号に基づいて演算される推定車体加速度dVに基づいて高度変化量を算出し、高度変化量から気圧変化量を推定する。そして、気圧変化量のセンサ値と推定値とを比較することにより、大気圧センサの異常を検出する。これにより、GPS受信装置が無くても大気圧センサの異常検出を行うことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】加速旋回を含んだ走行状態にある車両の加速性を維持しつつ、車両を安定して走行させることが可能な車両運動制御装置の提供。
【解決手段】車両Mの駆動輪Wfl,Wfrの空転量が所定の閾値よりも大きい場合、ブレーキ制御ECU26は通常の空転抑制制御を実行し、空転傾向にある駆動輪Wfl,Wfrに制動力を付与する。車両Mの加速旋回状態が検出され、かつ、アンダステア状態が検出された場合、旋回内側の駆動輪Wfl,Wfrの空転量の閾値を通常の空転抑制制御時の閾値よりも大きくし、旋回内側の駆動輪Wfl,Wfrへの制動力の付与を抑制し、その空転を許容する。また、車両Mの加速旋回状態が検出され、かつ、アンダステア状態が検出された場合、旋回外側の駆動輪Wfl,Wfrの空転量の閾値を通常の空転抑制制御時の閾値よりも小さくし、外側の駆動輪Wfl,Wfrへの制動力の付与を増大させる。 (もっと読む)


【課題】ブースタ失陥に対して確実に対処可能な車両用ブレーキシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】助勢限界に達したことを条件として、マスタシリンダ圧の増大に応じて、ブレーキ圧とマスタシリンダ圧との差圧が漸増するように、ブレーキ圧を制御する差圧漸増制御(効き特性制御)と、助勢限界に拘わらず、差圧が特定の大きさとなるように、ブレーキ圧を制御する差圧一定制御(失陥時制御)とを実行可能なブレーキシステムにおいて、操作力とマスタシリンダ圧とに基づいてブースタ失陥が認定された場合には、負圧室圧が閾値以上である場合に差圧漸増制御を実行し、負圧室圧が閾値未満である場合に差圧一定制御を実行する。このような構成によれば、負圧室圧の低下に依拠したブースタ失陥には差圧漸増制御によって対処し、負圧室圧の低下以外の要因に依拠したブースタ失陥には差圧一定制御によって対処することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】横転限界舵角をより正確に演算し、車両状態に応じた操舵制御が行えるようにする。
【解決手段】車両重量Mや重心高Hおよび車速Vに基づいて随時に横転限界舵角Strlimを演算する。これにより、車両状態に応じた正確な横転限界舵角Strlimを演算することが可能となる。また、横転限界舵角Strlimに対応する舵角反力特性を求めておき、ドライバがステアリング操作して舵角Strが発生したときに、その舵角Strに対応する舵角反力を発生させることで、より早くから横転限界舵角Strlimに至らないように舵角Strを抑制する。横転が発生する直前の舵角Strである横転限界舵角Strlimを車両重量Mや重心高Hおよび車速Vに応じた値として演算しているため、車両状態に応じた操舵制御を行うことが可能になる。 (もっと読む)


【課題】変圧室が大気圧となる前に助勢限界を認定することが可能な装置,方法および、その認定装置を備えた車両用ブレーキシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】バキュームブースタの助勢限界を認定する装置において、ブレーキ操作部材に操作力が加えられて、変圧室圧PHが大気圧PTに近づく過程において、変圧室圧が低下したとき(t2〜t3)に、助勢限界と認定するように構成する。ブレーキ操作時には、変圧室への大気の流入に伴って、通常、変圧室圧は増加しつづける。しかし、急ブレーキ操作時等においては、変圧室圧が大気圧になる前に、変圧室圧が低下する場合がある。このような場合には、変圧室圧と負圧室圧との差が減少することで、バキュームブースタによる助勢力が小さくなり、ブースタ効果が低下する。したがって、変圧室圧の低下時に助勢限界と認定すれば、変圧室が大気圧となる前に助勢限界を認定することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキ装置のパッドサポートにおいて、弾性部の湾曲部分での耐久性を必要十分に確保し、かつ、圧延鋼板素材の歩留まりを向上させること。
【解決手段】パッドサポート70は、圧延鋼板素材から形成され、ガイド部72aと弾性部72bと押圧部72cを備える。ガイド部72aは、裏板61の凸部61aをロータ軸方向に移動可能に収容する。弾性部72bは、ガイド部72aのロータ径内方側部分72a1の端部に形成された平面部分72b1と、これからロータ周方向に延在し先端側を折り返された湾曲部分72b2を有する。押圧部72cは、湾曲部分72b2の先端に形成され、湾曲部分72b2が折り返されることで、ロータ径内方側部分72a1のロータ径外方側に重ねられ、凸部61aをロータ径外方に向けて付勢する。弾性部72bの湾曲部分72b2が折り返される際の折り線は圧延鋼板の圧延方向に対して直交する。 (もっと読む)


【課題】ピストンがシリンダ内を軸方向に往復動する構成において、シール性能を向上さ
せることのできるピストンのシール構造とそれを用いたピストンポンプおよびブレーキ液
圧制御装置の提供。
【解決手段】ピストンポンプ103のポンプシリンダ2aに形成された環状溝2bには、
合成樹脂材料により形成され、内周面においてポンプピストン3の外周面に対し液密的に
当接するシールリング11と、シールリング11の外周側に配置され、シールリング11
を半径方向内方に付勢するOリング12が設けられている。シールリング11の軸方向の
端部には、Oリング12の脱落を防止するためのフランジ部11bが形成され、環状溝2
b内に設けられた状態において、フランジ部11bはOリング12から荷重を受けること
がなく、シールリング11の軸方向の中央部位における面圧が、軸方向の端部の面圧に対
して大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】大気圧センサの固着異常の有無を、従来の方法とは異なった方法で検出する。
【解決手段】車両周辺の大気圧はエンジンの作動状態に基づいて推定される。推定値である本推定値は、更新条件が満たされると更新されるのであり、段階的に変化させられる。そして、車両周辺の大気圧が低下する傾向にある場合において、異常検出開始条件が成立してから、本推定値が更新されるまでの間に、本推定値が大気圧センサによる検出値より小さい場合に、この間の大気圧センサの検出値の最大変化幅が固着異常判定しきい値以上の場合には大気圧センサは正常であるとされ(a)、変化量の絶対値が固着異常判定しきい値より小さい場合には固着異常であるとされる(b)。 (もっと読む)


【課題】回転式ポンプ装置と別部材のダンパを備えなくても良く、体格の大型化を抑制できるようにする。
【解決手段】第2ポート81および第4ポート83を吐出口として用いると共に、第1シリンダ71aの挿入方向前方の端面と凹部101aの底面との間に形成される空間や、第3シリンダ71cと第4シリンダ71dとの間に形成される空間をダンパとして機能させる。これにより、回転式ポンプ装置と別部材のダンパを備えなくても良くなる。したがって、ダンパを別部材として備える場合と比較して、体格の大型化を抑制できる車両用ブレーキ装置とすることが可能となるし、部品点数の削減を図ることも可能となる。 (もっと読む)


【課題】車両用のディスクブレーキ装置にてクロンク音を抑制するための板バネの2段バネ特性が安定して得られるようにすること。
【解決手段】クロンク音を抑制するための板バネ90は、裏板61に弾性的に固定されるコ字状の固定部91と、この固定部91に連続して延出形成された延出部92を有している。延出部92は、支持体に常に係合する係合部分92aと、この係合部分92aと固定部91間にあって湾曲した湾曲部分92bと、この湾曲部分92bと固定部91間にある接合部分92cを備えている。接合部分92cは、裏板61が非制動位置にあるとき裏板61から所定量離間していて、裏板61が非制動位置から支持体に向けてロータ回入側に移動することにより湾曲部分92bが非制動状態から所定量弾性変形したときに湾曲部分92bとともに弾性変形して裏板61に対して平面にて滑りなく接合するように構成されている。 (もっと読む)


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