説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】バキュームポンプで発生させた負圧でブレーキ倍力装置を作動させて制動力を発生させる自動車ブレーキ装置において、バキュームポンプの駆動を電動モータを使わずに行って車載のバッテリに蓄えられた電力の消費低減を図ることを課題としている。
【解決手段】バキュームポンプ10とブレーキ倍力装置2を有し、前記バキュームポンプ10が回転する車軸又は車軸以外の回転軸により駆動され、そのバキュームポンプ10から供給される負圧でブレーキ倍力装置2が作動するようにした。 (もっと読む)


【課題】車両制御装置において、精度の高い車輪速度検出手段の能力を十分に発揮できるようにすることにより、所定の車両挙動制御を適切に開始し車両の安定性、減速性を向上する。
【解決手段】切替手段(ステップ114)が、車両挙動制御開始手段(ステップ116)にて適用される制御開始条件の制御開始判定値kdVを、制御開始判定値記憶手段(41)に記憶されている制御開始判定値(kdV1、kdV2)のなかから精度状態判定手段によって判定された車輪速度検出手段(車輪速度検出装置50)の精度状態に基づいて切り替える。これにより、車両挙動制御開始手段(ステップ116)が、車輪速度検出手段(車輪速度検出装置50)の精度状態に対応した制御開始判定値kdVに対して回転状態(車輪加速度)が所定関係である制御開始条件を満たしたときに所定の車両挙動制御(ABS制御)を開始する。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ圧の保持のためにだけ必要とされる部品を無くし、車両に備えられるブレーキ装置の構成のみにより停車後の制動力保持制御が行えるようにする。
【解決手段】停車後の制動力保持制御を行う場合に、ブレーキ操作により減速して停車した瞬間の指示圧力を記憶しておき、通常ブレーキ時に使用される車両用ブレーキ制御装置そのものによって、その記憶した指示圧力のブレーキ圧を保持する。つまり、停車した後も通常ブレーキ時から各種制御弁SCSS、SNO1、SNO2、SWC1、SWC2、SLFR、SLRL、SLFL、SLRRへの通電を継続し、第1、第2モータ11、12への通電を継続もしくは遮断するのみで、制動力保持制御を実行することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】2つのモータを駆動するブレーキバイワイヤ式の車両用ブレーキ制御装置において、モータでの電力消費量を低減できるようにする。
【解決手段】第1、第2モータを回転させる必要があるか否かを判定する。具体的には、目標W/C圧に相応した必要ブレーキ液量Aが第1、第2モータの累積回転数Bに一回転当たりのポンプ吐出量Cを掛け合わせた現在のブレーキ液量(B×C)よりも大きいか否かを判定する。ここで否定判定され、回転させる必要が無いとされた場合には、第1、第2モータを停止させるか、もしくは、W/C圧を保持できる程度に回転数を低下させて第1、第2モータを回転させるようにしている。これにより、第1、第2モータでの電力消費量をできる限り小さくすることが可能となる。そして、車両用ブレーキ制御装置での電力消費量をできるだけ小さくすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】車体速度が遅くなったときに突発的な制動力が発生したような感覚をドライバに与えることを防止し、ブレーキフィーリングの向上を図る。
【解決手段】車体速度が小さくなるほど目標W/C圧の変化勾配よりも実際に発生させるW/C圧の変化勾配が小さくなるように、実際に発生させるW/C圧を設定する。例えば、車体速度が第1しきい値を超えているときには、目標W/C圧演算部100aで求められた目標W/C圧と1:1で対応する差圧量となるように、各リニア弁SLFR〜SLRRに対して流す電流のON/OFFのデューティ比を設定する。そして、車体速度が第1しきい値以下になると目標W/C圧演算部100aで求められた目標W/C圧の変化勾配が小さくなるような差圧量を設定し、その差圧量となるように各リニア弁SLFR〜SLRRに対して流す電流のON/OFFのデューティ比を設定する。 (もっと読む)


【課題】簡単且つ適切な手段によって車両の進行方向を確実に判定し得る車両の進行方向判定装置を提供する。
【解決手段】車両の少なくとも一つの車輪(TR)に関し、スリップ角取得手段M2が取得したスリップ角と操舵トルク取得手段M1が取得した操舵トルクとを、比較手段M3にて比較し、その比較結果に基づき車両の進行方向を判定する。少なくとも車両の前進時における車輪のスリップ角と操舵トルクの対応関係を予め特定し、その対応関係を記憶する対応関係記憶手段M31を備え、これに記憶された対応関係と、上記の取得スリップ角及び操舵トルクの関係とを比較するように構成するとよい。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの効き遅れを防止できる車両用ブレーキ制御装置を提供する。
【解決手段】緊急ブレーキ時に、通常時指示圧が緊急ブレーキ時指示圧を超過するまで第1〜第4リニア弁SLFR、SLRL、SLFL、SLRRへの単位時間当たりの通電量をブレーキペダル1の操作量に対応する通電量よりも大きくなるようにブレーキ指示圧を設定する。これにより、調圧回路を通じてブレーキ液が返流されてしまうことが抑制でき、W/C圧の立上り遅れや、それに起因するブレーキの効き遅れを防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキディスクが熱倒れ状態から復帰した後において発生するブレーキパッドの「引き摺り」を解消できるディスクブレーキ制御装置を提供すること。
【解決手段】本装置は、ブレーキディスク温度が値T1を超えたとき「熱倒れ状態が発生した」と判定し、熱倒れ状態にあるブレーキディスクDの温度が値T2(<値T1)を下回ったとき「熱倒れ状態から復帰した(熱倒れ復帰状態)」と判定する。「熱倒れ復帰状態」と判定された後の所定のタイミングにて、所定の短時間だけ、運転者によるブレーキペダル操作とは独立して全てのホイールシリンダに微小液圧を付与する。これにより、上記微小液圧が開放された後において、ブレーキディスクDに対するインナーパッドPin及びアウターパッドPoutの位置が正常位置に戻されて、「熱倒れ復帰状態」において発生するインナーパッドPinの「引き摺り」が解消される。 (もっと読む)


【課題】ブレーキの効き遅れを防止できる車両用ブレーキ制御装置を提供する。
【解決手段】緊急ブレーキ時に、第1、第2常開弁SNO1、SNO2や第1〜第4リニア弁SLFL、SLFR、SLRR、SLRRおよび第1、第2モータ11、12への通電の開始に対して、第1、第2常閉弁SWC1、SWC2への通電に遅延時間T1を設けることで、ブレーキペダル1が踏み込まれた直後には調圧回路が遮断されるようにする。このため、調圧回路を通じてブレーキ液が返流されてしまうことが防止でき、W/C圧の立上りが遅れや、それに起因するブレーキの効き遅れを防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】電源系失陥時にキャパシタに基づいてW/Cの加圧を行う場合において、電源系失陥時でない通常ブレーキ時と比べて電力消費量を提言できるようにする。
【解決手段】電源系失陥時に第1、第2モータ11、12を駆動する目標制動力を決めておき、それ以外には第1、第2モータ11、12を駆動しないようにしている。つまり、目標制動力が変化しても実制動力の変化が無い不感帯を大きくすることで、第1、第2モータ11、12の駆動時間を少なくしている。このため、第1、第2モータ11、12での電力消費量を小さくすることが可能となり、車両用ブレーキ制御装置での電力消費量をできるだけ小さくすることが可能となる。 (もっと読む)


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