説明

帝人コードレ株式会社により出願された特許

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【課題】精密機器に用いられる基盤やレンズ、液晶ガラス等における研磨加工時に剥がれが少なく安定生産ができ、かつ圧縮弾性率が低く被研磨面の高い平坦性を得られる研磨用吸着パッド素材とその製造方法を提供すること。
【解決手段】基材上に、高分子弾性体(A)からなる接着層と、架橋剤を含有しかつ多孔の高分子弾性体(B)からなる表面層とが、順に存在する研磨用吸着パッド素材。さらには、架橋剤がイソシアネート系架橋剤であることや、圧縮時の圧縮変形量が多孔層上部よりも多孔層下部において大きいこと、高分子弾性体(B)の100%伸張モジュラスが2〜5MPaであること、架橋剤がブロックイソシアネート系架橋剤であることが好ましい。また研磨用吸着パッド素材の製造方法は、基材上の高分子弾性体(A)からなる接着層上に、架橋剤を含有する高分子弾性体(B)からなる処理液を塗布し、湿式凝固することを特徴とする。さらには、架橋剤が末端封鎖されたものであり湿式凝固後に熱処理を行うことや、湿式凝固表面を熱プレス処理することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】乾燥時とウエット時の両方の場面において、高くかつ変化の少ないグリップ性能を有するシューズ用シート状物を提供すること。
【解決手段】基体上に高分子弾性体を主とする最表面層が存在するシューズ用シート状物であって、最表面層中にゲル法シリカを含有しているシューズ用シート状物。さらには、高分子弾性体がポリウレタン樹脂であることや、表面層中にロジン系樹脂またはテルペン系樹脂が含有されていること、ゲル法シリカの二次粒子径が0.01μm〜10μmの範囲であること、最表面層の厚さが5〜30μmであることが好ましい。また、このシューズ用シート状物を用いたシューズであることや、さらにはシューズ用シート状物がロゴ、文字、記号、マークのいずれかの形状であるシューズであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】連続的にスムーズに変化する模様を有するシート状物を、効率よく製造すること。
【解決手段】支持体上に非球状磁性顔料を含有する高分子弾性体溶液を塗布し、支持体の裏面において磁力を有する物体が運動することにより模様を形成し、乾燥してフィルムとし、次いで該フィルムを基材に張り合わせるシート状物の製造方法。さらには、支持体が長尺シートロールであって、フィルムを張り合わせる基材が長尺シート基材であることが好ましく、加えて支持体の巻き出し部と巻き取り部の中間部にてキャスト法を行いフィルムとし、次いで該フィルムを基材に張り合わせる方法であることや、磁力を有する物体の運動が支持体の走行方向に対し、直角方向の成分を含む運動であることが好ましい。また、非球状磁性顔料が薄板状であることや、板状マイカに強磁性体をコーティングしたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】長さ方向にスムーズに連続した模様を有する長尺シート状物を提供すること。
【解決手段】長さ方向に連続した模様を有する表面層が存在する長尺シート状物であって、その模様が表面層中における非球状磁性顔料の配向差からなるものである長尺シート状物。さらには、非球状磁性顔料を含有する層が平滑であることや、非球状磁性顔料が薄板状であること、非球状磁性顔料が板状マイカに強磁性体をコーティングしたものであることが好ましい。また、表面層が、非球状磁性顔料を含有する表皮層と、非球状磁性顔料を含有しない接着層からなるものであることや、表面層中の非球状磁性顔料の含有量が1〜30重量%であること、または表皮層中の非球状磁性顔料の含有量が5〜50重量%であることが好ましい。そして長尺シート状物の製造方法は、離型紙上に、非球状磁性顔料を含有する高分子弾性体溶液を塗布し、裏面方向から磁力を有する物体を作用させることにより、模様を形成するラミネート法である。 (もっと読む)


【課題】柔軟でありながら、折り曲げた際に不自然な凹凸や浮き皺が発生しない高品位の皮革様シート状物を提供すること。
【解決手段】繊維質基材に、シリコーン化合物を含有する処理液を付与し、乾燥し、高分子弾性体溶液を含浸し、凝固する皮革様シート状物の製造方法であって、シリコーン化合物が親水性側鎖を有し、かつ高分子弾性体溶液が水系エマルジョンである皮革様シート状物の製造方法。さらには、シリコーン化合物を含有する処理液が水系処理液であることや、処理液中のシリコーン化合物が分散状態であること、処理液中のシリコーン化合物固形分濃度が0.2〜5重量%であること、シリコーン化合物が有する親水性側鎖が、ポリエーテル側鎖、ポリエーテル・アセテート側鎖、ポリグリセリン側鎖のいずれか一以上からなるものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】裏面の接着剤処理を行っても風合い、外観の変化が少なく、ボール用などに適した表皮シート素材を提供すること。
【解決手段】高分子弾性体(A)からなるコート層が、繊維と高分子弾性体(B)からなる基体層の表面側に存在する表皮シート素材であって、基体層の裏面側に高分子弾性体(C)からなる裏面樹脂層が有り、裏面樹脂層は厚さが15μm以下であるとともに、基体層に通じる空隙があり、各層を構成する高分子弾性体の100%モジュラスが高分子弾性体(A)≧高分子弾性体(B)>高分子弾性体(C)の順であることを特徴とする表皮シート素材。また、裏面樹脂層が、高分子弾性体(C)を含む樹脂溶液をグラビア塗布したものであることや、高分子弾性体(C)の100%モジュラスが10MPa以下であること、基体層を構成する高分子弾性体(B)が多孔質であることや、基体層の密度が0.40g/cm以下であること、コート層を構成する高分子弾性体(A)が多孔質であることや、コート層の厚さが0.08〜0.2mmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】手の汗の状態に関わらず良好なグリップ感を有しながら、重量やハンドリング性に変化の少ないボール用表皮材を提供すること。
【解決手段】繊維と高分子弾性体と撥水剤からなる基体層の表面に、高分子弾性体からなり撥水剤を含まない多孔質コート層が存在し、該コート層の表面が開口部を有するボール用表皮材。さらには、コート層の厚さが0.15〜0.25mmであることや、基体層の見かけ密度が0.2〜0.5g/cmの範囲であること、撥水剤がフッ素系撥水剤であること、表面側の水滴(0.02cm)の吸収時間が15分以内であることが好ましい。またボール用表皮材の製造方法は、繊維と高分子弾性体からなる基体を撥水処理し、次いで開口部を有する多孔質のコート層を付与することを特徴とする。さらには、コート層の付与方法が湿式凝固法であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】精密機器に用いられる基盤やレンズ、液晶ガラス等における研磨加工を行う際に、被研磨物を吸着保持し、研磨加工中の研磨機定盤からのズレが発生しにくい吸着パッドを提供すること。
【解決手段】フィルム上に、高分子弾性体(A)からなる多孔層が存在する吸着パッドであって、圧縮時の圧縮変形量が、多孔層上部よりも多孔層下部が大きいことを特徴とする吸着パッド。さらには、フィルムと多孔層の間に高分子弾性体(B)からなる接着層が存在することや、低荷重時の圧縮率が2〜10%、高荷重時の圧縮率が10〜40%であること、低荷重時の圧縮弾性率が80〜100%であること、高荷重時の圧縮弾性率が60〜100%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】精密機器に用いられる基盤やレンズ、液晶ガラス等における研磨加工を行う際に、被研磨物を吸着保持し、研磨加工中の研磨機定盤からのズレが発生しにくい吸着パッド用素材の製造方法を提供すること。
【解決手段】基材の表面に高分子弾性体からなる多孔質層が存在する吸着パッド用素材の製造方法であって、多孔質層の表面にプレス用のフィルム表面を密着し、屈曲させない状態にてフィルム裏面に接した加熱体により加熱し、加圧することを特徴とする吸着パッド用素材の製造方法。さらには、吸着パッド用素材が、基材上に直接、多孔質層を湿式成形したものであることや、吸着パッド素材を構成する基材が、ベースとなる合成樹脂フィルムと接着層からなるものであることが好ましい。また、加熱体が金属製のロールまたは板形状であることや、加熱温度が60〜200℃であること、プレス用のフィルムの算術平均表面粗さRaが0.01〜0.50μmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】均質性や平滑性に優れながら、耐久性に優れる研磨パッド用素材の製造方法を提供すること。
【解決手段】開口部を有する高分子弾性体からなる多孔層の表面に、高分子弾性体の溶剤を塗布し乾燥することを特徴とする研磨パッド用素材の製造方法。さらには、表面に塗布する溶剤が有機溶剤であることや、溶剤の塗布方法がグラビアロール処理であること、高分子弾性体からなる多孔層が、湿式凝固法によるものであることが好ましい。 (もっと読む)


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