説明

独立行政法人 国立印刷局により出願された特許

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【課題】 本発明は、緻密な網点構成を用いることにより、可視光源下における拡散光領域及び正反射光領域、さらには赤外線光源下という異なる観察条件において、三つの画像を視認可能な印刷物を提供する。
【解決手段】 基材上の少なくとも一部に、三つの網点を用いて画像が形成された印刷領域を有し、第1の網点が、赤外線吸収色素を含まない材料を用いて複数配置されることにより連続階調の可視画像を形成し、第2の網点は、赤外線吸収色素を含む材料により第1の網点内に配置されて第一の潜像画像を形成し、第3の網点は、定位置の照明光源に対して観察角度を拡散光領域から正反射光領域へ変化させることで、第2の網点との色差ΔEが所定の値変化する材料により、第2の網点内に配置されて第二の潜像画像が形成され、第1の網点、第2の網点及び第3の網点を拡散光領域において等色になるように形成した印刷物である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、付与された偽造防止技術の特長を知らされた者が簡易的な器具を用いた真偽判別方法によって判別することができるが、情報を知らされない者には気づかれにくい特徴を有した残光性発光組成物及び残光性インキ組成物、真偽判別印刷物並びに真偽判別方法に関する。
【解決手段】 本発明は、少なくとも一以上の発光体Xと、少なくとも一以上の発光体Yから成る残光性発光組成物であって、発光体Yは、励起光停止後における残光時間が発光体Xよりも短く、発光体Xの残光時間は、10ms以上1s未満であり、励起光照射時における発光色と、励起光停止後における残光色が異なることを特徴とする残光性発光組成物である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、付与された偽造防止技術の特長を知らされた者が簡易的な器具で真偽判別できるが、情報を知らされない者には気づかれにくい特徴を有した残光性発光体に関する。
【解決手段】本発明は、化学式: (MBaa−xEu)(a+k)O・(Mgb−yMn)bO・c(SiO)で示され、Mは、Ca(カルシウム),Sr(ストロンチウム)であり、kは、0又は0.3であり、aは、2≦a≦3.5であり、bは、0.75≦b≦2であり、cは、2.75<c≦3であり、xは、0.01≦x≦0.2であり、yは、0.02≦y≦0.4である残光性発光体であって、励起光照射時における蛍光の発光色と、励起光停止後における残光の発光色が異なり、励起光停止後における残光時間が、2msから5sであることを特徴とする残光性発光体残光性発光体である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、偽造防止効果を必要とするセキュリティ印刷物である銀行券、パスポート、有価証券、身分証明書、カード、通行券等の貴重印刷物の分野において、反射光下で観察した場合と透過光下で観察した場合で全く相関のない異なる画像に変化する潜像印刷物に関する。
【解決手段】 基材上の少なくとも一部に印刷画像を有し、印刷画像は、背景要素群と情報要素群から構成され、更に背景要素群は、第一の印刷要素群と第二の印刷要素群に区分けされ、第一のインキで第一の印刷要素群が、第二のインキで第二の印刷要素群と情報要素群が印刷される。情報要素、第一の印刷要素、第二の印刷要素及び基材の分光反射率に相関性を持たせ、情報要素群、第一の印刷要素、第二の印刷要素及び基材の分光透過率に相関性を持たせることで、反射画像と透過画像を形成して成る真偽判別と偽造防止効果に優れた潜像印刷物を提供する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、偽造防止及び改ざん防止が必要とされる印刷物において、特に繊細な網点構成を要する網点印刷物の作製方法及び網点印刷物の作製用ソフトウェアを格納した記録媒体に関する。
【解決手段】 複数の第一の領域、複数の第二の領域、・・・、複数の第(N−1)の領域及び複数の第Nの領域(Nは3以上の自然数)から成り、各複数の領域により、それぞれ形成された各潜像画像が、一つの画像に埋め込まれた網点印刷物の作製方法であって、各画像の基となる各原画像において、共通する基準点を設定し、その基準点を対応させながら、各画素画像、各マスク画像及び複数の網点部から成る各画像を生成したのち、その生成した画像を、それぞれの基準点を合わせて合成することで合成画像を生成し、その合成画像を基材に施すことで、網点印刷物を作製する。 (もっと読む)


【課題】第1及び第2の渡胴を同期制御することができ、オフセット印刷部から凹版印刷部に印刷物を受け渡す際、毎回正確な位置で紙を受け渡すことができるようになり、印刷障害を防止して稼働率を向上させる。
【解決手段】オフセット印刷部20と凹版印刷部30をそれぞれ別のオフセット印刷部原動モータ1Aと凹版印刷部原動モータ1Bで駆動して同期制御すると共に、オフセット印刷部及び凹版印刷部原動モータ用ロータリ・エンコーダ8A,8Cに加えてオフセット印刷部の最後に位置する渡胴23e及び凹版印刷部の最初に位置する渡胴23fに更なるロータリ・エンコーダ8B,8Dを設け、それぞれの印刷部20,30のあるべき回転位相とオフセット印刷部の最後に位置する渡胴23eと凹版印刷部の最初に位置する渡胴23fの実際の回転位相の差に応じてオフセット印刷部原動モータ1A及び凹版印刷部原動モータ1Bの回転速度を補正するようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、偽造防止効果を必要とするセキュリティ印刷物の分野において、光が入射することで遠近感のある潜像画像が出現し、光の入射角度の変化に応じて潜像画像に動きが生じる動画的な視覚効果を備えた、高い真偽判別性と偽造抵抗力を備えた潜像印刷物に関する。
【解決手段】基材上に要素群が形成され、要素群の上に潜像要素群が形成されて成る潜像印刷物であって、要素群は、盛り上がりを有する要素が、所定の要素幅で、かつ、一定のピッチで特定の方向に複数配置されて成り、潜像要素群は、基画像を基にして分割されたフレーム内画像を横方向、縦方向又は両方向に所定の縮率で圧縮して形成した潜像要素が、要素のピッチと同じピッチで、要素の方向と同じ方向に複数配置されて成る。正反射光下で基画像が潜像画像として出現し、観察角度を変化させることで基画像が動いて観察される潜像印刷物を提供する。 (もっと読む)


【課題】 ビーズミルの練合インキを吐出する部位に設けられた遠心分離盤付近で摩擦熱の影響により、インキの硬化カスが発生するため、摩擦熱を抑制するビーズミルを提供する。
【解決手段】 本発明のビーズミルは、遠心分離盤とインキ吐出天板との摩擦熱の発生を抑制するため、遠心分離盤とインキ吐出天板との間隙を所定の範囲に設定するとともに、間隙内に滞在するインキを流動させるために、遠心分離盤の上部に傾斜を設けたビーズミルである。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、連続番号が印刷された記番号の欠番に対して、種別の異なる予備券であっても、一つの印刷機上において適正箇所に適正な印刷状態で印刷が可能な印刷機を提供する。
【解決手段】 欠番を印刷するための予備券を吸着しながら供給する給紙装置と、予備券を円方向に移動させる回転テーブルと、予備券を所定の位置に固定する位置決め装置と、回転テーブル上に設けられたプレートと、適正な位置に適正な状態で記番号を印刷する印刷装置と、記番号が印刷された予備券を排紙する排紙装置と、各装置に対する動作指示及び同期タイミングを制御する制御装置を少なくとも有する回転テーブル式印刷機である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ワイピングローラの表面を冷却、乾燥させる機構を備えた凹版印刷機のワイピング装置に関するものである。
【解決手段】 ワイピング槽内の洗浄液に下半部を浸漬されて回転するワイピングローラをワイピング槽内のワイピング液により洗浄し、液面から上昇された領域で、洗浄された前記ワイピングローラ上の前記ワイピング液を掻き落とすためのドクターブレードを備えた印刷機のワイピング装置において、前記ドクターブレードによって、ワイピングローラ上の前記ワイピング液を掻き落とした後、前記ワイピングローラの表面を冷却及び/又は乾燥させるエア噴出装置を備えたことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置である。 (もっと読む)


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