説明

アオイ電子株式会社により出願された特許

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【課題】
本発明が解決しようとする課題は、試料へのアプローチに際し試料へのダメージを与えることがない試料とプローブの接触感知機能を備え、ピックアップ機構としては微細なサンプルを迅速で確実なハンドリングを可能とすると共に、試料の材質を選ぶことなく、しかも構造的にも単純な機構を提供することにある。
【解決手段】
本発明のプローブ機構とサンプルピックアップ機構は、観察装置または分析装置に備えられ試料に接触を図る針状体からなる先端部材を有し、駆動用の静電アクチュエータと、該静電アクチュエータの電極間の静電容量変化をモニターする手段とを備え、該モニターにより前記プローブがサンプルに接触したことを検知できることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 試料が把持されたか否かを確実にかつ容易に確認することができ、試料を適切な状態で把持することができるナノグリッパ装置の提供。
【解決手段】 駆動部6には各アーム3を駆動するめの固定電極および可動電極が設けられている。固定電極60aおよび可動電極61aは左側のアーム3を駆動するものであり、可動電極61aは支持部62により台座7に弾性支持されている。同様にアーム3も支持部63により台座7に弾性支持されている。電極60a,61a間に電圧を印加すると、クーロン力により可動電極61aが右側に移動しアーム3を閉駆動する。検出回路91A,91Bにより検出される電極60a,61a間の静電容量および電極60b,61b間の静電容量の変化に基づいて、試料が把持されたか否かを判断する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、マイクロメートルオーダーの微小物体を掴んで操作するために使用されるグリッパを提供する。
【解決手段】物体を挟んで支持する把持部11を備えた一対のアーム10,10と、一対のアーム10,10の把持部11を接近離間させる駆動機構20を備えたグリッパ1であって、一対のアーム10,10の把持部11が、対向する互いに平行な把持面11sをそれぞれ備えており、駆動機構20が、把持面11s同士を平行に保ったまま、一対のアーム10,10の把持部11を接近離間させるものである。一対のアーム10,10の把持部の把持面同士が平行を保った状態で物体を把持することができるから、物体が球形をしたものなどであっても、確実に把持することができ、把持する物体の大きさにかかわらず、常に、把持面11s同士が平行を保った状態で物体を把持することができる。 (もっと読む)


【課題】 試料の把持することができるとともに、試料を把持することによりその寸法を計測することができる測長機能付きナノグリッパ装置の提供。
【解決手段】 駆動部6には各アーム3を駆動するめの固定電極および可動電極が設けられている。固定電極60aおよび可動電極61aは左側のアーム3を駆動するものであり、可動電極61aは支持部62により台座7に弾性支持されている。同様にアーム3も支持部63により台座7に弾性支持されている。電極60a,61a間に電圧を印加すると、クーロン力により可動電極61aが右側に移動しアーム3を閉駆動する。アーム3が試料を把持した際の電極60a,61a間の静電容量および電極60b,61b間の静電容量と、記憶回路93に記憶されたアーム3の間隔と静電容量との相関とに基づいて、試料の寸法を測定することができる。 (もっと読む)


【課題】 アームをほぼ平行に近い形で開閉することができ、アーム先端部分の保護機能を有するナノグリッパの提供。
【解決手段】 ナノグリッパ1は、ベース層101の上に絶縁層102,シリコン層103を有する3層構造の半導体基板を加工して形成され、グリッパ本体2、ガード4およびそれらを連結する連結部5から成る。ベース層101で形成された台座7の上には、絶縁層102を介して駆動部6およびアーム3が形成されており、これらの駆動部6およびアーム3はシリコン層103により形成される。駆動部6は固定電極と可動電極とから成り、可動電極はアーム3に連結されている。可動電極はベース層101に対して平行な平面上を移動するので、アーム3はその平面上に沿って開閉する。また、台座7の側方に突出しているアーム3の先端部分は、ガード4によって保護されている。 (もっと読む)


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