説明

ジーエルサイエンス株式会社により出願された特許

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【課題】心血管疾患の判断には、血清コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪等の数値目標が設定されているが、極めて概括的で、その数値によって疾患が特定されるものでもなく、単なる精密検査の指針と考えられている。従って、より心血管疾患に関連する部分のあると思われる血栓傾向を得て、これを利用しようとするものである。
【解決手段】先ず、血中の心血管系疾患既往の有無に相関する因子の数値を測定する第一の工程、抽出された相関因子のデータに基づき、ROC曲線を作成する工程、感度と特異度の良好なthreshold値を選定する工程、前記測定値を選定されたthreshold値に対応させる工程より構成される。 (もっと読む)


【課題】固相カートリッジへの試料水送液を、時間を短縮して、一定した送液速度で送るための一ポンプ等の駆動源により複数の固相に試料をチャージを可能とする固相抽出装置を提供する。
【解決手段】二つの駆動シリンジに対し、複数のシリンジを対応設置させる。各シリンジにはプランジャーを嵌合してあり、プランジャーは駆動シリンジに係合させてある。各シリンジは逆止弁を介して、所望の固相カートリッジに連結させてある。一方の駆動シリンジに対応する複数のシリンジは別々の逆止弁を介して固相に連結して、他方の駆動シリンジも同様である。駆動シリンジの作動により、交互に夫々の固相に送液する。 (もっと読む)


【課題】複数種類の脂質等を含む細胞や生体組織等の試料から試料の前処理工程を必要とせず、リン脂質及び糖脂質を分離でき、簡便な操作によりリン脂質及び糖脂質を高純度に分離し、精製する方法を提案する。
【解決手段】リン脂質及び糖脂質を含む試料を酸性条件下で、ヒドロキシカルボン酸の存在下に酸化チタンに接触させ、リン脂質及び糖脂質を同時に吸着させる。次いで、リン脂質及び糖脂質を夫々別箇に分離させる。この際、リン脂質におけるリン酸基の吸着を阻害せずに、糖脂質を溶出する。 (もっと読む)


【課題】GC試料導入に於いて、PTV試料注入口内にマイクロバイアルを設置して、試料導入を行なう際に試料に夾雑成分を含有する場合、カラム、検出器の汚染防止のために、前処理にてクリーンアップを行なうことが不可欠である。これら前処理を不要とした多検体迅速分析が求められている。又、試料導入時に於ける特定成分の熱分解や変性の改善や試料収納部のデッドボリュームの存在による高沸点成分のカラム導入の妨害が問題である。
【解決手段】注入口本体内に設置するインサート内に、上方を開放し、試料溶液を収納する空間を形成する収容部を構成すると共に、該収納部の構成部を、通液性を有するモノリス構造体にて形成したモノリスバイアルを設置させると共に、モノリスバイアルに試料溶液を導入して溜め、そのモノリス構造体の各細孔を通して溶媒を気化させ、試料成分を濃縮させる濃縮工程を有するGC試料導入方法。 (もっと読む)


【課題】溶液の段階的な組成の変化を極めて小さくして送液出来るグラジェント送液であり、リニアグラジェントのような直線的なグラジェントに近づける。
【解決手段】多方バルブに複数のポンプユニットと分析システムへの供給流路と溶液の吸入流路とを連結させる。一ポンプユニットが、供給流路が送液中に他の一ポンプユニットは混合溶液を吸入する工程を行ない、混合溶液の形成はグラジェントバルブにより、そこに連通した溶液槽を選択的に開通して行なう。一ポンプユニットの送液終了時、他の一ポンプユニットを一定圧まで加圧する工程を行ない、多方バルブの切換えにより該ポンプユニットの送液開始と他ポンプユニット乃至一ポンプユニットの新混合溶液の吸入工程を行なう。以降、順次各ポンプユニットを交代して、以上工程を行なう。 (もっと読む)


【課題】グラジェント送液に於ける初期溶液のA液がB液側に流入する余地を極力無くし、両液の境界面での液の侵入を抑える。これにより、グラジェント設定の開始時、分離されず検出されるはずのピークが失われるのを避ける。
【解決手段】ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上を一つのキーバルブにて連結させる。キーバルブの切換えにより、各送液部より交互に又は順番に送液する。キーバルブの2つのポート間に溶液混合部を設ける。キーバルブの切換えにより、溶液混合部にその両端から溶液が入り、両溶液の接触混合が行なわれる。 (もっと読む)


【課題】微小流量の送液を正確、確実に行ない、多量の送液にも適する構成で、溶液の送給段階と圧縮段階の接続切り換えが円滑確実である送液を目的とする。
【解決手段】多方バルブに、複数のポンプユニットと分析システムへの溶液の供給流路と、溶液の吸入流路とを接続させる。吸入流路には、供給流路と吸入流路には夫々圧力センサーを設置しておく。圧力センサー、ポンプユニット、多方バルブ、吸入バルブは、制御部により制御してある。
一方のポンプユニット送液中に、他方のポンプユニットは吸入バルブ吸入流路を介して吸液し、吸液後、吸入バルブを閉じ送液準備し、ポンプユニット吸入流路の圧力を前記供給流路の圧力まで高める。一方のポンプユニット送液終了と共に、多方バルブを切り換えて、他方のポンプユニット送液開始、以降順次交互に二つのポンプユニットにより送液する。 (もっと読む)


【課題】単純な機構によって、残留農薬分析におけるクリーンアップ操作が効率よく迅速に行なえる。
【解決手段】受器設置体に受取容器上を横方向に移動自在にアームを設ける。アームには、電磁弁に制御される分取口を、アーム長手方向に自在としたスライド板上に複数設ける。オートサンプラーからバルブを介して、複数の分画用カラムに順次試料を供給する。試料を供給された分画用カラムに於いて、次々とカラム分離を進行させる。カラム分離は、並列した分画用カラムに於いて進行する。分画用カラムのカラム分離が終了すると、ピーク信号の確認或いはタイムスケジュールにより分取口を制御し、分取容器及び排出口への分取排出を行なう。該分離カラムの洗浄の後、分取口を移動させ、最初の分離カラムに試料供給し、次下前記の操作を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】 PCBを含有する試料を、キャピラリーガスクロマトグラフを用いて分析する方法において、分離カラムや検出器の汚染が極めて少なく、迅速かつ高精度にPCBを検出・定量可能なPCB分析方法、該方法に使用されるPCB分析装置を提供する。
【解決手段】 試料導入装置におけるガス化部の温度を、試料の注入時に、前記試料の溶媒の気化温度未満とし、前記試料を注入した後、前記試料中のPCBが気化する温度まで上昇させ、前記PCBが気化するのに必要な時間保持した後、前記試料の溶媒の気化温度未満まで降下させ、前記試料中の夾雑成分を前記ガス化部内に残留させることを特徴とするPCB分析方法である。前記PCB分析方法に使用されるPCB分析用試料導入装置、及び前記PCB分析用試料導入装置を備えたキャピラリーカラムクロマトグラフと、検出器とを少なくとも備えるPCB分析装置である。 (もっと読む)


【課題】キャピラリーを使用した微量成分分析のための方法、装置であって、複雑な環境試料、生体試料をろ過等の前処理をせず直接分析する。
【解決手段】キャピラリー表面の樹脂性保護膜の一部を除去し、その部分のシリカに微小孔を形成させる。キャピラリーのシリカ部分を微小通孔或いは多孔質体とする。該部分に分離膜を形成させる。該部分をタンク等の小容量に収納、設置。タンク等の試料を分離膜を介して、キャピラリーに注入。電気泳動または高性能液体クロマトグラフィー分析を行う。 (もっと読む)


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