説明

中央精機株式会社により出願された特許

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【課題】液化ガス燃料の過充填を正確かつ安定して防止する作動の耐久性を向上し得る過充填防止装置を提案する。
【解決手段】ケーシング体3内に摺動可能に配した合成樹脂製のプレート状メイン弁7を、その前後に区画した内部連通流域12とガス閉鎖域21との圧力差によって前後方向に摺動し、該内部連通流域12内に後方突成したガス流出管路16を閉鎖する閉鎖位置と、該ガス流出管路16と内部連通流域12とを連通する開放位置とに位置変換するようにした構成である。本構成は、プレート状メイン弁7が一体的に摺動して、局所的な応力集中を生じないと共に、DME燃料等に対して高い耐食性を有するため、従来のダイヤフラム式の構成に比して、高い耐久性を発揮できる。 (もっと読む)


【課題】十分な通気性を有しながらも、熱伝導率が低く、シリンダーボアに最適な特性を有した摺動部材用金属基複合材料を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金を母材とし、アルミナ−シリカ系の短繊維の成形体を骨格として有する金属基複合材料において、熱伝導率が5.6より小さく、且つレーザー回折/散乱式粒度分布測定により測定された平均粒径が20μm以上のセラミック粒子を含有させるようにした。 (もっと読む)


【課題】裏側へ折り返された表側フランジ部をホイールディスクの外周縁部に成形する製造方法にあって、表側フランジ部の成形不具合の発生を抑制し且つ高い生産性を発揮し得る自動車用ホイールの製造方法を提供する。
【解決手段】円盤状予備成形体41の最外周環部43の外周端部44に傾斜周端部45を形成し、表裏方向に沿って裏側へ折り曲げた最外周環部43を、上圧接金型71と湾曲加工面部74および折返し加工面部75を備えた下折曲金型73とにより挟圧加工することにより、表側フランジ部をホイールディスクの外周縁部に成形するようにした製造方法である。かかる製造方法によれば、最外周環部43を比較的容易かつ安定して径方向内側へ折り返すことができ、成形不具合の発生を抑制できる。さらに、下折曲金型73に作用する局部的な負荷を緩和できるため、そのメンテナンス等に要するコストを低減できる。 (もっと読む)


【課題】環状表周部と環状裏周部とを面接触した表側フランジ部を成形する際に、表側フランジ部の径方向外側に肉余りが発生することを抑制し得る自動車用ホイールの製造方法を提案する。
【解決手段】円盤状予備成形体41の最外周環部43を表裏方向に沿って裏側へ折り曲げた後に、該最外周環部43を径方向内側へ折り返すことによって表側外周環部46の裏側面46aに面接触し、さらに連続して最外周環部43と表側外周環部46とを板厚方向へ圧縮する一連の折曲圧縮加工工程を行うようにした製造方法であるから、折曲圧縮加工工程で板厚方向へ圧縮する加工によって生ずる伸長変形を、径方向内側のみへ向かって生じさせ易くできることから、径方向外側への伸長変形によって生ずる肉余りを抑制することができる。これにより、バリやシワ等の発生を抑制でき、表側フランジ部を精度良くかつ安定して成形することができ得る。 (もっと読む)


【課題】車両用ホイールのホイールリムを成形するリムロール成形過程で、その変形態様を、所望の解析精度を維持しつつ、短時間で解析処理することができるリムロール成形解析シミュレーション方法及びリムロール成形解析シミュレーションプログラムを提供する。
【解決手段】リムロール成形過程を、複数の角度増分ステップと移動増分ステップとに分離設定し、各角度増分ステップ毎に静的陰解法に従って解析する角度増分解析処理と、各移動増分ステップ毎に静的陰解法に従って解析する移動増分解析処理とを順次繰り返し実行する。これにより、リムロール成形解析の演算処理を軽減できるため、解析処理の精度と安定性とを向上し且つ処理時間を短縮化することができる。 (もっと読む)


【課題】吸音空域を設けたアウターリム部または/およびインナーリム部を成形する際の成形不良を防ぐことができ、該吸音空域によりタイヤ内空域で発生する空洞共鳴音を低減する作用効果を発揮し得る車両用ホイールの製造方法を提案するものである。
【解決手段】環状壁部53と隔壁部22との間に、湾曲状の溝底面55aを有する離間溝55を形成した後に、環状壁部53をフランジ部10a側へ折り曲げて、該環状壁部53とフランジ部10aとを溶接することにより、アウターリム部8または/およびインナーリム部に、離間溝55に基づいて画成される連通空隙61を介して連通する吸音空域25を形成するようにした製造方法である。この方法では、連通空隙61を安定して形成できるため、熱処理工程の際に吸音空域25内の空気が熱膨張することにより生ずる内圧上昇を緩和でき、該内圧上昇による成形不良を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ヘルムホルツ式の共鳴吸音器としての作用効果を奏し得る複数の吸音空域を備えた車両用ホイールを提案する。
【解決手段】リム空洞部21と連通する複数の嵌合孔22に区画弾性片31を夫々装着することによって、該区画弾性片31の嵌入隔壁部32によりリム空洞部21の内部空域24を区画して、嵌合孔22を封止する封止部33の連通孔37によりタイヤ内空域102と夫々連通する複数の吸音空域25が形成される車両用ホイールである。各吸音空域25とその連通孔37とによってヘルムホルツ式の共鳴吸音器を構成し、その作用効果によりタイヤ内空域102で発生する空洞共鳴音を低減でき、車両走行中に生ずるロードノイズを低減できる。 (もっと読む)


【課題】サイドブランチ式の共鳴吸音器としての作用効果を奏し得る区画空洞部を、アウターリム部またはインナーリム部に備えた車両用ホイールを提案するものである。
【解決手段】アウターリム部9またはインナーリム部の少なくとも一方に周成されたリム空洞部21を複数の区画空洞部24に区画し、その区画空洞部24の少なくとも一つが、開口部25と消音空域26とを備え、かつ該消音空域26の往復長さとして規定される伝搬有効長が、その消音空域26を往復伝搬する音波とタイヤ内空域を伝搬する音波との位相差を半波長となるように設定した車両用ホイールである。開口部25と消音空域26とを備える区画空洞部24によって、所謂サイドブランチ式の共鳴吸音器を構成して、その作用効果によりタイヤ内空域で発生する空洞共鳴音を低減でき、車両走行中に生ずるロードノイズを低減できる。 (もっと読む)


【課題】ホイールディスクの外周縁部に裏側へ折り返してなる表側フランジ部を備えた構成にあって、高い耐久性を発揮し得る自動車用ホイールを提供する。
【解決手段】ホイールディスク3の外周縁部に、環状表周部32と環状裏周部33とを備えた表側フランジ部31が形成され、ディスク裏面部6とホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとをホイール周方向に亘って溶接し且つ環状裏周部33とホイールリム2とを非溶接としたものであるから、自動車の走行中に生ずる負荷によって表側フランジ部31に生ずる応力集中を緩和することができる。したがって、自動車用ホイール1は、自動車の走行中に生ずる負荷に対して高い耐久性を奏する。 (もっと読む)


【課題】機関運転中に径方向の熱変形が不均一になることを抑制できる内燃機関のシリンダ成形体、及び内燃機関のシリンダブロックを提供すること。
【解決手段】シリンダブロック11には複数のシリンダ12が並設されている。各シリンダ12には、その内周側に、シリンダブロック11のシリンダボア17を構成するボア壁部18が設けられている。ボア壁部18はシリンダ成形体Pにアルミニウム系合金を含浸させた金属基複合材料からなる。シリンダ成形体Pの上端側部19には、隣接するシリンダボア17間に配置される第1上端側部19Aと、第1上端側部19Aとともにシリンダボア17を構成する第2上端側部19Bとが設けられている。第1上端側部19Aにおいてはその強化材の体積率が第2上端側部19Bにおける強化材の体積率よりも低く、第1の上側ボア壁部18Aの熱伝導率は第2の上側ボア壁部18Bの熱伝導率よりも高く設定されている。 (もっと読む)


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