説明

中央精機株式会社により出願された特許

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【課題】自動車の走行中にタイヤ内空域で発生する空洞共鳴音を低減する効果を発揮し得る自動車用ホイールを提案するものである。
【解決手段】表裏のビードシート部12a,12bの間に、該ビードシート部12a,12bよりも径方向内方に設けられた第一底部13と、該第一底部13よりも径方向内方に設けられた第二底部31とを備え、前記第一底部13と第二底部31とが周方向で交互に設けている自動車用ホイール1である。本構成によれば、第一底部13を設けた部位におけるタイヤ内空域Pの径方向の縦断面積Sbと、第二底部31を設けた部位における径方向の縦断面積Saとの面積差を大きくできることから、空洞共鳴音を低減するという作用効果を向上できる。 (もっと読む)


【課題】1ピースホイールのリム部に設けられたウエル部の表側壁部に、エア漏れ等を発生しないようにエアバルブを装着可能なバルブ孔が形成された車両用ホイールを提案する。
【解決手段】リム部2のウエル部13の表側壁部13aに、エアバルブ101が固定される固定孔20aを形成すると共に、前記表側壁部13aに対向するディスク部3の表側壁部対向部53に、当該エアバルブ101を挿通する挿通孔20bを形成し、固定孔20aと挿通孔20bとによりバルブ孔20を構成した車両用ホイールである。本構成によれば、固定孔20aが形成されたリム部2にのみエアバルブ101を固定できることから、車両走行中に繰返し振れ変形が発生しても、エアバルブ101の固定状態を安定して保ち得る。 (もっと読む)


【課題】1ピースホイールのハブ取付部の表裏方向位置を容易に調整することができ、かつ製造コストの増大を抑制し得る車両用ホイールの製造方法およびその車両用ホイールを提案する。
【解決手段】リム部2の表側壁部13aとディスク部3のディスク外周縁部20aとを重ねるように成形した後に、ディスク部3を表方へ押し出し加工することにより、ディスク外周縁部20と表側壁部13aとを少なくとも一部離間させて、ディスク部3を所定の表裏方向位置に位置決めするようにした製造方法である。かかる方法によれば、ディスク部3のハブ取付部15の表裏方向位置を比較的容易に調整することができると共に、当該調整によって生ずる製造コストの増加を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】車両走行中にロードノイズ低減効果を安定して発揮できる車両用ホイールを提案する。
【解決手段】リム部3に周成したリム空洞部21を区画した複数の区画空域24a〜24eと、各区画空域24a〜24eとタイヤ内空域とを連通する連通孔25a〜25eとによって構成される共鳴吸音器26a〜26eを複数備えてなり、各共鳴吸音器26a〜26eの設定周波数帯が連続的に増加または減少し且つ順次部分的に重なり合うように形成し、複数の設定周波数帯により減衰連続周波数帯域を定めたものであるから、該減衰連続周波数帯域が比較的広い範囲の周波数の音波を減衰できるため、車速の増減によって変化するピーク周波数の音波を充分に減衰することができる。したがって、低速から高速に至る速度範囲で、走行中に発生するロードノイズを安定して低減することができる。 (もっと読む)


【課題】高い強度と優れた耐久性とを発揮し得る自動車用ホイールを提案する。
【解決手段】ハブ取付部21の外側にハット部24が設けられたホイールディスクを備えた構成であって、該ハット部24のハット内側傾斜周部35が、表側へ湾曲状に突出する内側凸周部41と、該内側凸周部41の内周縁41aに連成され且つハブ面アール部32の外周縁に連成された裏側へ湾曲状に突出する内側下部凹周部43とを備えた構成とした自動車用ホイールとした。本発明の自動車用ホイールは、自動車の走行中に掛かる横Gにより生ずるハブ面アール部32への応力集中を緩和できることから、高い強度と優れた耐久性を発揮できるものである。 (もっと読む)


【課題】ホイールディスクの剛性を向上することにより、優れた走行安定性を発揮し得る自動車用ホイールを提案する。
【解決手段】ハブ取付部21の外側にハット部24が設けられたホイールディスクを備えた自動車用ホイールであって、ハット部24のハット内側傾斜周部35が、表側へ湾曲状に突出する内側凸周部41と、裏側へ突出する内側下部凹周部43とを備えてなり、該内側下部凹周部43が、互いに異なる傾斜角を成す複数の環状斜面部47,48,49を内側凸周部41とハブ面アール部32との間で同心状に連成してなるものとした構成である。本発明の自動車用ホイールは、自動車の走行中に掛かる横Gにより生ずるハブ面アール部32への応力集中を緩和できることから、高い強度と優れた耐久性を発揮できるものである。 (もっと読む)


【課題】ウエル部に形成した環状壁部をその外周端部まで確実かつ安定して折り曲げることにより、リム部にリム空洞部を安定して形成し得る車両用ホイールの製造方法を提供する。
【解決手段】アウターリム部8および/またはインナーリム部内にリム空洞部21を形成する方法であって、リム部3のウエル部14に設けた環状壁部53の外周端部53aに傾斜外端部53bを周成した後に、該環状壁部53を絞り加工によって折り曲げることにより、前記傾斜外端部53bによって折曲加工具31とフランジ部10とを非接触とする逃げ溝29が形成されるようにした製造方法である。これにより、折曲加工具31とフランジ部10とを接触することなく、環状壁部53を安定して折り曲げることができるため、環状壁部53の外周端部53bとフランジ部10とを充分かつ容易に接合することができ得る。 (もっと読む)


【課題】ホイール外観に影響せずに、バルブ孔にエアバルブを装着した状態でのホイール重量バランスを調整し得る車両用ホイールを提案する
【解決手段】アウターリム部8内に周成されたリム空洞部21内に、エアバルブの装着状態でのホイール重量バランスを調整する一又は複数のバランス調整隔壁22bを備えた車両用ホイール1であるから、ホイール外観に何ら影響を及ぼすことなく、ホイール重量バランスをバランス良く保つことができる。そして、かかる構成では、意匠性の低減、ブレーキ大径化の阻害などの問題を生じない。 (もっと読む)


【課題】意匠面を大きく確保しつつ、高い剛性を発揮できる自動車用ホイールを提供する。
【解決手段】ホイールディスク3が、ホイールリム2の屈曲周部31と当接して溶接される複数の円弧状当接部25と、該円弧状当接部25間に比して表方へ突出して屈曲周部11から離間する複数の非当接凸部22cとを、ホイール周方向に沿って交互に連成した外周凹凸環部29を備えてなり、円弧状当接部25と屈曲周部11とを溶接した溶接部35をホイール周方向に沿って間欠的に設けた自動車用ホイール1とする。本構成によれば、意匠面を大きく確保して意匠の設計自由度を向上できると共に、前記外周凹凸環部29の形状効果により剛性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】所望の耐摩耗性を維持して摺動寿命を延長できる金属複合材およびその製造方法を提案する。
【解決手段】平均孔径が1nm以上かつ80nm以下の微細孔を有する多孔質状のセラミック粒子が、金属母材内に分散されてなり、外表面に、多孔質状を維持したセラミック粒子が露出されてなる金属複合材であるから、外表面に露出したセラミック粒子の微細孔内に潤滑オイルを侵入して保持できるため、耐摩耗性が向上して摺動寿命を延長できる。この金属複合材は、所定の焼結温度により焼結することにより、平均孔径が1nm以上かつ80nm以下の微細孔を有する多孔質状のセラミック粒子を備えたプリフォームを成形し、該プリフォームに金属の溶湯を含浸し、その外表面を研磨することにより成形することができる。 (もっと読む)


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