説明

イェール ユニバーシティーにより出願された特許

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リボスイッチおよびリボスイッチの改変型を、特異的エフェクター化合物により制御されるデザイナー遺伝スイッチとして使用できる。リボスイッチを活性化するこのようなエフェクター化合物を、本明細書においてトリガー分子と称する。天然スイッチは、抗生物質およびその他の小分子療法の標的である。さらに、リボスイッチの構造は、天然スイッチの実際の断片が、新たな非免疫原性遺伝的制御エレメントの構築に使用される事を可能にする。例えば、新たな認識ドメインが、ユーザーの規定したエフェクター化合物によって遺伝調節を惹起するよう、アプタマー(分子認識)ドメインを他の非天然アプタマーに交換(またはそれ以外の態様で修飾)することができる。変化したスイッチは治療計画の一部となり、蛋白合成を始動、停止または調節する。新たに構築された遺伝調節ネットワークは、生体バイオセンサー、生物の代謝改変のような領域に、そして遺伝子治療処置の先進形態に応用できる。化合物は、リボスイッチを刺激、活性化、阻害、および/または不活性化するのに利用できる。リボスイッチの原子構造は、リボスイッチを刺激、活性化、阻害、および/または不活性化する新たな化合物の設計に利用できる。
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Nogo、MAG、およびOMgpは、ニューロンNogo−66受容体(NgR)に結合してCNS損傷後の軸索再生を制限するミエリン由来タンパク質である。Nogo−Aタンパク質は、インビボで最も顕著な役割を果たしている可能性がある。おそらく、その作用がNgRと他の受容体の両方によって媒介されているからである。ここで、本発明者らは、Nogo−AおよびNgRの機能的ドメインについての以前の解析を発展させている。NgRに依存するNogo−66阻害ドメインおよびNgRに依存しないアミノ−Nogo−A特異的ドメインに加え、本発明者らは、ナノモルの親和性でNgRに結合する第3のNogo−A特異的ドメインを特定している。19アミノ酸(aa)のこの第3のドメインは、細胞伸展または軸索伸長を変化させない。 (もっと読む)


ある種の天然のmRNAが代謝産物に感受性のある遺伝子スイッチとして役立つことが発見され、ここでRNAは、小さい有機分子に直接的に結合する。この結合過程は、mRNAの立体構造を変化させ、種々の異なる機構によって遺伝子発現の変化を引き起こす。これらの天然の「リボスイッチ」の修飾したバージョン(様々な核酸の遺伝子操作戦略を用いることによって作製される)が、特定のエフェクター成分によって制御されるデザイナー遺伝的スイッチとして使用することができる。リボスイッチを活性化するこのようなエフェクター化合物は、誘因分子として本明細書中に言及される。天然のスイッチは、抗体及び他の小分子療法のための標的である。さらに、リボスイッチの構築物は、天然のスイッチの現実の部分が新規な非免疫原性遺伝的制御エレメントを構築するために使用されるようにし、例えばアプタマー(分子認識)ドメインは、新規な認識ドメインが使用者定義のエフェクター化合物を用いて遺伝的変化を引き起こすように他の非天然のアプタマー(又は他に修飾される)と交換される。変化したスイッチは、治療の処方の部分となり、タンパク質合成を開始し、終了させ又は制御する。新規に構築した遺伝子制御ネットワークは、このような領域で、生きたバイオセンサー、生物の代謝的遺伝子操作、及び遺伝子治療の処方の有利な形態で適用され得る。 (もっと読む)


背骨固定装置、システム、方法を提供するものであり、1以上のペディクル・スクリュウと、ペディクル・スクリュウに対して3回転自由度の状態に支持する1以上の機構と、を含有しているものである。該機構は、ユニバーサルジョイント機構又はボール&ソケット機構を含有しているものである。ダイナミックな接合点は、背骨固定システムに有利に組み込まれるものである。該システムは、追加のペディクル・スクリュウと、球状の要素と、ソケット部材と、を包含している。ペディクル・スクリュウは、上方に伸びるコレットを含むものとして記載されている。コレットは、その間で反ることができる部分を定める下方に伸びるスロットを包含しているものでも良い。ペディクル・スクリュウは、干渉することによって適切な位置に、保持されている、予め組み込まれたセットスクリュウを含有している。該干渉は、該セットスクリュウに有利なように形成されており、これによって、例えば、ペディクル・スクリュウの出荷時、及び/又は、診療所において、セットスクリュウが無理に取り外されることを防ぐ。球状要素、又は、例えば、非ダイナミックな固定要素等の他の構成物が、コレットの周りに設けられている時、セットスクリュウの導入は、球状要素に係合する直立部分の外向きの曲げを生じることになる。スナップリングは、コレットと球状要素との間の位置決めを促すため、それらの間に入れられる。代わりの実施例において、溝の切られていないコレットが用いられる。先細りになっているガイド部材は、ペディクル・スクリュウの頭部に隣接、又は、並列となるように設けるために開示されている。例えば、球状要素等の部品は、コレットの上へと進められる。コレットは、ガイド部材を用いるペディクル・スクリュウの頭部から上向きに伸びている。誘導線が、また、部品をペディクル・スクリュウに導き、及び/又は、誘導線を予め定めた位置へと導くために用いられている。表されている力分配機構は、その周りに設けられているシースを含有するものでも良い。該シースは、周りの解剖学的構造に対して実質不活性な状態を示す、隣接する部材の作動機構に適合する材料で、組み立てられている。
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ある種の天然mRNAは代謝産物感受性遺伝子スイッチとして役立つ、ということが発見されたが、この場合、RNAは小有機分子と直接結合する。この結合過程はmRNAの立体配座を変え、これが種々の異なるメカニズムにより遺伝子発現の変化を引き起こす。これらの天然「リボスイッチ」の修飾バージョン(種々の核酸工学処理戦略を用いて作製される)は、特定のエフェクター化合物により制御されるデザイナー遺伝子スイッチとして用いられ得る。リボスイッチを活性化するこのようなエフェクター化合物は、本明細書中ではトリガー分子と呼ばれる。天然スイッチは、抗生物質およびその他の小分子療法のための標的である。さらにリボスイッチの構成は、天然スイッチの実際の小片を新規の非免疫原性遺伝子制御素子を構築するために用いさせ、例えばアプタマー(分子認識)ドメインは、新規の認識ドメインがユーザー定義エフェクター化合物による遺伝子変調を引き起こすよう、他の非天然アプタマーと交換され得る(またはそうでなければ修飾される)。変更スイッチは、治療レジメンの一部となる(タンパク質合成を開始させるかまたは停止し、あるいは調節する)。新規構築遺伝子調節ネットワークは、生体バイオセンサー、生物体の代謝工学処理のような領域に、ならびに改良型の遺伝子療法治療に適用され得る。 (もっと読む)


特許請求される発明は、癌を診断するか、または癌の診断を助ける方法を記載する。請求された方法は、癌の被験体と健康な被験体との区別に特に適合したバイオマーカーの同定に基づく。これらのバイオマーカーは本明細書中に記載の独自で新規なスクリーニング方法を用いて同定された。本明細書中で同定されたバイオマーカーは癌の予後診断とモニタリングに用いることもできる。本発明は、卵巣癌の診断、予後診断およびモニタリングのための、レプチン、プロラクチン、OPNおよびIGF−IIの使用を含む。
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本発明は、Nogoレセプターを使用して、ドーパミンニューロン変性の徴候または症状を示す哺乳動物(パーキンソン病を有するヒトが挙げられる)におけるドーパミンニューロンの再生または生存を促進するための方法を提供する。上記哺乳動物に、治療有効量のNgR1アンタゴニストを投与する工程を包含する上記方法を提供する。さらに、上記NgR1アンタゴニストを中枢神経系に直接投与する上記方法を提供する。また、上記NgR1アンタゴニストを黒質または線条に直接投与する上記方法を提供する。
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免疫原性Nogo受容体−1ポリペプチド、Nogo受容体−1抗体、その抗原結合断片、可溶性Nogo受容体およびその融合タンパク質、ならびにそれらをコードする核酸が開示される。このようなNogo受容体抗体、その抗原結合断片、可溶性Nogo受容体およびその融合タンパク質、ならびにそれらをコードする核酸を含む組成物、ならびに、このようなNogo受容体抗体、その抗原結合断片、可溶性Nogo受容体およびその融合タンパク質、ならびにそれらをコードする核酸を作成し、使用するための方法もまた、開示される。 (もっと読む)


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