説明

一般財団法人日本気象協会により出願された特許

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【課題】水害の現地調査によって得られる複数地点における浸水深から、浸水域内の浸水深分布を推定する。
【解決手段】まず、細かいスケールで地盤の標高を計測し、標高分布を算出する。次に、粗いスケールで浸水深を計測する。浸水深に標高を加算することによって浸水位を算出する。浸水位を空間補間することによって浸水位分布を算出する。この浸水位分布から地盤標高を減算することによって、浸水深分布が算出される。 (もっと読む)


【課題】コストの増大を抑えつつ、広域の視程情報を高精度に作成することができる広域視程情報作成装置および広域視程情報作成方法を提供する。
【解決手段】既存の道路画像および気象データを活用して、まず、実況/予測視認性指標メッシュ推定部130、150で、実況/予測メッシュ気象データから視認性指標(WIPS)のメッシュデータ(実況・予測)を作成(推定)し、次に、視認性指標メッシュ補正部160で、得られた実況/予測視認性指標(WIPS)メッシュを、道路画像から算出される観測視認性指標(WIPS)を用いて補正する。補正された実況/予測視認性指標(WIPS)メッシュは、視認性指標変換部170でランク値であるRVI値に変換された後、外部に提供される。 (もっと読む)


【課題】融雪出水の予測精度を向上すること。
【解決手段】融雪出水予測システム100は、データ収集装置200で、雨量データを含む対象流域の現況以前の実測気象データおよび以降の予測気象データからなる気象データを入力する。データ演算装置300では、融雪計算部320で、入力された気象データに基づいて、雪面から積雪層を流下して土壌に供給される水量を算出し、流出計算部330で、算出された土壌供給水量に基づいて、流出モデルを用いて、予測流出量を算出する。融雪計算部320では、融雪水は積雪層を浸透し降雨は積雪層を浸透せずに土壌に直接到達させる積雪浸透モデルを用いて、融雪量と雨量から、土壌供給水量を算出する。 (もっと読む)


【課題】土壌供給水量の予測精度を向上すること。
【解決手段】土壌供給水量予測装置は、積雪層の貯留効果を貯留関数法によってモデル化した積雪浸透モデルを有する。この積雪浸透モデルでは、融雪水は積雪層を通し、降雨は積雪層を通さずに土壌に直接到達させる。本装置では、入力された融雪量に対して積雪浸透モデルを適用して、積雪層を浸透して土壌に到達する融雪量を算出し、得られた土壌到達融雪量と入力された雨量とを加算することにより、土壌供給水量を算出する。 (もっと読む)


【課題】ダム流入量の予測精度を向上すること。
【解決手段】フーリエ貯水位平滑化計算部200は、フーリエ級数による貯水位平滑化を行って振動ノイズが除去された高精度の実測流入量を算出する。降雨予測計算部300は、地理情報を考慮して評価した高精度の予測雨量を算出する。流入量予測計算部400は、得られた高精度の実測流入量および予測雨量を流入量予測モデルへの入力値とする一方で、流入量予測モデルとして3手法(一般化貯留関数モデル、1段タンク型貯留関数モデル、2段タンク型貯留関数モデル)の中から、発生洪水に最も適合するモデルを自動的に選択し、選択した最適モデルを用いてダム流入量を予測する。 (もっと読む)


【課題】
精度は必ずしも高くないが面的に得られる予測値の精度を改善する。
【解決手段】
前処理装置10で、波浪評価装置18は、過去の一定期間の各観測値の波浪ランクを評価する。相関解析装置20は、ランク毎に波浪観測値と波浪予測値との差値の地点間相関を時間軸及び空間軸で解析し、その相関結果から、ランクに依存した、観測値と予測値との間の誤差相関係数と誤差比を算出し、相関テーブル24に格納する。波浪評価装置36は、HDD34に格納されるリアルタイム又は準リアルタイムの波浪観測値の波浪状況のランクを評価し、評価結果rankを動き評価装置38に供給する。動き評価装置38は、rankに応じた誤差相関係数及び誤差比から重み係数を算出し、テーブル40に格納する。推定装置42は、観測値、予測値及び重み係数から、メッシュ格子点gの予測値を修整する。 (もっと読む)


【課題】
天気図を類型化する。
【解決手段】
注目地点から見た場合の天気図を分類する。気象擾乱を、台風、前線を伴う低気圧、前線を伴わない低気圧、前線及び高気圧の順に、それぞれ所定距離内にある場合に(S2,S4,S6,S8,S10)、それぞれの類型内のいずれかの天気図型に該当するか否かを調べる(S3,S5,S7,S9、S11)。台風類型は主に気圧傾度で判定する。低気圧類型は気圧傾度と位置関係で判定する。前線類型は前線の種類、方向、及び前線までの距離で判定する。最後に、気圧配置類型のいずれかの天気図型に該当するか否かを調べる(S12)。 (もっと読む)


【課題】気象擾乱(低気圧、前線等)により発生する鉄道障害の事例を高速かつ高精度で表示することができ、適切な障害対策の実施を支援することができる鉄道障害事例の検索装置および検索方法を提供する。
【解決手段】サーバ1は、過去に発生した気象擾乱の経路を示すデータを蓄積し、各気象擾乱の経路に対応する各地点の気象データと、鉄道障害の事例データを蓄積してデータベースを構築しておく。閲覧用端末3から気象擾乱経路のデータ、または降水量、降雪量および風向風速を検索キーとして入力すると、サーバ1は、過去の鉄道障害発生事例を抽出する。この鉄道障害発生事例が一覧表として閲覧用端末3で表示される。 (もっと読む)


【課題】測位データを受け取ることができない場合でもフィルタ処理を可能にし得る衛星測位システムによる物体の変位抽出方法を提供する。
【解決手段】RTK方式による高精度なGPS測位データにより津波などの周期性変位を抽出する方法であって、GPS受信機からの測位データが監視施設に届かなかったときに、そのデータの欠落部分に、届かなくなる直前の所定の計測時間における高精度なデータの平均値を用いて、データの補完を行うことにより、測位データの連続性を維持させる方法である。 (もっと読む)


【課題】津波を検知した場合、迅速に且つ段階的に最適な津波警戒情報を提供し得る方法を提供する。
【解決手段】沖合海面計測器21により計測された海面変位データを津波解析センター23に送り、ここで波の周波数成分を抽出し、この抽出された周波数成分における波の高さが所定の閾値を超えたときに津波であると判断し、周波数成分の90度位相における波高から津波の大きさを予測し、これら判断および予測時点で、津波の発生および津波の大きさを津波情報として出力するようになし、さらに90度位相までの到達時間から津波の周期を予測し、この予測周期を津波情報として出力するようになし、そして上記出力された津波情報をデータ配信センター4を介して避難対象地域の自治体6などに提供するもので、住民に、迅速に且つ段階的に最適な津波警戒情報を発することができる。 (もっと読む)


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