説明

株式会社ブイ・テクノロジーにより出願された特許

121 - 130 / 283


【課題】シート状部材の表面上への材料の塗布及び乾燥を効率よく行い、光学フィルム用基材及びフレキシブル基板の表面に高い生産効率で薄膜を形成できる薄膜塗布乾燥装置及び薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】薄膜塗布乾燥装置1は、筐体10の内部に、貯留部13内に貯留された液状又はペースト状の材料3の一部に進入して筐体10の内部を第1の空間16と第2の空間17とに区画する隔壁15を有する。搬送部(搬送ローラ14)は、シート状部材2を第1の空間16から貯留部13内の材料3中に浸漬させた後、第2の空間17にてシート状部材2を材料3から取り出すように、シート状部材2を搬送する。第1の空間16内及び第2の空間17内は、夫々第1及び第2の排気部材4により排気され、第2の空間17に取り出されたシート状部材2は、表面に付着した材料3が第2の空間17で乾燥される。 (もっと読む)


【課題】搬送時及び露光時のフィルムの傷つき及び振動を防止することができると共に、連続的に搬送中に露光処理することを可能とし、生産性を向上させることができるフィルムの露光装置を提供する。
【解決手段】フィルムの露光装置1は、感光性材料が塗布されたフィルム2aをその長手方向に搬送する1対の搬送ローラ11と、搬送ローラ11間のフィルム2aの下方に配置されフィルムを支持するステージ10と、ステージ10上のフィルム2aに対して露光光を照射して露光する光源13と、を有する。ステージ10は、多孔質材料からなる板状の基板10fと、基板10fの多孔質部から空気を上方に吹き上げてフィルムを基板に非接触で支持する噴気部材10a、10dと、基板10fに設けられた吸気孔10eを介して基板10fの表面から空気を吸引する吸気部材と、を有する。 (もっと読む)


【課題】アモルファスシリコンのアニーリングに高調波のYAGレーザ光を使用した場合においても、安定して大きな結晶粒径のポリシリコンが得られるYAGレーザアニーリング装置及びYAGレーザ光によるアニーリング方法を提供する。
【解決手段】YAGレーザアニーリング装置1は、レーザ光源2からP偏光又はS偏光のYAGレーザ光を出射する。レーザ光の光路上には、偏光ビームスプリッタ3と、λ/4板4と、部分透過ミラー5と、レーザ光の位相を遅らせる位相遅延部6とがこの順に配置されている。そして、レーザ光源2から出射した1パルスのレーザ光を部分透過ミラー5及び位相遅延部6により複数個のパルスに分割して、アニーリング用のレーザ光として順次取り出し、レーザ光の照射時間を延長するとともに、アモルファスシリコンを徐々に冷却し、結晶粒径を拡大する。 (もっと読む)


【課題】大面積の被露光体における非周期性のパターンの露光を高解像力にて行う。
【解決手段】被露光体の面及びフォトマスクの面に平行な面内を矢印B方向に移動可能に形成されレンズ組立体11が、フォトマスクのマスクパターンの等倍正立像を被露光体表面に結像可能に構成した複数のレンズ群15を矢印B方向と交差する方向に一定の配列ピッチで並べて複数のレンズ列16を形成し、且つ各レンズ列16の各レンズ群15が矢印B方向に対して斜めに交差する軸線O−Oに平行に並ぶように各レンズ列16を矢印B方向と交差する方向に相互に一定量だけシフトさせて形成すると共に、互いに隣接する端部11Aa,11Ba,11Bb,11Caを軸線O−Oに平行に切除した構成の複数の単位レンズ組立体11A〜11Cを各レンズ列16のレンズ群15が矢印B方向と交差方向に一定の配列ピッチで並ぶように一列に並べた構成を有するものである。 (もっと読む)


【課題】i層にて太陽光により励起された電子の流れを、p層又はn層に移行する際の障壁を小さくして、電流をミニバンドから取り出しやすくした太陽電池を提供する。
【解決手段】n層12と、このn層12の上に形成されたi層13と、このi層13の上に形成されたp層14に対し、太陽光が入射する。i層13は真性半導体層であり、n層12及びp層13は夫々n型及びp型の半導体層であるが、いずれも、量子ドット層である。従って、i層13で励起された電子は、n層12も含めて、量子ドット層のミニバンドを伝導して、電極に流れる。 (もっと読む)


【課題】同種の基板の基板搬送方向と交差方向にオフセットした位置に光を照射する場合にも、移動中の基板に対する追従性を良好にする。
【解決手段】基板の搬送方向と交差する方向に一定の配列ピッチで形成され、光を通過させる複数のマスクパターン2と、基板上に設けられた複数のパターンの基板搬送方向と交差方向の配列ピッチの整数倍に等しい間隔を有して基板搬送方向に平行に形成された一対の細線4a,4bを備えた構造をなし、複数のマスクパターン2に対して基板搬送方向と反対側の位置に基板搬送方向に相互に一定距離はなれて配置されると共に、一対の細線4a,4b間に予め設定された基準位置が基板搬送方向と交差する方向に予め定められた距離だけ相互にずれた状態に形成された複数のアライメントマーク4と、を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】結晶粒の成長方向を多結晶化すべき位置に応じて任意に調整することができ、その位置において、結晶粒の成長方向が一定の方向に揃った低温ポリシリコン膜を得る。
【解決手段】マスク3には、一方向に延びるレーザ光の遮光領域31と透過領域32とが、前記一方向に垂直の方向に隣接するように設けられている。このマスク3を介してマイクロレンズ5によりレーザ光をチャネル領域形成予定領域7に照射する。透過領域32を透過したレーザ光が、a−Si:H膜に照射されてこの部分をアニールして多結晶化する。次に、マスク3を取り外して、予定領域7の全体にレーザ光を照射すると、既に多結晶化している領域は融点が上昇していて溶融せず、アモルファスのままの領域が溶融凝固して多結晶化する。 (もっと読む)


【課題】複数の波長のレーザ光をそれぞれにパルス幅を延ばした上で出射させることができるようにする。
【解決手段】基本波と共に第2高調波,第3高調波を含むレーザ光を、ダイクロイックミラー31,32によって波長毎のレーザ光L1〜L3に分離する。それぞれを、偏光ビームスプリッタ51(L1)〜51(L3)によってP偏光成分L1P〜L3PとS偏光成分L1S〜L3Sとに分離する。S偏光成分L1S〜L3Sを、一対の全反射ミラー42(L1)〜42(L3),43(L1)〜43(L3)によって、P偏光成分L1P〜L3Pに直交する方向に屈折させる。そして、P偏光成分L1P〜L3PとS偏光成分L1S〜L3Sとを、偏光ビームスプリッタ52(L1)〜52(L3)で波長毎に同一光軸上に合成する。更に、偏光成分を合成した波長毎のレーザ光L1〜L3を、ダイクロイックミラー33,34によって同一光軸上に合成して出力する。 (もっと読む)


【課題】アモルファスシリコン膜をレーザアニールして、低温ポリシリコン膜を形成する際に、YAGレーザのような低コストのレーザ光源装置を使用しても、アモルファスシリコン膜に対して、十分なエネルギを与えて効率的に相転移させることができるレーザアニール方法及び装置を提供する。
【解決手段】YAGレーザ光源11からの基本波を、波長変換器12,13で第2高調波及び第3高調波に変換し、第3高調波のレーザ光を被照射体18に照射すると共に、基本波は、約3mの第3の光学系21及び約6mの第4の光学系22を経由させ、約10ns及び約20ns遅延させて、被照射体18に照射する。これにより、第3高調波で溶融したアモルファスシリコン膜の溶融部は基本波がP波とS波とに分割されて照射されるので、アモルファスシリコン膜には吸収されないYAG基本波が溶融Siに吸収されてその加熱に有効に使用される。 (もっと読む)


【課題】配向状態の異なる二種類のストライプ状の配向領域を1回の配向処理により形成して配向処置工程のタクトを短縮する。
【解決手段】細長状の複数の開口を一定の配列ピッチで形成した第1のマスクパターン群6Aと、該第1のマスクパターン群6Aに平行に設けられ、細長状の複数の開口を前記複数の開口の配列ピッチと同ピッチで形成した第2のマスクパターン群6Bとを有するフォトマスク7に近接対向させて、配向膜が塗布された基板4を前記第1及び第2のマスクパターン群6A,6Bに交差する方向に移動し、前記フォトマスク7の第1及び第2のマスクパターン群6A,6Bに入射角度θが異なるP偏光を照射し、前記配向膜に配向状態が異なるストライプ状の第1及び第2の配向領域を交互に形成するものである。 (もっと読む)


121 - 130 / 283