説明

独立行政法人農業生物資源研究所により出願された特許

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【課題】 本発明は、内在性遺伝子の転写を活性化するDNA、該DNAを利用した内在性遺伝子の転写活性化方法、および内在性遺伝子が転写活性化された形質転換植物の製造方法を課題とする。
【解決手段】 本発明者らは、遺伝子の転写制御領域の特定部位を標的とした逆反復配列を発現させることによって、内在性遺伝子中の導入配列に対応する領域がDNAメチル化され(RNA-directed DNA methylation, RdDM)、その結果、転写が活性化されたことを初めて示した。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、マイクロサテライト配列を含むDNAマーカーを検出することを特徴とする、ブタの親子判定を行う方法を提供することを課題とする。また、ブタの親子判定を行うためのプライマー、キットの提供を課題とする。
【解決手段】
本発明者らは、上記の課題を解決するために、まず、デュロック(D)種、大ヨークシャー(W)種、およびランドレース(L)種の多型性を指標とし、また親子サンプルを用いてマーカーの非特異的増幅、また増幅および伝達が不明瞭なアリルを評価しすることにより、一般的には99%以上、単一農場においても98%以上の確率で偽父を検出できる、ブタの親子を判定するための10個のマイクロサテライトマーカーを選定した。また増幅断片長の違いを利用し、複数のマーカーを同時に解析することを目的とし、プライマーの再設計、またプライマーの混合比の調整を行った。 (もっと読む)


【課題】トリへの外来性サイトカイン応用の一環として、植物においてトリインターフェロンを発現できる、生物活性を示し、保存安定性がよい組換え植物を提供すること。
【解決手段】トリインターフェロンタンパク質をコードする遺伝子がゲノムDNAに組み込まれてなることを特徴とするトリインターフェロンを産生する組換え植物。トリインターフェロン−α(ChIFN−α)をコードする遺伝子が植物細胞小胞体内タンパク蓄積に優れた特定のChIFN−αKDEL遺伝子であり、植物発現タンパク質の発現量を高くする特定のトランスファーベクター;プラスミドChIFN−αKDEL−pMLHを用いるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】金華豚の識別方法、および金華豚の識別用試薬の提供。
【解決手段】ブタエンドセリンレセプター・タイプB(EDNRB)遺伝子上の344番目の多型変異を検出する、金華豚の識別方法。該多型変異の有無を指標とすることにより、金華豚の識別を行うことが可能である。該変異タンパク質を検出するための、変異蛋白質をコードするDNA、該変異蛋白質、該変異蛋白質を認識する抗体、及び金華豚の識別用試薬が得られる。 (もっと読む)


【課題】細胞培養基材としての用途以外の新たなビトリゲルの用途を開発すること。
【解決手段】ビトリゲル上で細胞を培養し、接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を形成する工程;およびビトリゲルごと接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を保存する工程;を含む、細胞の凍結保存方法。また、ビトリゲルおよびビトリゲル上に付着した細胞を含む、凍結細胞。このような凍結細胞は、上述した様に、ビトリゲル上で細胞を培養し、接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を形成する工程;およびビトリゲルごと接着、伸展、または増殖した状態の細胞培養物を保存する工程;を含む、細胞の凍結保存方法により作製することができる。 (もっと読む)


【課題】種子に特異的活性を有するプロモーターおよび種子に外来タンパク質を発現させる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】複数のイネ種子発現遺伝子のプロモーターを単離し、GUSレポーター遺伝子の上流に各プロモーターを挿入したバイナリーベクターをそれぞれ作製し、アグロバクテリウム法によりイネを形質転換した。GUS発現量を指標として、各プロモーターによる発現部位、種子成熟過程での発現、さらに種子での発現強度を検討したところ、種子の特定部位に特異的発現活性を有し、恒常的プロモーターや既知の種子特異的プロモーターと比較して高い活性をもつプロモーターを見出した。 (もっと読む)


【課題】従来法と比較して簡便かつ迅速な植物形質転換方法を確立するために、植物に対して極めて簡便かつ迅速な植物の形質転換法を提供することを、本発明の課題とした。
【解決手段】上記課題は、a)細胞と核酸との混合物を調製する工程、b)混合物を大気圧と異なる圧力下に維持する工程;および、c)混合物を超音波処理する工程、を包含し、必要に応じて、さらに、混合物を、エレクトロポーレーションが起きる条件下に配置する工程を包含する方法によって解決される。簡便な本発明の方法はこの分野の開発研究において重要な大量処理・大量解析を容易にせしめ、ひいては飛躍的な研究の進歩を誘発し、画期的な組換え作物の開発につながる。 (もっと読む)


【課題】植物の形質を改変するために有用なプロモーターを提供する。
【解決手段】以下の(a)または(b)のDNAを含むプロモーター:(a)特定の配列によって示される塩基配列の第1位から第2595位までの配列を有するDNA;または(b)(a)の一部の配列を有し、通道組織および胎座表層のうちの少なくとも1つに特異的なプロモーター活性を示す、DNA;あるいは以下の(c)または(d)のDNAを含むプロモーター:(c)特定の配列によって示される塩基配列の第1位から第2322位までの配列を有するDNA;または(d)(c)の一部の配列を有し、通道組織、胎座表層、柱頭分泌領域、および花托のうちの少なくとも1つに特異的なプロモーター活性を示す、DNAからなる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、D型アミノ酸からなる昆虫抗微生物タンパク質改変ペプチドを提供することを課題とする。また、該ペプチドを対象に投与する工程を含む、細菌感染症または癌疾患を予防または治療する方法の提供を課題とする。さらに、該ペプチドを有効成分とする、細菌感染症または癌疾患を予防または治療する薬剤の提供についても課題とする。
【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために、L型およびD型改変ペプチドの静脈内投与が、MRSA感染症制御に及ぼす効果、TNF-α抑制効果、エンドトキシンショック防御効果、トリパノソーマ原虫のin vitro増殖に対する効果、および癌細胞増殖に対する効果について検討を行った。その結果、D型アミノ酸からなる昆虫抗微生物タンパク質改変ペプチドが様々な細菌感染症または癌疾患に対して効果を示すことを見出した。 (もっと読む)


【課題】真核微生物の感染阻害剤、真核微生物の感染阻害剤の候補化合物をスクリーニングする方法、また薬剤による真核微生物の病害を予防・防除する方法およびキットを提供する。
【解決手段】MSTU1遺伝子産物がいもち病菌の代謝(グリセロール生合成)を制御しており、いもち病菌の感染に必要な器官(付着器)への機能付与を行っていることが初めて明らかとなった。またMSTU1遺伝子産物の発現によって、いもち病菌の侵入菌糸形成が抑制されることが明らかとなった。このMSTU1遺伝子産物の発現もしくは機能を、薬剤等を用いて調節(阻害あるいは促進)することにより病害防除ができる。 (もっと読む)


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