説明

独立行政法人農業生物資源研究所により出願された特許

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【課題】 β−N−アセチルヘキソサミニダーゼ活性を有するタンパク質をコードするDNAの提供。
【解決手段】 本発明は、カイコのβ−N−アセチルヘキソサミニダーゼ活性を有するタンパク質、前記タンパク質をコードするDNA、前記DNAを含有した組換えベクター、前記組換えベクターを含む形質転換体、及びβ−N−アセチルヘキソサミニダーゼの製造方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】植物の内胚乳特異的に発現する遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明者らは、種子特異的に発現する新規のイネグルテリン遺伝子GluD-1を同定した。GluD-1遺伝子のプロモーターは、種子特異的遺伝子発現を誘導し、種子成熟過程初期において内胚乳特異的に下流の遺伝子の発現を誘導することを確認した。即ちGluD-1プロモーターは内胚乳を含む部位に対して外来遺伝子の強発現を誘導することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、BmMLV陰性のカイコ培養細胞株を提供することを課題とする。また、本発明は、BmMLV陰性のカイコ培養細胞株の製造方法の提供を課題とする。さらに、BmMLV陰性のカイコ培養細胞株を用いたBmMLV発現産物を含まない、目的遺伝子産物の製造方法の提供についても課題とする。
【解決手段】本発明者らは、日147号および支145号を交配したカイコ品種の胚子組織を牛胎児血清30%を含むMX培地で初代培養することにより、BmMLVが慢性的に感染していないカイコ由来培養細胞株(NIAS-Bm-VF)をはじめて作出した。さらに、本発明の培養細胞株がBmMLVおよびBmNPVに感受性を示すことを明らかにした。 (もっと読む)


【課題】牛肉の基となっている牛の品種を、実際に売られている牛肉を材料として効率的に鑑別する方法、殊に、生産量が多く、かつ、不当表示などの偽装工作の対象となる可能性が高い第一代交雑種やホルスタイン種の肉が、黒毛和種由来の肉として販売されているような場合、これを非黒毛和種由来の肉であると鑑別できる方法を提供する。
【解決手段】遺伝子多型のうち、1種以上の特定の多型マーカーを指標として、遺伝子増幅法により被験牛の遺伝子DNAを検出することにより、当該被験牛が黒毛和種か否か等を鑑別する方法。 (もっと読む)


【課題】大規模な長鎖DNA型RNAiライブラリーを、同一作製条件下で一度又は数回で作製することができる方法を提供する。
【解決手段】二本鎖の一方の鎖が、5’から3’の方向に、第一のニッキングエンドヌクレアーゼの切断部位、外来DNA断片の挿入領域、第二のニッキングエンドヌクレアーゼの切断部位、スペーサー領域を挟んでなる逆方向反復配列、及び第一の制限酵素の切断部位を含む核酸を利用し、外来DNA断片由来の逆方向反復配列を含む組換えベクターを作製する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、植物色素体ゲノムへの遺伝子導入方法を提供することを課題とする。また、前記方法により色素体ゲノムに目的遺伝子が導入された形質転換植物体の提供を課題とする。
【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために、葉緑体への分化を誘導する転写因子OsGLK1遺伝子を発現するように遺伝子を導入したイネの種子より緑色カルスを誘導させた。次いで外来遺伝子をパーティクルガン法により植物細胞内に導入して、色素体ゲノムへの遺伝子導入を行なった。次に該外来遺伝子を有するカルスを選抜し、再分化することで、葉緑体ゲノムに外来遺伝子が導入された形質転換植物体を得た。即ち、葉緑体形質転換を行う植物材料に、あらかじめ葉緑体への分化を誘導する転写因子の遺伝子を過剰発現させた組織を用いることにより、葉緑体が分化し緑色を呈した組織へ遺伝子導入することを可能にし、導入効率を高めることに成功した。 (もっと読む)


【課題】有用代謝産物の蓄積に関与する遺伝子を解明し、該遺伝子を植物に導入することにより、有用代謝産物の蓄積が向上された形質転換植物およびその作出方法を提供する。
【解決手段】以下の(a)〜(c)のいずれかのタンパク質をコードする遺伝子が導入された、形質転換植物。(a)特定の配列番号で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質。(b)特定の配列番号で示されるアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ有用代謝産物の蓄積を向上させる活性を有するタンパク質。(c)特定の配列番号で示されるアミノ酸配列に対して90%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ有用代謝産物の蓄積を向上させる活性を有するタンパク質。 (もっと読む)


【課題】遺伝子を利用して植物の感光性を改変し、これにより植物の開花時期を改変することのできる新規な植物の感光性遺伝子を提供する。
【解決手段】植物の中でも、特に出穂時期を改変する簡便な方法の開発が望まれているイネに着目し、その感光性に関与する遺伝子を単離すべく鋭意研究を行った。遺伝学的レベルでしか同定されていなかった出穂期関連遺伝子座Ehd3について、マップベースクローニング法によりその塩基配列を単離・同定した。さらに、イネの出穂期を容易に改変する手法を開発した。 (もっと読む)


【課題】粉食に適した米品種から作製された、製造工程の作業性がよく、かつ伸展性および可塑性の優れたパン類の原料となる米粉組成物を提供すること、米粉を原料として用いた作業効率のよいパン類の製造方法、および小麦粉と同等以上の品質をもつパン類を提供すること。
【解決手段】上記課題を、野生型と比較して胚乳内にグルテリン前駆体をより多く含む改良米から作製された米粉を単独または小麦粉と混合させて得た米粉組成物、並びに上記米粉組成物を主原料とするパン類およびその製造方法を提供することにより解決する。 (もっと読む)


【課題】パン類の原料として適した米粉になりうる米を評価及び選別する方法を提供する。
【解決手段】上記課題を、米粉砕物に界面活性物質を含む緩衝溶液に加えた後に、可溶成分Sと不溶成分Pとに分離し、前記不溶成分Pに尿素、界面活性物質及びDTTを含む溶液を加えた後に、可溶成分PSと不溶成分PPとに分離し、かつ前記可溶成分Sに含まれるグルテリン前駆体の含量と比較して前記可溶成分PSに含まれるグルテリン前駆体の含量がより多い米を、米粉としてパン類の原料に適した米と評価する方法及び上記評価方法により米粉としてパン類の原料に適した米を選別する方法により解決する。 (もっと読む)


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