説明

独立行政法人農業生物資源研究所により出願された特許

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【課題】カイコにおいて組換えタンパク質を大量にかつその生理活性を保持した形で効率よく生産するための手段を提供すること。
【解決手段】カイコ絹糸腺特異的に発現するプロモーターの下流に、外来タンパク質をコードする遺伝子とフィブロンH鎖遺伝子との融合遺伝子を連結した発現カセットであって、前記外来タンパク質をコードする遺伝子とフィブロインH鎖遺伝子の間にタンパク分解酵素認識配列を有することを特徴とする、前記発現カセット、該発現カセットを染色体に組み込んだ遺伝子組換えカイコ、及び該遺伝子組換えカイコを用いてタンパク質を生産する方法。 (もっと読む)


【課題】植物の節特異的に遺伝子発現を制御するプロモーター、該プロモーターを含有する発現ベクター、該発現ベクターを含む形質転換植物もしくは植物体、およびその製造方法、並びに、該プロモーターを用いて所望の遺伝子を節にて発現させる方法の提供。
【解決手段】特定の塩基配列からなり、イネの節および節間にて強いプロモーター活性を有するDNA。このDNAにイネのGA2酸化酵素遺伝子をつないだ構造体を作製しイネに導入することにより、イネは半矮性形質を呈し、かつ、収量性を増加させることができる。また、GUS遺伝子を用いたプロモーター解析により、前記DNAの制御下においてGUS遺伝子を節にて強く発現させることができ、前記プロモーターDNAは、植物の節において所望の遺伝子を発現させるために利用することが可能である。 (もっと読む)


【課題】雄性不稔に代表される植物形質の改変に有用な、花粉に特異的な遺伝子を利用する遺伝子工学的手法の提供。
【解決手段】形質が改変された植物を作出する方法であって、特定の塩基配列のDNAを有し、小胞子および任意に葯の開裂組織に、特異的なプロモーター活性を示すDNAのいずれかを含むプロモーターと、このプロモーターに作動可能に連結された異種遺伝子とを含む、植物発現カセットを利用する方法。さらに、上記プロモーター並びに上記プロモーター及び異種遺伝子を含む植物に雄性不稔性を付与するために有用な植物発現カセット。 (もっと読む)


【課題】
植物体の着色を制御する遺伝子の提供を課題とする。より詳しくは、植物体もしくはその種子の着色を制御する遺伝子、および、該遺伝子を発現し種子が着色した植物体(形質転換植物体)の製造方法、さらに、該遺伝子の発現を改変することにより、種子の色を制御する方法の提供を課題とする。
【解決手段】
植物体の着色を制御する機能を有するRcおよびRd遺伝子を同定することに成功した。これらの遺伝子を植物体内において発現させることにより、例えば、白米を赤色米・褐色米等へ改変することができる。また、本発明の方法によって、タンニン類が蓄積された植物体もしくはその種子を作出することが可能である。タンニン類が蓄積されたコメは、機能性食品として有用である。さらに、これら遺伝子の発現を抑制させることにより、有色米を白米へ改変することも可能である。 (もっと読む)


【課題】カイコ2型濃核病ウイルス感受性遺伝子および抵抗性遺伝子、これら遺伝子を利用した形質転換カイコ、カイコ2型濃核病ウイルス感受性付与剤あるいはカイコ2型濃核病ウイルス感染阻害剤、カイコの2型濃核病ウイルス感受性判定方法ならびに判定用試薬を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明者らは、カイコゲノム情報を利用し、BACコンティグ形成による染色体ウォーキングおよびウイルスで選択された集団の連鎖解析を行い、抵抗性系統に特異的な欠失を見出し、遺伝子を同定した。抵抗性品種における欠失は転写産物にも反映されており、感受性系統に比べ約1kb短い産物が転写されていることが明らかとなった。 (もっと読む)


【課題】気相のみならず液体中でも磁力で移動および固定することができ、例えば、羊水という液相中で施行される胎児手術においての病変部の修復材料として利用が可能な、新しい磁気付与型ハイドロゲル薄膜を提供し、また、既存のハイドロゲルを磁力で移動および固定することができ、例えば、培養液中でも平面形状の維持が向上し、両面培養に有効な新しい磁気付与型ハイドロゲル薄膜をも提供する。
【解決手段】磁気ビーズとともに細胞外マトリックス成分を含有するガラス化されたマトリックスゲル薄膜の再水和物からなる薄膜であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、玄米ないし精白した米が低グルテリン米であるか否かを、簡便、迅速、確実かつ高感度に判定することを課題とする。また本発明は、低グルテリン米に一般米が混入している場合に、その程度を定量することも課題とする。
【解決手段】 発明者らはこれらの問題について鋭意研究した結果、酸性または中性条件下(pH 7以下)にて米を加熱することにより米の内部からグルテリンを溶出させ、グルテリンを認識する抗体を添加して溶出させたグルテリンと反応させて、グルテリンと結合した当該抗体を検出または定量することを特徴とする、低グルテリン米を識別し判定する方法を提供することにより、上述した課題を解決することができることを示した。 (もっと読む)


【課題】新規なオオムギの条性決定遺伝子の提供ならびに該遺伝子を利用したオオムギの条性の改変方法の提供。
【解決手段】オオムギの条性や穂の形態の決定に関与する遺伝子の染色体上の位置および遺伝子の構造が提供された。Vrs1遺伝子をオオムギに導入し、発現を制御することによって、オオムギの条性や穂の形態を改変し得る可能性が見出された。また、オオムギの赤かび病抵抗性を増加させうる可能性が見出された。これにより、オオムギの条性や穂の形態を効率的に改変することによって、望みの用途に見合う形質を有するオオムギの作出が可能となった。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、生体適合性を備え、且つ成形も容易で、更に血清の介在下においても対細胞非接着性を有する材料を提供すること。
【解決手段】蜂が生成するタンパク質よりなる対細胞非接着性材料であり、ハロゲン化有機溶媒中で溶解させて抽出したものである。また、ハロゲン化有機溶媒としては、ジクロロ酢酸、トリフロロ酢酸、又はヘキサフロロイソプロパノール等がある。対細胞非接着性材料の形態として、フィルム状、粒子状、繊維状、ゲル状、及び3次元多孔質状、の形態が採用される。 (もっと読む)


【課題】稲等の作物における突然変異系統を、作物の流通市場における任意の段階で正確に、かつ簡便に識別することが出来、特定産地間の農産物の識別(例えば、特定県産と他県産の農産物の識別や特定の栽培地域と他の栽培地域の農産物との識別)を可能にする検出方法を提供すること。
【解決手段】試料から調製されたDNAにおける塩基配列の変異の検出方法であって、競合ハイブリダイズを用いるドットブロット法によりDNA変異を検出することを特徴とする該検出方法、該方法を用いるサイレント突然変異系統識別方法及び農作物の産地識別法、並びに、該方法に使用される、競合ハイブリダイズを用いるドットブロット用キット。 (もっと読む)


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