説明

独立行政法人水産総合研究センターにより出願された特許

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【課題】舶用防腐板は、船体と比較すると小さな構造体であるが、船の航走に伴う流れが防腐板に衝突し、流れの剥離現象に基づく逆流が誘発され抵抗増加が発生する。この抵抗増加は、船舶の省エネ性能を低下させる。そこで、舶用防腐板の抵抗を低減する。
【解決手段】喫水線以下の鋼製の船体外板9及び船体付加物の表面に設けられ、船体外板9及び船体付加物の材料である金属よりイオン化傾向の大きい金属で形成される舶用防腐板10の表面を流線形とする。すなわち、流体中における剥離を消滅させて、船舶航走中の抵抗を低減するのである。 (もっと読む)


【課題】安価であって大量の魚体を標識する場合でも手軽に使用でき、食品衛生上安全であり、標識持続期間の長い新規な魚体用の標識剤と、魚体標識のコストを低減でき、供試魚の死亡率を従来よりも低減できる新規な魚体の標識方法を提供する。
【解決手段】水不溶性でありかつ着色性を有する素材の粉末を0.9〜1.2重量%濃度の寒天溶液に対し外割りで10重量%分散させてなる魚体用の標識剤。この標識剤を注射筒に吸引し、魚体の皮下(好ましくは空洞部)へ1箇所につき0.2〜0.5mL注入して魚体を標識する方法。好ましくは、ヒラメやカレイ類などの異体類の標識に用いる。 (もっと読む)


【課題】現実のまき網漁業の漁獲リスクを精度よく予測し、まき網漁業資源を原資産とする金融商品の設計を可能とする、リターン(期待収益率)の計算方法、及び、漁獲リスクの市場への移転につきまとうモラルハザードリスクの回避方法の提供。
【解決手段】魚群サイズ分布および浮魚資源量推定方法に、最小群れサイズで下限を設定することにより、現実のまき網漁業の漁獲量を確率予測できるようにし、漁獲過程のコンピュータ・シミュレーションによる漁獲リスクの計量・定量化を行い、まき網漁業資源を原資産とする金融商品を設計する。 (もっと読む)


【課題】マダイ,スズキ,ブリ等の魚類イリドウイルス感染症の病原体ウイルスとその継代株、かかる感染症の予防に有効なワクチン、また、簡便な早期診断等に有用な診断剤、イリドウイルス抗原の製法と精製法の提供。
【解決手段】イリドウイルス感染症の病魚から分離したイリドウイルスを該ウイルス感受性の魚体内で継代し、さらに該ウイルス感受性の魚体内又は細胞培養からなる宿主群から選ばれる1種以上の宿主に継代することにより得られるイリドウイルス株を、不活化剤(例えば、ホルマリン)で不活化することにより調製される不活化抗原を含有する不活化イリドウイルス感染症ワクチン。 (もっと読む)


【課題】ヒトにも魚にも食の安全性を確保すると共に、従来品よりも使用しやすく、低コストで使用できる新規な魚類用の麻酔剤とその使用方法の提供。
【解決手段】炭酸水素ナトリウムとコハク酸と固形化促進剤を主原料とし、食品添加物として公認されている原料のみで作った固形状炭酸ガス発泡剤からなる魚類用の麻酔剤。炭酸水素ナトリウムとコハク酸と固形化促進剤を混合して成形したものを乾燥させて作る。固形化促進剤として食用グリセリン又は無水エタノールを用いることが好ましい。これらの麻酔剤を魚の種類に応じて定めた希釈倍率によって希釈して用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】小型で軽量の超音波受信装置、特に水中を遊泳する動物に直接装着することが可能な小型で軽量の超音波受信装置を提供すること。
【解決手段】CPU、帯域通過フィルタ、アナログデジタル変換器、メモリからなる回路、及び駆動用電池を防水ケース内に収納し、2個のハイドロホンを前記防水ケース内のCPUと接続し、前記メモリの一部に格納したプログラムソフトにより前記2個のハイドロホンで受信した音声信号を前記CPUで処理し、その振幅と時刻をメモリに記録するよう構成する。 (もっと読む)


【課題】アワビ類の浮遊幼生及び着底変態直後の稚貝を容易かつ確実に同定・検出する新規な方法を提供する。
【解決手段】アワビ類の浮遊幼生及び着底変態直後の稚貝が有する卵黄タンパク質に対し特異的に反応するモノクローナル抗体を用いて、蛍光抗体法によってアワビ類の浮遊幼生及び着底変態直後の稚貝を検出する方法。また、試料に対し二次抗体の動物種と同じIgG抗体を作用させ、二次抗体の非特異吸着を防止した後で、モノクローナル抗体を作用させる方法を採ることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】魚類の成長を一段と促進する新規な方法を提供する。
【解決手段】魚類に対してL-アルギニンとL-アラニンを投与することによってインスリンの分泌誘導能を高め、魚類の成長を促進する方法。L-アルギニンとL-アラニンは餌料に混ぜるか又は餌料の給与時に添付して継続的に投与することが好ましい。また、同一又は別々の腸溶解性カプセルに充填して投与することが好ましい。カレイ、ヒラメ、オコゼ、ヒラマサなどの硬骨魚類の成長促進に特に好適な方法である。 (もっと読む)


【課題】 海藻抽出物の脂溶性画分またはそれから同定された化合物を含む付着珪藻の付着防止剤を提供する。
【解決手段】 アミジグサ科(Dictyotaceae)に属する褐藻、ソゾ属(Laurencia)に属する紅藻、アナメ(Agarum clathratum)、ミヤベモク(Sargassum miyabei)、およびウミトラノオ(Sargassum thunbergii)からなる群の中から選択される少なくとも一つの脂溶性画分を含む付着珪藻の付着防止剤。 (もっと読む)


【課題】発信機等の器具や装置を、魚体を損傷することなく、かつ脱落しないように取り付けることができる簡単な器具とその容易にして確実な取り付け方法を提供する。
【解決手段】綱を二重に折ってその両方を押さえ板の穴に貫通させてあると共に綱の折り返し部には銛先を回動自在に取り付けてあり、さらに綱の一方は戻り止め器に固着し、その他方は戻り止め器に通して綱が逆行しないようにしてあると共にその先端に発信機等に結続可能な取付具を取り付けてある構成の魚体に発信機等を取り付けるための器具。銛先を先頭にして綱の全体を装着棒の外側にそって輪ゴム等の簡易固定具で装着棒に固定して用いるのが好ましい。銛先を魚体の背鰭に刺し込んで綱を背鰭に貫通させた後、綱を引っ張って銛先と押さえ板とで背鰭を挟持した状態にして魚体に取り付ける。 (もっと読む)


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