説明

独立行政法人水産総合研究センターにより出願された特許

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【課題】 単独で又は組み合わせて人工魚礁として用いることのできる、製造が容易で、海流に逆らわない構造の魚礁用ブロックと、そのような魚礁用ブロックを組み合わせて用いる、人工魚礁を構築する方法及び突堤又は離岸堤の構築方法の提供。
【解決手段】 コンクリート製の魚礁用ブロックであって、その横断面形状が多角形である本体部と、当該本体部の外周部の一部から当該外周部に連なって下方に且つ内側に向かって延びる外側面を有する脚部二つ以上とを備え、当該本体部のその下方に脚部を有しない部分には本体部の上面と下面とを直線的に繋ぐ貫通孔が一つ以上形成されていることを特徴とする魚礁用ブロックを、単独で、積重ねて、又は隣接して設置して用いる。 (もっと読む)


【課題】荒天中を航行している船舶に予想外の大きな横揺れが発生した際の転覆や大傾斜といった危険な現象を防ぐ手段、及び新造船のみならず既存船においても、最小限の改造で航海中の安全性を飛躍的に高める手段を提供すること。
【解決手段】船舶の船首部両舷側で喫水線上に、転覆や大傾斜を防止する突起物を設けることにより、荒天下で航行する船舶に想定外の横揺れが発生した場合でも大傾斜や転覆といった最悪の事態を回避できるようにした。 (もっと読む)


【課題】浅海のアサリ養殖場に進入したエイを効果的に撃退することのできるエイ撃退装置を提供する。
【解決手段】貝類漁場領域内の海底に所定の間隔を保って配置された第1の電極群5a及び第1の電極群の隣接する各電極間に対向配置された第2の電極群5bと、貝類漁場近くの陸上又は係留筏に設置された電気パルス発生装置1とでエイ撃退装置が構成される。陸上又は係留筏に設置した電気パルス発生装置1から導出された出力ケーブル4を通電区6内の電極群5a、5bに接続し、第1、第2の電極の一方がプラス極、他方がマイナス電極となってエイが忌避するように直流又は交流電圧の電気パルスが印加され、貝類漁場に進入したエイに電気的な衝撃を与えることにより、エイを傷つけることなく撃退して貝類の食害を防止又は軽減するができる。 (もっと読む)


【課題】甲殻類の中でも人工飼育が非常に困難とされているイセエビの幼生を含め、甲殻類の幼生をふ化幼生から稚エビ又は稚ガニに成育するまでの期間、抗生物質を使用することなく、抗生物質を使用したのと同じ程度の飼育効果を奏する甲殻類幼生の飼育方法を提供する。
【解決手段】甲殻類の幼生がふ化幼生から稚エビ又は稚ガニに成育するまでの期間、グリシンを溶解した海水に浸漬する止水飼育を間欠的に採り入れて、抗生物質を使用しないで甲殻類幼生を飼育する方法。イセエビ幼生の場合は、ふ化フィロソーマから稚エビに成育するまでの期間、流水飼育を基本としながらグリシンを溶解した海水に浸漬する止水飼育を5〜7日毎に併用し、抗生物質を使用しないでイセエビ幼生を飼育する方法。グリシンの濃度を、ふ化から150日頃までは50〜200ppm、それ以降は100〜200ppmに維持すると共に、フィロソーマの脱皮時には飼育水中にグリシンを残存させないようにすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】魚類の良質卵関連遺伝子群の網羅的単離方法および単離された遺伝子群を用いた卵質の診断方法を提供することを課題とする。
【解決手段】遺伝子のサブトラクション解析によって、良質卵関連遺伝子群を網羅的に単離し、この遺伝子群を用いたマイクアレイ等を作製することで卵質の診断方法を得た。 (もっと読む)


【課題】ポストラーバや稚エビが安全に着底して棲みつき、成長できる新規なイセエビ用の増殖礁とその増殖礁を用いてイセエビの増殖を促進する新規な設置方法を提供する。
【解決手段】上方に向かってオーバーハング状に伸びており、表面にはポストラーバや稚エビがその成長に合わせて棲み替えるためのサイズ(直径と奥行き)の異なる凹部をそれぞれ複数個穿ってある側壁を1面以上有する本体部を、該本体部の底面よりも広い表面を有する基盤部の上に載置してあるイセエビ用の増殖礁。凹部の全部又は一部を側壁の表面に対して直交するように穿つこと、表1に定めてある8段階のサイズの凹部を、1側壁ごとに8段階の凹部の全部をサイズの小さい凹部ほど数が多くなるようにランダムに配設することが好ましい。また、この増殖礁は水深20m以浅の海藻群落中又はその周辺の海底に年間を通して設置することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】冷凍すり身中の水分およびタンパク質を精度よく簡単に測定する方法を提供すること。
【解決手段】測定すべきすり身を冷凍し、すり身を凍結状態のまま、−5℃以下の温度で、ファイバープローブを使用し、生スペクトルをMSC処理し、その二次微分処理スペクトルをPLS回帰分析することすり身の近赤外分析方法。 (もっと読む)


【課題】新規な抗酸化剤を提供する。
【解決手段】渦鞭毛藻類由来の抗酸化剤。 (もっと読む)


【課題】新規なヒドロキシルラジカル消去剤を提供する。
【解決手段】赤潮プランクトン抽出物を含むヒドロキシルラジカル消去剤。 (もっと読む)


【課題】人体に対する安全性が確認されている素材を用いた新規な魚類の標識剤とその標識剤を用いて「食の安全」の点から心配のない方法でかつ従来よりもコストを低めに抑えることができる魚類の標識方法を提供する。
【解決手段】コチニール色素、ラック色素もしくはシコン色素又はこれらのいずれかを有効成分とする薬剤からなる魚類の標識剤。これらの標識剤を溶解した標識液に標識対象魚の受精卵や稚魚を浸漬し、その硬組織(耳石、棘、鱗等)を染色することによって魚類を標識する方法。マダイ、オニオコゼ、ヒラメ、トラフグ等の標識に好適である。 (もっと読む)


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