説明

独立行政法人水産総合研究センターにより出願された特許

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【課題】新規な繊維芽細胞増殖促進剤を提供すること、従来はほとんど使用の途がなかった二枚貝の内臓や紅藻類に属する海藻の中でも低品質で食用に不適なノリから有用な繊維芽細胞増殖促進剤を抽出して提供すること、及び創傷治癒剤や化粧品等の構成原料としてすぐれた効果を奏し、しかも使いやすい繊維芽細胞増殖促進剤を提供すること。
【解決手段】マイコスポリン様アミノ酸(MAA)よりなるか又はMAAを有効成分とする繊維芽細胞増殖促進剤。MAAは二枚貝の内臓から抽出するか又は紅藻類に属する海藻から抽出することが好ましい。ヒト皮膚の繊維芽細胞の増殖を促進するのに有効であり、創傷治癒剤、化粧品、浴用剤、飲食品、繊維芽細胞用培地等の構成原料として用いることができる繊維芽細胞増殖促進剤。 (もっと読む)


【課題】
安全かつ容易に実施できる魚類のIGF−I濃度の測定方法及び測定キットの提供。
【解決手段】
ビオチン化IGF−Iを用いた時間分解蛍光免疫測定法又は酵素免疫測定法による魚類のIGF−I濃度の測定方法及びその方法に用いる測定キット。 (もっと読む)


【課題】 ミクロキスティス属のアオコ原因藍藻に特異的に感染して増殖しうるシアノファージ、該シアノファージを利用するアオコ防除方法及びアオコ防除剤並びに該シアノファージの単離方法、濃縮・精製方法、継代培養方法及び保存方法の提供。
【解決手段】 ミクロキスティス属の藻類に特異的に感染して増殖しうる、全長0.01μm〜0.4μmのシアノファージ。該シアノファージの単離方法は、シアノファージを含有する液体試料をフィルターで濾過し、得られた濾液をミクロキスティス属の藻類の培養液に接種して培養を行い、溶藻が観察された培養液を限界希釈することにより前記シアノファージをクローニングする工程を含む。前記のシアノファージを有効成分として含むアオコ防除剤。前記のシアノファージを水域に散布することからなるアオコ防除方法。前記のシアノファージの濃縮・精製方法、継代培養方法、および保存方法。 (もっと読む)


【課題】 エネルギー効率をより向上させることが可能な波力発電装置及び方法を提供する。
【解決手段】 海側から陸側にかけて間隔を空けてそれぞれ立設された垂下壁並びに当該垂下壁より吃水の深い不透過壁との間に形成されるとともに上記垂下壁の下端に開口部を設けた遊水室内で特定の方向へ海水の渦流を発生させ、当該渦流に応じて円弧羽根を固着させた回転軸を回転させ、その回転軸の回転に基づく電気エネルギーを取り出して発電する。 (もっと読む)


【課題】ワムシ単性生殖卵を消毒する簡単な方法であって、ふ化率と消毒率が高く、大量のワムシを必要とする魚介類種苗生産の現場に容易に適用できると共に、ワムシに由来する魚介類の細菌性疾病を低減できる消毒方法の提供。
【解決手段】ワムシ単性生殖卵をグルタルアルデヒド溶液に浸漬して消毒する方法であって、好ましくは、グルタルアルデヒド1000〜2000mg/Lを含む天然海水又は人工海水(濃度60%程度)に20〜40分間浸漬する方法。 (もっと読む)


【課題】 アコヤガイ赤変病の原因体はいまだ特定されていない。従来からの診断手法である軟体部の赤変化は疾病の重篤な状態で多く観察され早期診断には適さず、閉殻筋及び外套膜における病理組織学的手法は標本作製の手技を要し、個体を生かしたままでの診断が不可能であり、さらに血球の形態変化の観察については正常と異常の区別をするためにある程度の経験が必要であること等の問題があった。
【解決手段】 アコヤガイ赤変病病貝に対するモノクローナル抗体を用いて簡便且つ明瞭な診断をする。 (もっと読む)


【課題】漁船に近づく鮫を効果的に撃退することのできる漁業用鮫撃退装置を提供する。
【解決手段】捕獲した魚に群がる鮫8を撃退する漁業用鮫撃退装置1であり、底曳き網漁船7近傍の海水中に配置される電極群3、及びこの電極群3から所定距離離れた位置となる海水中に配置される電極群4、電極群3及び電極群4の一方がプラス極、他方がマイナス電極となるように直流のパルス電圧を印加する電源装置2とを備える。そして、捕獲した魚を水揚げする際に、各電極群にパルス電圧を印加することにより、捕獲した魚を横取りしようとする鮫8に電気的な衝撃を与えることができ、鮫8を傷つけることなく撃退することができる。 (もっと読む)


【課題】新規にして耐酸性の強いビフィズス菌増殖促進性組成物を提供すること、及び、ノリ(海苔)を原料として新規にして耐酸性の強いビフィズス菌増殖促進性組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】グリセロールガラクトシドよりなるか又はグリセロールガラクトシドを有効成分とするビフィズス菌増殖促進性組成物。グリセロールガラクトシドが紅藻類アマノリ属であるノリから採取したものであること、特に、タンパク質含量が30%以下のノリから採取したものであることが好ましい。pH4以下の酸性飲料又は酸性食品に添加してもビフィズス菌増殖能を持続できる。 (もっと読む)


【課題】
マイクロアレイを用いる魚介類細菌性疾病の診断方法の提供。
【解決手段】
特異的な塩基配列をプローブおよびターゲットDNAとして用いたマイクロアレイを作製し、これを用いて魚介類細菌性疾病を診断する方法。ハイブリダイゼーション条件をホルムアミド濃度20±3%(v/v)、ハイブリダイゼーション温度42±2℃に設定することで検出感度及び再現性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 病気に対する抵抗性を付与し、かつ、摂餌性がよい飼料添加物および飼料を提供する。
【解決手段】 乳酸発酵した海藻を配合したことを特徴とする飼料添加物。乳酸発酵した海藻は、酵素処理後または酵素処理と同時に乳酸発酵した海藻である。酵素は、セルラーゼおよび/またはペクチナーゼである。海藻は、褐藻類である。海藻は、レッソニア、エクロニアおよび/または昆布である。摂餌による抗病性の付加作用を利用するためのものである。上記いずれかの飼料添加物を添加した飼料。飼料は、養魚用飼料である。 (もっと読む)


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