説明

松山毛織株式会社により出願された特許

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【課題】電磁波・音波吸収シートにおいて、優れた電磁波吸収特性と音波吸収特性とを兼ね備え、さらに極めて軽量で薄く、向こう側が見える透光性をも有すること。
【解決手段】有機合成樹脂またはゴムまたはエラストマーに短いカーボン繊維若しくはカーボン粉末または短い金属線材若しくは金属粉末を練り込んで紡糸してなる電磁波・音波吸収糸を用いて織り目の粗い織物を織れば、電磁波・音波吸収能力の高い電磁波・音波吸収織物となり、電磁波・音波吸収織物を二枚の透明な薄いビニールシートで挟んで溶着すれば、透光性をも有する電磁波・音波吸収シートとなる。 (もっと読む)


【課題】抗菌効果を十分に確保しつつも、肌触りや見栄えの良さを高めることができる織布を提供する。
【解決手段】少なくとも銅を含む銅含有線2と可紡性繊維3とが撚り合わされて形成された混合糸1を用いて織られた織布10であって、前記銅含有線2の直径は、100μm以下とされ、前記銅含有線2が前記可紡性繊維3に対して巻き付けられる撚り回数は、2回/cm以上とされ、前記混合糸1の占有率が、50%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電磁波シールド織物において表面に露出する金属線材及び導電性のカーボン繊維の面積の割合をできるだけ大きくすることによってより大きな電磁波遮蔽性能を有しながら、通常の織物と全く同じように織機で織ることができること。
【解決手段】電磁波シールド織物6の縦糸を構成する混合糸2は複数本のポリエステル繊維の束3に太さは約80μmのステンレス線材4をZ撚り(4a)及びS撚り(4b)して形成され、横糸としてはカーボン繊維7が用いられる。ステンレス線材4は必要な太さのナイロン繊維3を中心に撚られているために伸縮性に富み、形成された混合糸2が強度と柔軟性を充分に有するため、容易に通常の織機で織物とできる。この電磁波シールド織物6の遮蔽性能を測定したところ、周波数0.1MHz〜1GHzの広い周波数範囲で60dB以上、周波数0.1MHz〜約40MHzでは70dB以上という高い値を示した。 (もっと読む)


【課題】微粒子分散粗糸織物及びその製造方法において、微粒子を高密度に分散させた合成繊維を所定長さに切断して粗糸状態として織成することによって、密度が高く、かつ、平面方向においても厚さ方向においても微粒子の高密度かつ均一な分散が得られること。
【解決手段】合成樹脂の溶液に微粒子を混合して分散させ(S10)、定法によって微粒子分散合成繊維を紡糸し(S11)、数十本ずつ束ねて切断し(S12)、綿状態にして(S13)、撚糸して粗糸状態とし(S14)、水溶性繊維糸を巻き付けて織物用糸とし(S15)、この織物用糸を織機で織成して、織物とする(S16)。この織物を温水に浸して、水溶性繊維糸を温水に溶解させる(S17)。これによって、巻き付けられていた水溶性繊維糸が除去され、織物用糸は元の粗糸状態に戻り、最大限まで膨らんで織り目は全て密に塞がれる。 (もっと読む)


【課題】電波吸収糸において、可紡性繊維からなる通常の糸を紡糸するのと同様に容易に紡糸でき、可紡性繊維からなる通常の糸と同様に細くて軽く、可紡性繊維と全く同じように織機で織物を織ることができ、しかも吸収帯域が広く電波吸収能力が高いこと。
【解決手段】電波吸収糸1は、可紡性繊維としてのポリエステル繊維からなる芯糸2と、ポリエステル繊維からなる撚り糸3と、カーボン繊維からなるカーボン糸4とによって構成されている。即ち、芯糸2に間隔をおいてカーボン繊維からなるランダムな長さのカーボン糸4が撚り糸3によって芯糸2に沿って一体に固定されてなるものである。カーボン糸4の長さは、25mm±5mm、即ち20mm〜30mmの範囲内でランダムな長さになるように設定されている。即ち、ETCシステムで用いられる5.8GHzの電波の波長(約25mm)を中心とした波長の電波を吸収するように製造されている。 (もっと読む)


【課題】電波吸収織物において、建物内で十分な電波の吸収性能を有するとともに断熱性・吸音性をも兼ね備え、かつ極めて軽量で建材としての取扱い性・作業性に優れること。
【解決手段】電波吸収織物1は、レーヨン繊維に備長炭の粉を練り込んだものからなる多数本の糸2の間に、所定間隔として25mmをおいて、熱により収縮する高収縮糸4を3本と、カーボン繊維からなるカーボン糸3が1本配置されるように、織機で縦横に織って織物1Aを製造し、所定温度に加熱することによって高収縮糸4が収縮して、格子状に配置された高収縮糸4に囲まれた多数本の糸2が屈曲して膨らんだ状態となる。同時に、高収縮糸4に隣り合って格子状に織り込まれた、カーボン繊維からなるカーボン糸3も弛んだ状態となる。このように弛んだ状態のカーボン糸3が縦横に入っていることによって、電波吸収織物1は電波吸収特性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】電磁波・音波吸収シートにおいて、優れた電磁波吸収特性と音波吸収特性とを兼ね備え、さらに極めて軽量で薄く、向こう側が見える透光性をも有すること。
【解決手段】透明なポリエステル繊維1とカーボン繊維2とを複数本ずつ鎖縫いで編み込みながら2回〜5回ごとにカーボン繊維2を透明なポリエステル繊維1を1本とばして編み続けた後に、透明なポリエステル繊維1に沿ってカーボン繊維2を切断することによって、透明なポリエステル繊維1とカーボン繊維2とが鎖縫いされたものに短いカーボン繊維のヒゲ状の突出部分2Aが形成された構造の電磁波・音波吸収糸3が作製される。かかる電磁波・音波吸収糸3を用いて織り目の粗い織物を織れば、電磁波・音波吸収能力の高い電磁波・音波吸収織物5となり、電磁波・音波吸収織物5を二枚の透明な薄いビニールシートで挟んで溶着すれば、透光性をも有する電磁波・音波吸収シートとなる。 (もっと読む)


【課題】電磁波シールド織物において表面に露出する金属線材及び導電性のカーボン繊維の面積の割合をできるだけ大きくすることによってより大きな電磁波遮蔽性能を有しながら、通常の織物と全く同じように織機で織ることができること。
【解決手段】電磁波シールド織物6の縦糸を構成する混合糸2は複数本のポリエステル繊維の束3に太さは約80μmのステンレス線材4をZ撚り(4a)及びS撚り(4b)して形成され、横糸としてはカーボン繊維7が用いられる。ステンレス線材4は必要な太さのナイロン繊維3を中心に撚られているために伸縮性に富み、形成された混合糸2が強度と柔軟性を充分に有するため、容易に通常の織機で織物とできる。この電磁波シールド織物6の遮蔽性能を測定したところ、周波数0.1MHz〜1GHzの広い周波数範囲で60dB以上、周波数0.1MHz〜約40MHzでは70dB以上という高い値を示した。 (もっと読む)


【課題】 コアヤーンにおいて、細い金属線に可紡性繊維の束を巻き付けてなり容易に製造でき均一で高品質かつ丈夫なこと。
【解決手段】 フロントローラ9とスピンドル15の回転数を調節することによって、コアヤーン10の芯となるステンレス線4に切断強度の約40%〜約70%の張力を加えながら紡糸することで、ステンレス線4が一直線に張り綿粗糸6が確実に巻き付いて、均一に紡糸される。さらに、綿粗糸6に適切な撚りを掛ける必要があり、普通経糸または甘撚経糸の撚り係数で算出された撚り数の+20%を超えると「コア外れ」が発生し、−20%を下回ると綿粗糸6が滑って部分的にステンレス線4から離れてしまう「シース抜け」が発生する。綿粗糸6の場合には、普通経糸または甘撚経糸の撚り係数で算出される撚り数は24回であるから、綿粗糸6の撚り数が24回になるように、スピンドル15の回転数を調節した。 (もっと読む)


【課題】 導電性織物において表面に露出する導電性金属線材の面積の割合を大きくして大きな電磁波遮蔽性能を有しながら、通常の織物と全く同じように織機で織れること。
【解決手段】 導電性織物1を構成する混合糸2は複数本のナイロン繊維の束3を中心にして、このナイロン繊維3にニッケルメッキされた銅線材4をZ撚り(4a)及びS撚り(4b)して形成されている。ニッケルメッキ銅線材4の太さは、約80μmである。これによって、ニッケルメッキ銅線材4は必要な太さのナイロン繊維3を中心に撚られているために伸縮性に富み、ナイロン繊維3ができるだけニッケルメッキ銅線材4で覆われるようにしても形成された混合糸2が強度と柔軟性を充分に有するため、容易に通常の織機で織物とすることができる。この導電性織物1の電磁波遮蔽性能を測定したところ、周波数100MHzにおいて65dB〜70dBという高い値を示した。 (もっと読む)


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