説明

国立大学法人九州大学により出願された特許

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【課題】ハンギング・ドロップ−蒸気拡散法を利用する際、試料溶液ドロップ中に生成したタンパク質分子の微細な単結晶について、結晶性に優れた単結晶であるか、結晶学的にタンパク質分子の配向に乱れを有するかを、その場で判定することが可能な非接触的な検出手段の提供。
【解決手段】試料溶液ドロップ中に生成したタンパク質分子の微細な単結晶に対して、該タンパク質分子中に含まれるα−ヘリックス構造に由来する、アミド結合(−CO−NH−)に由来する振動モード:amide I、amide III に起因するストークス線のラマン散乱強度について、直線偏光性の入射レーザー光の偏光方向と、α−ヘリックスのらせん軸方向とのなす角θに対する依存性を偏光ラマン散乱により測定し、その角度分散の大小に基づき、結晶学的なタンパク質分子の配向に乱れの程度を判定する。 (もっと読む)


【課題】アミド基を含む複数のカルボニル基が共存する1種類又は2種類以上の化合物の還元反応において、オルガノヒドロシランを還元剤とし、ルテニウム錯体を触媒とすることにより、アミド基のみを選択的に還元する方法の提供。
【解決手段】オルガノヒドロシランを還元剤としてルテニウム錯体を触媒とすることにより、オルガノヒドロシランのSi−H結合を活性化し、還元反応を行う。
【効果】容易に入手可能であり、取り扱い性が良く、保存安定性の高いオルガノヒドロシランを還元剤として使用できる。また、通常では反応性の低いアミド基を、非常に穏和な条件下で還元反応を行うことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】金属錯体のコンフォーメーションが安定であり、ナノマテリアルとして応用可能な、残留磁化を有する単分子磁石単分子磁石を提供すること。
【解決手段】式(1)


(式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子等を示す。)で表される化合物と、式(6)


(式中、R10はそれぞれ独立にメチル基等を、R11及びR12はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子等を、MはSc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、Au又はHgを、Xはハロゲン原子等を、nは1〜3を示す。)で表される有機金属錯体と、溶媒とを混合してなる溶液に、光照射して得られる単分子磁石。 (もっと読む)


【課題】 簡便に且つ低コストで、充分に細くて長い金属ナノワイヤーを製造することのできる新しい技術を提供する。
【解決手段】 光励起状態において、ハロゲン化物イオンより高い電子親和性を示す金属錯体または金属水酸化物イオンを溶解させた水相と、脂溶性有機塩(例えば、テトラアルキルアンモニウム塩)を有機溶媒(例えば、クロロホルム)に溶解させた有機相とから成る水相−有機相の二相構造に紫外光または可視光を照射する工程を含む、金属ナノワイヤーの製造方法による。 (もっと読む)


【課題】ナノ粒子からなる水素吸蔵合金のさらなる特性改善を図る。
【解決手段】 パラジウム(Pd)およびイリジウム(Ir)を含むナノ粒子からなる水素吸蔵合金とする。このナノ粒子は、パラジウムからなるコアと、このコアを覆うイリジウムからなるシェルとを含むコア・シェル型であってもよく、パラジウムとイリジウムとが単一種の結晶格子を形成した固溶体型であってもよい。本発明による水素吸蔵合金は、0.4M以上、さらには0.6M以上の水素吸蔵量(303K,水素圧力0.1MPa)を示す。この値は、過去に報告された合金ナノ粒子(例えばパラジウム/白金ナノ粒子)の水素吸蔵量を大幅に上回り、バルクのパラジウムが示す水素吸蔵量をも上回る。 (もっと読む)


【課題】Rho-キナーゼ、タンパク質キナーゼ(PK)C eta、PKC alpha、またはPKC betaにより特異的にリン酸化を受ける基質ポリペプチドを提供する。
【解決手段】Rho-キナーゼ特異的基質として一般式(I)Xaa-Xaa-Xaa-Xaa1-Xaa-Xaa-Ser/Thr-Xaa2-Xaa3-Xaa-Xaa4で表されるポリペプチドが、PKC eta特異的基質として一般式(II)Xaa5-Xaa-Xaa6-Xaa7-Asn-Ser/Thr-Xaa8-Xaa9-Leu-Xaa-Xaaで表されるポリペプチドが、PKC beta特異的基質として一般式(III)Leu-Xaa-Xaa10-Xaa-Xaa11-Ser/Thr-Xaa12-Xaa13-Leu-Xaa-Xaaで表されるポリペプチド。 (もっと読む)


【課題】熱誘起スピン遷移がクロスヒステリシスループを形成する遷移金属錯体を用いた磁気記録素子を提供すること。
【解決手段】式(1)で表される金属錯体を用いた磁気記録素子。


〔式中、R1、R2、R3、R4、R5、及びR6は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜10のアルキル基等を表し、Mは、Mn(II)、Mn(III)、Fe(II)、Fe(III)、Co(II)、Co(III)、又はNi(II)を表し、Xは、CF3SO3-、CH3−Ph−SO3-、NCS-、CN-、Cl-、Br-、BF4-、BPh4-、ClO4-、又はPF6-を表し、nが2又は3を表す。〕 (もっと読む)


【課題】複数の磁気記憶セルについて、それぞれ確実に書き込みを行うことができる磁気メモリ装置を提供することにある。
【解決手段】 合成磁場発生用電流通電回路8から供給する高周波電流Iaの周波数を、第1の書き込み導体線6に直流電流Iwが流れているときに、複数の磁気記憶セル1ごとに定まる複数の最大強磁性共鳴周波数の中で最も高い最大強磁性共鳴周波数よりも高く設定する。そして第1の書き込み導体線6に直流電流Iwが流れておらず且つ第2の書き込み導体線7に高周波電流Iaが流れている1以上の交差点に対応して配置された1以上の磁気記憶セル1の磁化状態を反転させることがないように、第2の書き込み導体線7に流される高周波電流の周波数とその電流値に相関関係を持たせる。 (もっと読む)


【課題】水素吸収/放出サイクルを適用しなくてもパラジウムとこれ以外の金属原子とが固溶して単一種の結晶格子を形成した状態となった合金ナノ粒子を得る、新たな製造方法を提供する。また、同サイクルを適用しても相分離しないパラジウム/ロジウム(Pd/Rh)合金を提供する。
【解決手段】Pd塩と、Rh塩または金(Au)塩である金属塩と、有機高分子と、多価アルコールとを含む溶液を加熱して、Pd塩に含まれるPdイオンと上記金属塩に含まれる金属イオンとを同時に還元し、Pd原子と金属原子とが固溶して単一種の結晶格子を形成した合金ナノ粒子を得る。また、この方法により製造可能になった合金として、PdおよびRhを含み、PdとRhとが単一種の結晶格子を形成し、水素吸収/放出サイクルを適用した後にも単一種の結晶格子が維持される合金ナノ粒子からなる水素吸蔵合金を提供する。 (もっと読む)


【課題】 電極活性を低下させることなく、良好なプロトン伝導性および良好な化学的安定性を併せ持つプロトン伝導性電解質およびそれを備えた電気化学セルを提供する。
【解決手段】 プロトン伝導性電解質(20)は、AB(1−x)型ペロブスカイトからなるプロトン伝導性電解質であって、BはCeであり、Mは+4価よりも小さい価数を有する金属であり、Mのイオン半径の平均はTm3+のイオン半径以下でありかつ56.4pmよりも大きいことを特徴とする。 (もっと読む)


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