説明

大学共同利用機関法人自然科学研究機構により出願された特許

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【課題】有機半導体真空蒸着膜の形成に当たり、蒸着膜を高結晶化させるための新規かつ有効な手段を提供する。
【解決手段】有機半導体の蒸着膜を構成すべき有機半導体分子を基板に真空蒸着させるに当たり、室温における蒸気圧が1Pa以下であるが有機半導体分子よりも高い蒸気圧を示し、真空蒸着条件下において蒸発又は昇華すると共に加熱された基板上において揮発性を示す不活性分子を共蒸発物として用いる真空蒸着成膜方法。 (もっと読む)


【課題】光学特性が材料中で連続的に変化している透光性多結晶材料を製造する。
【解決手段】磁場内に置くと力を受ける単結晶粒子群を含むスラリーを磁束密度が空間に対して変化している磁場内で固定化してから焼結する。例えば、Erを添加したYAGの単結晶粒子群と希土類を添加しないYAGの単結晶粒子群を含むスラリーを、磁場強度が不均一に分布している磁場内で固定化すると、強磁場の位置では、Erを添加したYAGがリッチで結晶方向が揃っているレーザ発振領域となり、弱磁場の位置では、希土類が添加されていないYAGがリッチで光を透光する領域となる。レーザ発振するコアと、コアの周辺にあって励起光をコアに導くガイドを併せ持った多結晶材料を同時に製造できる。 (もっと読む)


【課題】絞り機構を、光学絞り機構として利用した場合に、光源と照射位置との相対距離に応じた照射条件で光を照射し、照射位置に依存しない均一な光量を、連続的に照射する。
【解決手段】内側から外側へ遮蔽面積が増大する第1の絞り機構と、外側から内側へ遮蔽面積が増大する第2の絞り機構と、を備え、第1の絞り機構を、円の中心部に配置し、第2の絞り機構を、円の外縁部に配置して、第1の絞り機構と、第2の絞り機構との間に、リング状の開口部を形成し、第1の絞り機構と、第2の絞り機構とを、それぞれ独立に、又は連動させて操作し、第1の絞り機構と第2の絞り機構の開閉方向を任意に変化させて、リング状の開口部のリング直径と、リング状の開口部の開口面積と、を任意に変化させることにより、リング状の開口部を通過する光の位置と光の量とを任意に変化させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は,2トーン信号を得るための方法を提供することを目的とする。また,本発明は2トーン信号を用いた検出器の特性評価方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は,基本的にはネスト型のMZM(DPMZM)を用いた光2トーン光の生成方法に関する。そして,本発明は,2つのサブMZMに高周波信号(f及びf)を印加し,メインMZMのバイアス電圧を調整して,2つのサブMZMから出力されるDSB−SC変調信号の位相差をπ/2とする。そして,高速光検出器で二乗検波する。すると,クロスターム成分(f−f及びf+f)が抑圧された高周波信号の2倍周波数成分(2f及び2f)からなる2トーン信号を得ることができるという知見に基づく。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の着火性を向上できるレーザ点火装置を提供する。
【解決手段】内燃機関90に装着され、レーザ発振装置5、6、7から発振されたレーザ光を集光レンズ77、78によって燃焼室900内に集光して高エネルギの火炎核を発生せしめて点火を行うレーザ点火装置であって、少なくとも、複数の半導体レーザ5(1)〜5(n)から、共振器74を経て発振された複数のレーザ光の光軸OPX〜OPXを屈折させ進行方向を変化させる高屈折率光学素子76と、高屈折率光学素子76によって屈折された各レーザ光を燃焼室900内の複数箇所FP〜FPに集光せしめる集光手段77、78と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】電極材料及び触媒担体などとして使用することのできる、新規な構造の炭素ナノ構造体を提供する。
【解決手段】金属塩を含む溶液に対してメチルアセチレンガスを吹き込み、金属メチルアセチリドのワイヤー状結晶体を作製し、前記棒状結晶体及び/又は前記板状結晶体に第1の加熱処理を施して、前記金属メチルアセチリド中の金属を偏析させるとともに、前記棒状結晶体及び/又は前記板状結晶体中の炭素を偏析させ、炭素を含む棒状体及び/又は板状体が3次元的に結合してなる炭素ナノ構造中間体を得るとともに、この炭素ナノ構造中間体中に前記金属が内包されてなる金属内包炭素ナノ構造体を作製し、前記金属内包炭素ナノ構造体を硝酸と接触させ、前記金属内包炭素ナノ構造物に対して第2の加熱処理を施して、前記金属内包炭素ナノ構造物に内包される前記金属を噴出させ、グラフェン多層膜壁で画定される肺胞状空孔を有する炭素ナノ構造体を得る。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン2次電池の負極材などとして使用することのできる、新規な構造の炭素ナノ構造体及び金属担持炭素ナノ構造体を提供する。
【解決手段】炭素を含む棒状体及び/又は板状体が3次元的に結合してなり、前記棒状体及び/又は前記板状体中に、グラフェン多層膜壁で画定される肺胞状の空孔が形成されてなるような炭素ナノ構造体を製造する。また、前記炭素ナノ構造体の前記空孔中に金属体を担持してなる金属担持炭素ナノ構造体を製造する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は,光2トーン信号を得るための方法を提供することを目的とする。また,本発明は光2トーン信号を用いた検出器の特性評価方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は,基本的にはネスト型のMZM(DPMZM)を用いた光2トーン光の生成方法に関する。そして,本発明は,2つのサブMZMに高周波信号(f及びf)を印加し,メインMZMのバイアス電圧を調整して,2つのサブMZMから出力されるDSB−SC変調信号の位相差をπ/2とする。そして,高速光検出器で二乗検波する。すると,クロスターム成分(f−f及びf+f)が抑圧された高周波信号の2倍周波数成分(2f及び2f)からなる光2トーン信号を得ることができるという知見に基づく。 (もっと読む)


【課題】周期的微細構造を有する物質を高純度で生成することができる技術を提供
【解決手段】レーザー光LL1,LL2はそれぞれ、固体ターゲット51,52の湾曲面51a,52a上に照射される。これにより、アブレーションが発生し、固体ターゲット51,52の湾曲面51a,52aからプルームプラズマPP1,PP2が放出される。なお、レーザー光LL1,LL2の照射により、プルームプラズマPP1,PP2内のイオンがプルームプラズマの交差衝突部空間を通過する距離に対して、上記イオンの衝突平均自由工程が数分の1以下となるような密度と温度を持つプルームプラズマが生成される。そして、プルームプラズマPP1とプルームプラズマPP2の衝突により、周期的微細構造を有する物質(例えば、カーボンナノチューブ)が生成される。 (もっと読む)


【課題】試料を晶析させる際の晶析条件の細かい制御ができ、結晶構造とサイズを制御でき、試料を目的の多形やサイズに成長・析出させることができるようにする。
【解決手段】テラヘルツ波W1は、試料溶液1に照射され、試料溶液1を透過したテラヘルツ波W2は、放物面鏡13により平行光となり、検出部4に至る。検出器4は、テラヘルツ波W2を検出し、その検出値は計算制御部5に送られる。計算制御部5は、検出値をフーリエ変換により0.1〜10THzの周波数の関数に変換し、これに基づいて、試料溶液1の単位厚さおよび対象成分の単位濃度に対応するように正規化した吸収特性スペクトルやその変化を得る。計算制御部5は、例えば、得た吸収特性スペクトルや変化に基づいて、結晶構造が過飽和や準安定状態であることが分かったら、過飽和や準安定状態に適した晶析条件を設定し、これにより試料を目的の多形やサイズに成長・析出させる。 (もっと読む)


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