説明

ソナック株式会社により出願された特許

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【課題】高純度なカーボンファイバを量産することができ、かつ、原料ガスの有効利用率が高いカーボンファイバ製造方法を提供すること。
【解決手段】本カーボンファイバ製造方法は、反応管12内を触媒付き基板16を進行させる過程で触媒をアニールして活性化すると共にこの進行方向に対向して流入されてくるC22ガスを分解させて基板16上にCNT22を成長させるに際して、触媒20がアニールされる基板16の進行位置ではH2ガス濃度を高くし、触媒高活性領域CではH2ガス濃度が高めのC22ガスにてカーボン不純物の生成を抑制し、触媒低活性領域DではC22ガス濃度を高くすることにより触媒20の能力を最大限にしてCNT22を成長させる。 (もっと読む)


【課題】電極基板上でカーボンナノチューブの起毛長さにばらつきがあっても、同等の電界電子放出特性の電界電子エミッタを提供可能とする。
【解決手段】複数本のカーボンナノチューブ5が起毛している電極基板1において、起毛長さが一定未満のカーボンナノチューブ5がその起毛長さが短くなるほどカーボンナノチューブ5全体の本数に対してその本数が多くなる比率で、また、一定の起毛長さ好ましくは16μm以上のカーボンナノチューブ5がその起毛長さが長くなってもカーボンナノチューブ5全体の本数に対してその本数がほぼ一定の比率好ましくは1−6%でもって分布している電界電子エミッタ。 (もっと読む)


【課題】エミッタ膜表面と粘着テープの粘着面との間に気泡が残らないようにしてエミッタ膜表面に粘着性シートの粘着面を貼り付けられるようにする。
【解決手段】カーボンナノチューブ8と無機バインダ10とを含むエミッタ膜4の表面に粘着性シート14の粘着面を貼り付け、次いでこの貼り付けた粘着性シート14の粘着面をエミッタ膜4表面から剥離してカーボンナノチューブ8をエミッタ膜4表面から露出させると共に起毛させるカーボンナノチューブ起毛方法において、上記貼付に際しては、エミッタ膜4表面を粘着性シート14の粘着面で覆うと共にエミッタ膜4表面と粘着性シート14の粘着面とで囲む内部空間16の圧力を粘着性シート14表面側の外部空間28の圧力より減圧状態に制御し、この内部圧力と外部圧力との圧力差で上記エミッタ膜4表面全体に粘着性シート14の粘着面全体を等方圧で貼り付ける。 (もっと読む)


【課題】基板上の触媒膜が気中放置されても酸化されない基板ユニットを提供する。
【解決手段】本基板ユニット1は、基板3と、この基板3上に成膜されていて熱アニール温度で微粒子化する触媒膜5と、この触媒膜5の表面を覆って上記触媒膜5を保護するもので熱分解温度が熱アニール温度未満の触媒保護膜7と、を備える。 (もっと読む)


【課題】基板表面に集合配置した複数のカーボンナノチューブ等のカーボンファイバの先端部を電子放出性能に優れた活性化処理することを可能にする。
【解決手段】基板表面に集合配置した複数のカーボンファイバの各先端部とアノード電極との間隙に酸素を含むガスを導入すると共にアノード電極と該アノード電極に最近の先端部との間隙を最小最適間隙に制御することでその最近先端部に電界集中による通電電流を流してジュール熱を発生させ、このジュール熱で当該最近先端部を損耗させる操作を行うことで全体の先端部とアノード電極との間隙を均等制御し、また、上記間隙にアルゴンガス等を導入すると共に導入したガスをイオン化し、発生したガスイオンを先端部に加速衝突させて各先端部をスパッタリングや起毛処理することで活性化して各先端部の電界放射閾値電界を下げる。 (もっと読む)


【課題】所望する長さ寸法に損傷を引き起こすおそれ少なく分断することが可能なカーボンナノチューブを提供すること。
【解決手段】本カーボンナノチューブ1は、長さ方向少なくとも途中1箇所にその両側領域部分2a,2bとは性質が異なる異質領域部分4を有する。 (もっと読む)


【課題】チャージアップ防止、電子放出層への電流制限、電極マイグレーション抑制、電極等の保護を図る抵抗膜の形成工程の工程数を削減し製造コストダウンを可能とすること。
【解決手段】電子放出層6を備えたカソード電極と、ゲート電極とを絶縁部分露出領域を介在させて離隔配置した冷陰極電子源において、両電極で覆われないで露出している絶縁部分露出領域と、上記カソード電極と電子放出層との境界領域と、電極表面露出領域と、電子放出層上面露出領域との4つの領域のうち、少なくとも2つの領域に単一の連続する高抵抗膜を設けた構成。 (もっと読む)


【課題】光導波路を分岐させて参照光用の光導波路を設けることなく、半導体レーザーの出力変動などの影響を補正できるようにする。
【解決手段】光導波層および光導波層上に設けられて被検知ガスと反応する反応膜12を備えるガスセンサであって、P偏光成分およびS偏光成分を含むレーザー光を、光導波層に入射させ、光導波層から出射される導波光を、偏光ビームスプリッター8によって、P偏光成分とS偏光成分とに分離して、被検知ガスによって導波光が殆ど減衰しないP偏光成分を参照光として第1のフォトダイオード6−1で検出する一方、被検知ガスの濃度に応じて減衰するS偏光成分を第2のフォトダイオード6−2で検出し、両フォトダイオード6−1,6−2の出力から、半導体レーザー5の出力変動などの影響を補正した被検知ガスの濃度を求めるようにしている。 (もっと読む)


【課題】測定値から被検知ガスの濃度を直接表示するといったことが可能な信号処理回路、信号処理方法およびガスセンサを提供する。
【解決手段】被検知ガスが存在していない状態の光信号を、フォトダイオード6で光電変換して得られる入力信号に応じて、予め、基準電圧源23の基準電圧を、可変抵抗VRで調整して参照電圧とし、被検知ガスの濃度測定時には、オペアンプ24によって、前記参照電圧と、被検知ガスが存在している状態の光信号を光電変換したフォトダイオード6からの入力信号とを差動増幅している。オペアンプ24の差動出力は、光信号の減衰率、すなわち、被検知ガスの濃度に対応したものとなる。 (もっと読む)


【課題】光導波路へ不所望な応力がかかるのを防止して高精度な測定を行えるようにする。
【解決手段】基板10上に形成された光導波層、光導波層上に設けられて被検知ガスと反応する検知材12、光導波層にレーザー光を導くプリズム13、および、光導波層からの導波光を導くプリズム14を有するガス検知部2を、被検知ガスの導入口16および排出口17を有するとともに、レーザーダイオード5からのレーザー光が透過する光窓18およびガス検知部2からの導波光が透過する光窓19を有するチャンバー3内に収納配置し、これによって、従来例のように、光導波層上に、被検知ガスを導入するセルを設ける必要をなくし、光導波層に、不所望な応力がかかるのを防止している。 (もっと読む)


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