説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】放射線を放出する測定対象物の放射線量を測定する放射線測定装置において、正確に精度よく、効率的に配管等の測定対象物の放射線量の測定を行なうこと。
【解決手段】放射線を放出する測定対象物Pを気体と共に収容する測定対象物収容部11と、その測定対象物収容部11から流出した気体中のイオンを収集する第1イオン収集部15と、その第1イオン収集部15の電極に電圧を印加する第1高電圧電源装置17と、測定対象物収容部11内の気体を第1イオン収集部15に送ると共に、その第1イオン収集部15に送られた気体を測定対象物収容部11に戻して気体を循環させるファン20a,20bと、第1イオン収集部15で収集したイオンを電流として計測する第1電流計測部21と、測定対象物Pの形状と感度の補正係数との対応表を基に、測定対象物Pの形状に対応する補正係数を取得する形状/補正係数取得部38と、電流値を、形状/補正係数取得部38から出力した補正係数で補正して測定対象物Pの放射線量を測定する電流補正部22とを有する。 (もっと読む)


【課題】ガラス固化体中の廃棄物濃度を45〜55wt%まで高め、従来のガラス原料を用いても均質で且つ長期間にわたって化学的に安定なガラス固化体を得ることができ、またガラス固化体の発熱を抑制し、貯蔵・地層処分のコストダウンを図る。
【解決手段】高レベル放射性廃液10をガラス溶融炉12に供給する経路の途中に、高レベル放射性廃液から固体のモリブデン酸塩及びイオンとして溶解しているモリブデンを順次分離するモリブデン除去ユニット14、次いで発熱元素でありイオンとして溶解しているセシウム及びストロンチウムを分離する発熱元素除去ユニット16を配置し、高レベル放射性廃液からモリブデン及びセシウム、ストロンチウムを供給経路内での一連の工程で分離除去処理した後の廃液をガラス溶融炉に供給することで、ガラス原料との混合・溶融固化処理により廃棄物濃度45〜55wt%の高減容ガラス固化体にする。 (もっと読む)


【課題】 中性子線、ガンマ線などの放射線照射環境下において原子炉内或いは試験研究炉照射設備内の水中のような高温高圧水中で濃度が変化し易い過酸化水素や溶存酸素などの化学物質を、リアルタイムでその場計測を可能とすることによって、それら原子炉構造材に対する腐食性化学物質の管理と対策を可能とする。
【解決手段】 光ファイバー2、3を直接中性子線、ガンマ線などの放射線照射環境下において試験研究炉照射設備内の水中に挿入し、特定波長領域の光を導入し、その吸収スペクトルあるいは蛍光スペクトルを測定することによって過酸化水素や溶存酸素の存在を検出し、さらに特定波長の光吸収率あるいは蛍光量を測定することによってそれらの濃度を計測する。 (もっと読む)


【課題】 グローブボックスであって、特に放射性物質を取り扱うものでは閉止するまで保管されるが、保管中もグローブの交換等を行う必要があり、維持・管理に手間がかかることに鑑みて、グローブポートを閉塞して不要なグローブの交換を無くしたグローブポート用の閉止栓を提供する。
【解決手段】 グローブポート3に中空の円錐台形をしたポートカバー20を、その脚部22がグローブボックス1の壁面1aに当接した状態に固定ボルト23を締め付けて固定する。脚部22の先端面にはシール部材26を設けて、該脚部22と壁面1aとの気密性を確保する。固定ボルト23と蓋体部21との間にシール部材25を介在させて、該固定ボルト23を貫通させた嵌合孔21aを閉塞する。なお、固定ボルト23が緩むことを防止する緩み防止手段を設ける。 (もっと読む)


【課題】
炭化水素系、炭化水素・炭化フッ素系、炭化フッ素系からなる高分子フィルム基材は、放射線前照射過程において、基材の持つ化学構造の違い、照射下の雰囲気・温度・圧力などにより、グラフト重合に必要な開始点(ラジカル)の生成や架橋構造の付与ばかりでなく分解も起こることが確かめられ、その結果として基材の持つ固有の特性低下(機械的強度、耐久性等)を引き起こす。
【解決手段】
高分子フィルム基材の持つ固有の特性を低下させることなく機能性モノマーの光グラフト重合を利用した基材表面から内部へのグラフト鎖の導入と、さらに放射線架橋反応が優先的に起こる条件下でグラフト鎖と基材の間で多重架橋構造を付与することにより、優れた耐酸化性、電気伝導性を有する燃料電池に適した高分子電解質膜を得る。 (もっと読む)


【課題】
従来の固体飛跡検出素子を使用するイオン分析装置と異なりその前処理が不要で、しかも高速読み取りができるイオン分析装置を提供することにある。
【解決手段】
イメージングプレートイオン分析装置では、輝尽性発光体であるイメージングプレートを検出素子として用いることにより、イオンを前処理不要で且つ高速読み取りができることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】種々の放射性核種を含む硝酸水溶液からウラン及びプルトニウムを分離回収する方法において、単座配位活性のある官能基(C=O)を有するN,N−ジアルキルアミドを抽出剤として使用する。
【解決手段】硝酸水溶液からウラン及びプルトニウムを分離回収する方法であって、単座配位活性のある官能基であるC=Oを有するN,N−ジアルキルアミドを抽出剤として前記硝酸水溶液からウランVI及びプルトニウムIVを有機相に抽出分離し、次いで、濃度の異なる硝酸水溶液を抽出剤として使用することにより、前記有機相から前記ウランVI及びプルトニウムIVを逆抽出により別々に水相に抽出分離する。 (もっと読む)


【課題】種々の放射性核種を含む硝酸水溶液からウラン及びプルトニウムを分離回収する方法において、従来技術において使用されたリン酸トリブチルに代わり、単座配位活性のある官能基(C=O)を有するN,N−ジアルキルアミドを抽出剤として使用し、更に芳香族炭化水素希釈剤に伴う問題点を改善した方法を提供すること。
【解決手段】種々の放射性核種を含む硝酸水溶液からウラン及びプルトニウムを分離回収する方法であって、単座配位活性のある官能基であるC=Oを有するN,N−ジアルキルアミドを抽出剤として前記硝酸水溶液からウラン(VI)及びプルトニウム(IV)を有機相に抽出分離することを含み、前記N,N−ジアルキルアミドが次式:RC(O)NR(式中、Rはノルマルヘプチル基(−C15)であり、R及びRはノルマルヘキシル基(−C13)である)の構造を有するN,N−ジオクチルヘキサナミドである、前記方法。N,N−ジアルキルアミドはノルマルドデカンにより希釈されたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、紫外線、特にB領域紫外線、に対する抵抗性を付与する、新たな作用機序を提供することを課題とする。本発明はまた、新たな作用機序で紫外線、特にB領域紫外線、に対して抵抗性を示す植物を提供することもまた課題とする。
【解決手段】 本発明者らは、シロイヌナズナ(Arabidopsis)の新規のB領域紫外線(UV-B)-抵抗性変異体植物、uvi4(UV-B非感受性4)遺伝子を特定しそして特性を解析した結果、UVI4タンパク質の機能を欠失した植物がUV-B光に対して、全く未知の作用機序により高度な抵抗性をもたらしていることを見いだし、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】
コンクリートのスランプを大きくすると、コンクリート中の骨材が沈降し、鉛直方向に密度のバラツキを生じる。放射線遮蔽体として用いる場合、この密度のバラツキを補正し、必要な密度を確保する必要がある。
本発明では、施工性の良いスランプが大きい重量コンクリートを、鉛直方向のいずれの位置に置いても水平方向の密度に不足がないよう施工できるようにした。
【解決手段】
スランプの大きい重量コンクリートでは、コンクリート中で骨材が沈降し、打継高さの上方では密度が不足し、下方では密度が大きくなる。又、打ち込み高さが高くなるほど、その上方と下方の差は大きくなる。水平方向で密度を一定値以上にするには、この密度の小さい上方の部分に密度の大きい下方部分が組み合わさればよい。そのため、打継部に複数の段差を設け、水平方向の密度を一定値以上にする。 (もっと読む)


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