説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】 本発明は、紫外線、特にB領域紫外線、に対する抵抗性を付与する、新たな作用機序を提供することを課題とする。本発明はまた、新たな作用機序で紫外線、特にB領域紫外線、に対して抵抗性を示す植物を提供することもまた課題とする。
【解決手段】 本発明者らは、シロイヌナズナ(Arabidopsis)の新規のB領域紫外線(UV-B)-抵抗性変異体植物、uvi4(UV-B非感受性4)遺伝子を特定しそして特性を解析した結果、UVI4タンパク質の機能を欠失した植物がUV-B光に対して、全く未知の作用機序により高度な抵抗性をもたらしていることを見いだし、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】 高温の熱源を必要とせず、水酸化ナトリウム以外の反応物も必要なく、水酸化ナトリウムから1段階の反応のみで直接水素化ナトリウムを高効率で製造できる方法、およびこの方法を実施するための装置を提供する。
【解決手段】 酸素イオン伝導性の固体電解質からなる電解るつぼ内で水酸化ナトリウムを溶融保持し、不活性雰囲気中で水酸化ナトリウムを電気分解し、生成する酸素のみを電解るつぼ外へ分離することによって電解るつぼ内に水素化ナトリウムを生成させることを特徴とする電気化学的な水素化ナトリウムの製造方法である。電解るつぼ内での水酸化ナトリウムの溶融保持温度は、水酸化ナトリウムの融点以上かつ水素化ナトリウムの熱分解温度以下の温度範囲とする。 (もっと読む)


【課題】放射線環境下で使用される排気用フィルタにおいて、継続使用が不可能となった際には、要部を取外して焼却することができるようにする。
【解決手段】保持筒21内に、可燃性の非通気性材料からなる小径の遮板23を、燃焼時に有毒ガスを発生することのない可燃性繊維22で包囲して嵌入した中心部閉塞ユニットフィルタ20と、保持筒31内に、可燃性の非通気性材料からなる環状遮板33を、燃焼時に有毒ガスを発生することのない可燃性繊維34で包囲して嵌入した中心部開口ユニットフィルタ30を、接着剤を使用することなく、軸線方向に交互に重合して外筒10内に嵌合する。 (もっと読む)


【課題】従来の強誘電性には、イオン変位を発生の起源としているために、電気信号記憶特性及び蓄電体性能の劣化等の誘電体の機能限界があった。
【解決手段】物質中において、価数の異なるイオンの配列を双極子配置に置くことにより、物質中の平均電荷数に比べ価数の大きい一方のイオンは正の電荷の役割を持たせ、物質中の平均電荷数に比べ価数の小さい一方のイオンは負の電荷の役割を持たせ、これらのイオンが双極子を形成する位置に配置されて電子密度が双極子配置を構成することにより誘電体としての機能を発現させる。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、微量ながらウランイオン、ラジウムイオンとして河川水等に流出している天然放射性金属イオンを低コストで分離、除去することである。
【解決手段】本願発明は、公知のシュベルトマナイトの粉体を、微量なウランイオンを含む液体に混入攪拌することによりウランを収着し、このウランを収着したシュベルトマナイトを高勾配磁場内に通し、磁気分離法により該シュベルトマナイトをマグネットの内部に設置したフィルタに収集し、分離及び除去するものである。 (もっと読む)


【課題】
従来の測定方法では、電極/膜接合体における両電極のズレなどの作製欠陥の影響を受けやすく、正確に膜本体抵抗を読み出すことが難しいといった問題があった。さらに、環境制御下にある伝導度測定装置から電解質膜を取り外した後、膜厚計により電極間距離に相当する膜厚を測定しなければならなかった。
【解決手段】
電極間に積層配置された電解質膜に対し、膜厚方向に電流を供給しながら、電極間の電位差に基づき電解質膜のプロトン伝導度を測定する方法において、上記一組の電極が膜厚計の試料を挟む上部と下部であり、プロトン伝導度を測定するとともに膜厚(すなわち、電極間距離)を同時に測定できるプロトン伝導度測定方法。 (もっと読む)


【課題】
水素ガスを含んだ雰囲気に曝された時に光学特性が変化する水素検知材料とその作製方法を提供する。
【解決手段】
水素を含んだ雰囲気に曝された時に光学特性が変化する水素検知材料とその作製方法は、(1)上記水素検知材料の主成分が酸化パラジウム(PdO)であり、その形状が薄膜である、(2)上記水素検知材料の表面上に触媒金属層が形成されている、(3)上記触媒金属層は、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、金(Au)のいずれかを用いる、(4)上記酸化パラジウム膜は、石英ガラスなどの透明基板上に蒸着したパラジウムを空気又は酸素雰囲気下で500℃〜700℃の温度範囲で熱処理を行い、酸化パラジウム(PdO)を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】六フッ化ウランから二酸化ウランを生成するまでの反応の効率化をより簡易な構成で行う。
【解決手段】一端に入口フード3が設けられるとともに他端に出口フード4が設けられたキルン本体2と、入口フード側から気体状の六フッ化ウランおよび水蒸気を供給する入口側供給管5と、出口フード側から水素および水蒸気を供給する出口側供給管6とを備え、出口フードから固体の二酸化ウランを得るロータリーキルンにおいて、キルン本体の内部が、仕切板9により第一反応室2aと第二反応室2bとに区画され、第一反応室と第二反応室とは、キルン本体の内面と仕切板の外縁とで形成される隙間により連通していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生成されるイオンビームのエネルギーが即座に判り、かつ、レーザー照射を行いながら、リアルタイムでイオンビームの計測が可能なイオンビーム検出器を実現する。
【解決手段】本発明のイオンビーム検出器1は、イオン3に混在するX線を透過させ、かつイオン3を光に変換する光変換部7と、光変換部7にて変換されたイオン3由来の光を電気信号として検出する光検出部9と、イオン3が光変換部7に到達するまでの飛行時間を計測する飛行時間計測部10とを有し、光変換部7がイオン3を受光する側に、イオン3に混在する電子を除去する電子除去部5と、イオン3に混在する光を遮光する遮光部6とを備えるとともに、光変換部7と光検出部9との間に、光変換部7に入射するイオン3の光軸に対し湾曲した湾曲部8が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
現在の原子力発電は、ベース電源としての利用が主で、日負荷変動や季節負荷変動へ対応するための、いわゆるピーク電源としての利用は行われていない。しかし、原子力の利用範囲の拡大や、それによる地球温暖化ガス放出量の低減のためには、負荷変動へ対応するためのピーク電源としての利用も進めていくことが望ましい。
【解決手段】
直接サイクルヘリウムガスタービン発電設備及び中間熱交換器を介した熱化学法水素製造設備を高温ガス炉に接続した発電/水素併産プラントと、製造した水素及び酸素の貯蔵設備を備えた水素燃焼タービン発電プラントを組み合わせた原子力発電システムを構成することにより、ピーク電源として利用可能な原子力発電プラントシステム。 (もっと読む)


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