説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

611 - 620 / 727


【課題】放射線源の設置された部屋内から部屋外への中性子線漏洩防止効果が高く、安価な中性子線遮蔽構造体及びその構築方法を提供する。
【解決手段】放射線源2の設置された部屋3を区画する内側コンクリート4の外面5にボロンを含有した外側コンクリート6が設けられた構成の中性子線遮蔽構造体1とした。中性子線遮蔽構造体1は、例えば、コンクリート板の板面を部屋の内面位置に対応させて配置し、ボロンを含有したコンクリート板の板面を部屋の外面位置に対応させて配置し、コンクリート板とボロンを含有したコンクリート板との間に生コンクリートを打設して生コンクリートを固化させることによって、生コンクリートの固化により形成されたコンクリートとコンクリート板とにより内側コンクリートを形成し、ボロンを含有したコンクリート板により外側コンクリートを形成した。 (もっと読む)


【課題】融点が1500℃に達するような鉄基、ニッケル基あるいはコバルト基合金または多成分系合金等の超高純度高融点金属を誘導溶解するにあたって、ハロゲン化合物系の精錬剤を使用してもるつぼを損傷することがなく、さらに多量のハロゲン化合物系の精錬剤の使用を可能にして高精錬能を発揮し、しかも電力効率を低下しないで誘導溶解できる装置および方法を提供すること。
【解決手段】冷却材を導入できるようにした複数の管状セグメントを筒状に配設して周胴部を構成したセグメント式るつぼを内蔵する誘導溶解装置であって、各管状セグメントの隣接間に距離が1.5〜15mmの間隙を設け、この間隙および周胴部内周面に、元素周期表の特定族金属元素のハロゲン化物の単体または同金属元素のハロゲン化物、酸化物、炭化物もしくは窒化物の混合物の層を形成した誘導溶解装置および上記るつぼを強制冷却しながらハロゲン化物系のフラックスを用いて鉄基合金等を誘導溶解する方法。 (もっと読む)


【課題】輸送中の輸送物の監視データを周期的に送信するとともに、効率的に輸送物の画像データを送信して確実な状況監視を行う。
【解決手段】輸送車両9に設置されている監視データ処理装置5で、周期的に監視データ、位置情報データ、画像データ及び測定時刻データを取得し、監視データが基準値を超えるか判定する。基準値を超える場合、サンプリング画像と基準画像の差分を取り、差分が生じた場合に現画像、或いは1つ前の画像を通信処理部5gから基地局6に送信する。差分がある場合は輸送物に不審物や不審者等が接近している可能性があると判断されるので、基地局6に画像データを送信することで、確実に状況を監視できる。 (もっと読む)


【課題】 燃料電池への使用に適したナノ無機粒子複合橋架け高分子電解質膜であって、優れたイオン交換容量、寸法安定性及び耐酸化性と共に、優れた強度を有する高分子電解質膜及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 高分子フィルム基材と、該高分子フィルム基材の主鎖骨格に結合された、ビニルモノマーがグラフト重合してなるグラフト分子鎖と、該グラフト分子鎖に結合されたスルホン酸基と、該高分子フィルム基材の主鎖骨格及び該グラフト分子鎖による架橋構造の内部に均一に分散された、ナノスケールの粒子状の無機材料とから構成されたナノ無機粒子複合橋架け高分子電解質膜であって、該高分子フィルム基材の主鎖骨格、該グラフト分子鎖及び該ナノ無機粒子が相互に橋架け構造を有することを特徴とする前記電解質膜。 (もっと読む)


【課題】より温和な条件下で放射線架橋を可能とした放射線架橋含フッ素共重合体を提供する。
【解決手段】結晶融解熱量ΔHが10J/g以下であるテトラフルオロエチレン-パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体を放射線照射した放射線架橋含フッ素共重合体。この放射線架橋含フッ素共重合体は、各種パーフルオロ重合体の中で唯一100℃以下といった温和な条件下での放射線照射による架橋が可能であり、この放射線架橋含フッ素共重合体は、原子力施設や宇宙空間等放射線環境下で用いられる成形品としての用途に好適である。 (もっと読む)


【課題】
保護素子に頼らず抵抗器自体の高パルス電圧に対する耐久性を向上させる抵抗器が望まれる。
【解決手段】
本発明は、抵抗器に上記保護素子等を設けることなく、抵抗経路自体の形状、その経路幅及びその長さ等を調整することにより構成される高耐久型高抵抗器に関するものである。即ち、本発明は、プレート状の絶縁基板の上に、抵抗経路の両端部の抵抗値が低く中心部に向かって高くなるような抵抗値の傾斜を持ち、その抵抗経路の両端部の間隙が広く、且つジグザグ形状の無誘導抵抗経路が形成してある高耐久型高抵抗器に関するものである。 (もっと読む)


【課題】
Npは、水溶液中でNp(IV)、Np(V)、Np(VI)と様々な原子価を取り得て、分離回収に困難な元素であるので、それを定量的に回収するためには種々の課題がある。
【解決手段】
使用済み燃料溶解液又は高レベル放射性廃液からなる硝酸水溶液中のネプツヌウムNpを+4価のNp(IV)に調製し、高い親和性を有するTODGA抽出剤により前記硝酸水溶液から有機相に抽出し、TMDGAからなる水溶性錯形成剤により有機相から水相に逆抽出する。 (もっと読む)


【課題】
材料の水素吸着による光学的な透過率の変化により水素を検知できる水素検出材料の製造方法を提供する。
【解決手段】
水素を含んだ雰囲気に触れた時の光学的な透過率の変化をモニターすることにより水素の検知を行う水素検出材料であって、(1)上記水素検出材料の主成分が酸化タングステンであり、その形状が薄膜である、(2)成膜後にイオン照射を用いて水素吸着による着色濃度(光学的な透過率)が調節されている(3)上記水素検出材料の表面上に触媒が堆積されている、(4)室温(20℃付近)で水素と反応して着色することを特徴とする水素検出材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
酸性領域での吸着を可能にする吸着材を提供するとともに、中性領域で吸着困難であった吸着をより容易に高速で且つ高吸着容量の吸着材を提供するものである。
【解決手段】
高分子基材に放射線を照射した後に、この基材に、金属吸着に適するホスホン酸基及びスルホン酸基をグラフト重合により導入した二官能性吸着材。 (もっと読む)


【課題】
従来のひずみ測定装置位では、ひずみ印加治具の距離が近づく方向に移動させると超伝導線が座屈し、長手方向に均一な圧縮ひずみを印加することが不可能であった。
【解決手段】
弾性変形可能な材質でできた馬蹄形状したリングの外側面及び/又は内側面に超伝導線を取り付け、馬蹄形状の開口部に位置するお互いに向かい合う2点間の距離(a)を変化させる並進力により、長手方向に均一な圧縮又は引張りひずみを超伝導線に印加させることができる。 (もっと読む)


611 - 620 / 727