説明

旭化成メディカル株式会社により出願された特許

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【課題】小型膜モジュールの使用期限を延ばす。
【解決手段】小型膜モジュール1は、中空糸膜Aが長手方向に向けて収容される膜収容部10と、膜収容部10の長手方向の端面に接続され、中空糸膜Aの一次側に通じる第1のノズル20と、膜収容部10の側面に接続され、中空糸膜Aの二次側に通じる第2のノズル21と、第2のノズル21に取り付け自在な伸縮性のキャップ40と、を有している。キャップ40が取り付けられる部分のノズル軸方向の全ての位置において、キャップ40の内側寸法D1と第2のノズル21の外側寸法D2が、0.75≦D1/D2≦0.95の関係を満たしている。 (もっと読む)


【課題】膜モジュールにおいて高圧気体の導入時の中空糸膜の損傷を防止しつつ、中空糸膜の材質や構造の自由度を確保する。
【解決手段】膜モジュール1は、中空糸膜Aが収容された膜収容部10と、膜収容部10の壁面に形成され、中空糸膜Aの一次側に通じる第1のノズル20及び第2のノズル21と、膜収容部10の壁面に形成され、中空糸膜Aの二次側に通じる第3のノズル22及び第4のノズル23と、を有している。第2のノズル21の流路径D2は、第1のノズル20の流路径D1の1/5〜1/3である。 (もっと読む)


【課題】優れた抗酸化性能や血液適合性を有し、プライミングが容易で、かつ過酷環境下における抗酸化性の安定性の高いドライタイプのポリスルホン系中空糸型血液浄化装置を提供する。
【解決手段】ポリスルホン系樹脂1、親水性高分子2及び脂溶性ビタミン5を含有する中空糸膜を具備する中空糸膜型血液浄化装置であって、前記脂溶性ビタミン5の、前記中空糸膜表面における存在量が、前記中空糸膜1gあたり0.5mg以上25mg以下であり、 前記中空糸膜は、当該中空糸膜の乾燥重量に対して、水分を含めて5質量%以上50質量%以下の親水性化合物3が付着しており、放射線滅菌処理が施されているドライタイプの中空糸膜型血液浄化装置。 (もっと読む)


【課題】プライミングボリュームの減少と血液の分配性の向上とを両立できるヘッダー形状を備えた中空糸膜型医療用具を提供する。
【解決手段】筒状容器3と、中空糸膜束5と、ポッティング樹脂部7と、ヘッダー10と、ポート9と、を備えた中空糸膜型医療用具1であって、ヘッダー10の内空間Aを筒状容器3の軸線CSに直交する方向にそって切断した場合の断面積をヘッダーの断面積と仮定し、ヘッダー10は、ヘッダー10の断面積当りの容積が中空糸膜4の容積の1.0×10−2以下であり、かつ中空糸膜4にかかる圧力損失に対する、ヘッダー10にかかる圧力損失が1.5〜7.0%となる高さhを有し、ヘッダー10の内空間Aを画成する側面S2は、軸線の方向にそった断面で見たときに、対向面S1の縁部から外側に向かって傾斜する傾斜面であり、中空糸膜4の端面4cに対して15〜70°傾斜している。 (もっと読む)


【課題】多孔質膜に、吸着膜として適したグラフト鎖を形成させる場合、競争反応であるモノマーどうしのラジカル重合を抑えることが必要となる。
【解決手段】高分子を含む多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法であって、多孔質基材を、ラジカル重合性モノマーを含む溶液中に浸漬させる浸漬工程と、浸漬状態のまま、多孔質基材に放射線照射を行い、多孔質基材にラジカル重合性モノマーをグラフト重合させて、多孔質基材にグラフト鎖を形成させる照射グラフト工程と、を含み、ラジカル重合性モノマーを含む溶液が、第1級又は第2級の1価の低級アルコールを40〜70vol%含む溶媒を含む、多孔質基材にグラフト鎖を導入する方法。 (もっと読む)


【課題】直接体液灌流に使用可能で、血液、血漿をはじめとする体液から分子量20万Da未満の悪性物質を高い効率且つ高い選択性で除去できる吸着材の担体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】多孔質粒子の製造方法であって、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルピロリドン及びこれらの良溶媒を含み、且つエチレン−ビニルアルコール共重合体100質量部に対するポリビニルピロリドンの割合が45質量部以上の原液を調製する原液調製工程と、原液をノズルから吐出して、空走部を通過させた後に、貧溶媒中で粒子状に凝固させる成形工程とを備え、エチレン−ビニルアルコール共重合体のガラス転移温度をTgとしたときの貧溶媒の温度が(Tg−2)℃以下であり、エチレン−ビニルアルコール共重合体及びポリビニルピロリドンからなり、排除限界分子量が20万Da以上60万Da以下である、多孔質粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】不純物を有効に除去可能な、多孔膜状のアニオン交換膜を用いたタンパク質の精製方法を提供する。
【解決手段】不純物と目的タンパク質とを含む混合溶液から、目的タンパク質を精製する方法であって、不純物と目的タンパク質とを含む混合溶液の水素イオン指数をpH5.0以上pH8.5未満、塩濃度を0mol/L以上0.3mol/L未満に調整した後、濁質成分を除去するろ過膜を透過させて得られる澄明液を、多孔膜状のアニオン交換膜に通液することにより、不純物が除去された目的タンパク質のろ過液を回収する、タンパク質の精製方法。 (もっと読む)


【課題】電気伝導度の高い溶液であっても、目的タンパク質と、夾雑物と、を含む混合液から、夾雑物を有効かつ迅速に除去し、目的タンパク質を効率的に精製可能な、混合リガンドを有する多孔質吸着膜を提供する。
【解決手段】細孔を有する基材と、リガンドと、基材及びリガンド間を結合しているリンカーと、を備える多孔質吸着膜であって、リガンドは、(a)アニオン交換能を有す基を主鎖に持つモノマー由来ユニットと、(b)疎水性相互作用を有す基を主鎖に持つモノマー由来ユニットと、を含み、(a)のユニットと、(b)のユニットと、は、共重合体を形成している、多孔質吸着膜を提供する。 (もっと読む)


【課題】洗浄を良好に行うことができる三方流路ポート及び透析装置を提供する。
【解決手段】補液ポート11は、入口流路C1と出口流路C2との他に分岐流路C3を有し、入口流路C1と出口流路C2とを連絡する連絡領域Rの少なくも一部を仕切り、入口流路C1から出口流路C2に至る液体の少なくとも一部を、分岐流路C3内を通る迂回路C4に導く規制部材35を備える。 (もっと読む)


【課題】長時間の血液浄化治療における浄化液バッグの交換による医師や看護師の負担を軽減し、血液浄化治療の低コスト化を実現する。
【解決手段】血液浄化システムAは、血液浄化器10を有する血液回路11と、血液浄化器10に血液の浄化液を供給し排出する浄化液回路12と有する血液浄化装置1と、浄化液を生成する浄化液生成装置2と、浄化液生成装置2で生成された浄化液を、浄化液回路12の浄化液バッグ50に補充するために、浄化液生成装置2と浄化液回路12とを接続する浄化液補充回路3と、浄化液バッグ50の浄化液の液量が所定の閾値以下になったときに、浄化液生成装置2の浄化液が浄化液補充回路3を通じて浄化液バッグ50に補充されるように、血液浄化装置1と浄化液生成装置2との間で情報の通信を行う通信手段4と、を有する。 (もっと読む)


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