説明

国立循環器病センター総長により出願された特許

51 - 60 / 159


【課題】遺伝子導入活性が高く、また細胞外へ排出され易い遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】分岐鎖を有するポリマー材料よりなる遺伝子導入剤において、該分岐鎖は、カチオン性ポリマーブロックとアニオン性ポリマーブロックとを有しており、該カチオン性ポリマーブロックの重合度がアニオン性ポリマーブロックの重合度よりも大きく、複数の分岐鎖が多価陽イオンを介して架橋されていることを特徴とする遺伝子導入剤。好ましくはN,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に3個以上有する化合物をイニファターとし、これにビニル系モノマーを光照射リビング重合させた分岐型重合体よりなるホモポリマーに対し、4−ビニル安息香酸などの酸性官能基を有したアニオン性モノマーをブロック重合させ、カルシウムイオン又はマグネシウムイオンで架橋させたものである。 (もっと読む)


【課題】生体の外面に重なるフランジ部を有し、このフランジ部に生体刺入管が挿通されるカフ部材において、生体刺入管からフランジ部に加えられる力がフランジ部に広く分散するよう構成されたカフ部材及びカフ部材ユニットを提供する。
【解決手段】カフ部材ユニット1を構成するカフ部材2のフランジ部3にチューブ6が挿通されている。フランジ部3の台状部3bとチューブ6との隅角部に柔軟な合成樹脂材料よりなる環状体5が設けられている。 (もっと読む)


【課題】人工血管の内圧が負圧になっても人工血管の潰れを抑制することができる人工血管を提供する。
【解決手段】チューブ状の人工血管本体1の外周面に、リング状の第1の補強体4が、管軸方向に間隔をおいて複数個配置されている。これら人工血管本体1及び第1の補強体4の外周面が、シール層3によって被覆されている。このシール層3の外周面に、リング状の第2の補強体が、管軸方向に間隔をおいて複数個配置されている。人工血管本体2の外周面がシール層によって被覆されているため、外側の空気が内側の血液に混入することが防止される。第1の補強体4及び第2の補強体5が人工血管本体2の外周面に設けられており、第1の補強体4及び第2の補強体5が人工血管本体を保形するため、人工血管1の内部に負圧がかかった場合にあっても、人工血管1の潰れ(コラプス)が抑制される。 (もっと読む)


【課題】チューブ体とカフ部材とを接着剤によってしっかりと接着することができるカテーテルの製造方法を提供する。
【解決手段】チューブ体1のカフ部材接着予定箇所に接着剤2を塗着する。チューブ体1を長手方向に弾性変形の限度内で延伸し、縮径させる。この縮径したチューブ体1に沿って、チューブ体1に外嵌しているカフ部材3を移動させ、接着予定箇所に配置する。しかる後、チューブ体1に加えていた延伸力を開放し、チューブ体1を拡径させる。チューブ体1は、元の太さにまで弾性的に復元し、チューブ体1の外周面とカフ部材3の内周面とが接着剤を介して密着する。接着剤2を硬化させることにより、カフ部材3とチューブ体1とがしっかりと接着されたカテーテル4が得られる。 (もっと読む)


【課題】血清タンパクの吸着が抑制される遺伝子導入剤を提供する。
【解決手段】芳香環を核とし、それから放射状に伸延したカチオン性の複数の分岐鎖を有する分岐型重合体を有する遺伝子導入剤であって、複数の該カチオン性分岐型重合体同士が非イオン性架橋鎖を介して架橋した架橋ポリマーよりなることを特徴とする遺伝子導入剤。非イオン性架橋鎖は、非イオン性分岐鎖を有した分岐型重合体であってもよい。この遺伝子導入剤は、その構造上の利点により、DNAなどの核酸を高密度に凝縮することができる。すなわち、この遺伝子導入剤は、カチオン性分岐型重合体が複数個架橋したものであるため、1個のカチオン性分岐型重合体よりなる遺伝子導入剤に比べてDNAなどの核酸をより広いネットワークで包蔵することができ、優れた遺伝子導入活性を示すようになる。 (もっと読む)


【課題】N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に4個以上有する化合物をイニファターとしてスター型重合体を光照射リビング重合によって効率よく合成することができるスター型重合体の合成方法を提供する。
【解決手段】N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に4個以上有する化合物をイニファターとする光照射リビング重合によるスター型重合体の合成方法であって、非極性溶媒中にモノマー及びイニファターを溶解させてなる原料溶液を調製する工程と、該原料溶液中に光を照射する光照射工程と、を有するスター型重合体の合成方法において、該光照射工程において、300〜400nmの範囲で異なる複数の波長の光を照射することを特徴とするスター型重合体の合成方法。 (もっと読む)


【課題】カテーテルと、多孔質材料よりなるカフとがしっかりと一体化されたカフ付きチューブを提供する。
【解決手段】チューブ1に筒状のカフ2が外嵌され、接着剤によってカフ2がチューブ1に固定されているカフ付きチューブにおいて、該カフ2が連続気孔を有した多孔質材よりなり、前記接着剤は、該チューブ1の外周面に付着すると共に、前記カフ2の気孔に入りこんで硬化していることを特徴とするカフ付きチューブ。 (もっと読む)


【課題】湾曲しても空孔が潰れることが防止され、周囲の生体組織と十分に一体化するカフ部材と、かかるカフ部材を備えたカフ部材付きカテーテルとを提供する。
【解決手段】腹腔内に差し込まれるカテーテル4に対し外嵌される、多孔質材よりなる筒状のカフ部材において、外周面から切り込まれた形状の溝3が周設されていることを特徴とするカフ部材。このカフ部材1を備えたカテーテル4。 (もっと読む)


【課題】細胞移植における細胞の生着力を増大させて、臓器の十分な修復を図る。
【解決手段】患者の心拍数を検出する心拍数検出部5と、刺激開始前の心拍数を記憶する記憶部10と、細胞が移植された臓器を支配している迷走神経に刺激を与える刺激用電極と、心拍数検出部5により検出された患者の心拍数が、刺激開始前の状態に対して5〜20%減少するように刺激用電極から迷走神経に出力する刺激信号の強度を制御する制御部7とを備える再生治療装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】生体皮下組織から細胞が容易に侵入、生着し、毛細血管が構築されることで皮下組織との癒着が頑強に得られ、その結果、創傷部を外界と隔絶し、治癒機転における細菌感染等の増悪因子を防御し、ダウングロースの進行を抑制し、トンネル感染を始めとする各種の感染トラブルの少ないカフ部材付きチューブを提供する。
【解決手段】チューブ11と、該チューブに外嵌したカフ部材とを有するカフ部材付きチューブにおいて、該カフ部材は、該チューブ11に固着されたフランジ12と、該フランジの一方の面に重なり、フランジよりも放射方向に延出したロワーカフ13と、該フランジの他方の面及びフランジの外周面に重なるアッパーカフ14とを有し、該ロワーカフ及びアッパーカフが連続気孔を有した多孔質合成樹脂よりなることを特徴とするカフ部材付きチューブ。 (もっと読む)


51 - 60 / 159