説明

学校法人大阪産業大学により出願された特許

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【課題】高周波から低周波まで広範囲に周波数が変動する振動にも有効に対応できるとともに振動の方向にも左右されない制振装置及び制振性に優れた立設部材を提供する。
【解決手段】内部に吊り下げ部材が吊り下げられている垂直中空体10からなる制振装置1であって、吊り下げ部材の軸心と垂直中空体の軸心が一致するとともに、吊り下げ部材はワイヤ9等の線状の上部吊り下げ部材と金属体8を複数個つなぎ合わせてなる下部吊り下げ部材からなることを特徴とする制振装置と制振性に優れた立設部材。
制振性に優れた立設部材には、制振装置を立設部材の外部又は内部に取り付けることによって制振性を付与する場合と、立設部材たる垂直中空体の内部に直接吊り下げ部材を吊り下げることによって、立設部材そのものに制振性を付与する場合とがある。
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【目的】本発明は、試料の画像を生成する超小型SEMに関し、中学生などの生徒さんが光学顕微鏡を使用して拡大画像を観察する場合と同様の手軽さで、試料の電子線ビームによる高倍率かつ高分解能の画像を観察することを目的とする。
【構成】筒状のカップの中に配置した電子光学系と、電子光学系によって生成して細く絞った電子線ビームを、筒状のカップの一方の部分に配置した試料上に照射しつつ平面走査し、そのときに放出あるいは反射された荷電粒子あるいは光を検出する検出器と、筒状のカップ内を真空排気する排気口とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来と異なる簡単な構造でもって、固有振動数の調節を実施することなく、全方位の振動低減を図る。
【解決手段】構造物1の移動に伴って袋11に封入した流体12を移動させ、その流体移動時のエネルギー消費により、その振動を抑制する。袋11に封入した流体12は、構造物1の何れの方向への振動に対してもその振動方向に追従して移動するため、その何れの方向の振動も抑制する。このとき、構造物1の質量Mと流体12の質量mの比(μ=m/M)を0.15以上とすることができる。通常、減衰効果(抑制効果)として、5%以上が要求されることが多く、その比であると、その5%以上を達成できるからである。袋には、適度の柔軟性を持つが、流体を満杯にしなくても完全に形状が崩れてしまわない程度に形状保持可能な材料でできたものとする。 (もっと読む)


【課題】アイロン本体の発熱を利用するのではなく、他の手段により、皺伸ばしをする。
【解決手段】アイロン筐体2内のマイクロ波発振装置3から、マイクロ波を、アイロン底面8のマイクロ波の波長より短い細孔によって形成される漏洩口9より、エバネッセント波として漏洩させる。エバネッセント波は、予め水分を含ませた衣類などの被加熱物体10に照射されると、被加熱物体10に含まれる水分を発熱させる。このため、その発熱した被加熱物体10に圧力と伸延動作を加えると、従来のアイロンと同様に皺伸ばしが可能となる。また、エバネッセント波は消滅波であり、漏洩口9から離れると指数関数的に減少するので、使用者など外部への放射の危険は少ない。さらに、アイロン本体(筐体)は加熱されることが無いので、エネルギー効率が非常に良くなる。アイロン台11のシールド(金属網12)により、マイクロ波の漏洩防止効果を高める。 (もっと読む)


【目的】本発明は、大判の試料を非切断で画像を生成するハンディ電子顕微鏡に関し、シュラウドを大判の試料に接触させて真空排気した状態でシュラウドを任意の位置に容易に移動して画像を生成すことを目的とする。
【構成】 真空排気する真空排気管を接続する接続口を設けて内部を真空排気経路とした、円筒状の一方を密閉し他方を開放したシュラウドと、シュラウドの内部に内蔵あるいは真空排気する部分を内蔵した超小型の小指タイプの走査型電子顕微鏡の鏡筒と、シュラウドの開放した部分に大判試料と接して真空シールする真空シール機構と、シュラウドの開放した部分に大判試料と接したときに真空シール機構で真空シールしたときにシュラウドが大判試料に対して容易に移動可能にする移動機構と、検出器とを備える。 (もっと読む)


【課題】土木構造物に対する補修工事計画を立案する際に、補修工事の必要性を客観的かつ定量的に評価した評価情報として提示し、さらに、構造物の経時劣化に対しても客観的、定量的な評価を可能とし、客観的で精度の高い評価をもって、構造物補修工事事業計画の立案を支援することができる構造物補修施工計画支援システムを提供する。
【解決手段】情報入力装置と、情報格納装置と、情報演算装置と、情報出力装置を有し、各構造物における劣化の要因に係る要因データと過去の補修施工・未施工の実績データを用いて得られた補修工事の要否を分離する判別境界線又は判別境界面(以下、判別境界線を含めて判別境界面という。)を基準として、ある構造物における補修工事の必要度を演算する構造物補修施工計画支援システムである。 (もっと読む)


【課題】使用者に合った車椅子として、その使用者が一人で容易に段差を乗り越え得るようにする。
【解決手段】前輪キャスタ5の位置で、そのキャスタ5にかかる負荷(荷重)は変化し、その荷重によって使用者の走行安定性及び段差乗り越え度合が左右される。このため、使用者の体格、器用さなどに応じて、キャスタ5を、前後に調整可能として最適な位置に設定する。その調整可能構造は、キャスタ5の支持フレーム1aを前後水平に設け、そのフレームの任意の移動位置に締結クリップなどによりキャスタ5を固定可能としたり、フレーム1を二重管構造として、その両管の伸縮度合を調整するとともに、両管をボルト止めするなどにより固定することにより、キャスタ5の位置を調整固定する。ガイド7を設け、このガイド7を段差に当接することにより、上方への移動力を与えて、キャスタ5が段差の乗り越え方向に回転し易くしてその乗り越えが容易とする。 (もっと読む)


【課題】小さなスペースでハンドル13と駆動輪12の回転比を大きく取り、耐久性のあるものとする。
【解決手段】車椅子Aのフレーム1の前部に装着される片手操作・駆動装置である。ハンドル13の回転をドライブシャフト20を介して駆動輪12に伝達して走行する。ドライブシャフトは、歯車の噛み合いによるため、伝達効率が良く、伝達比の変更も容易である。ケーシング内に入れれば、塵埃も入りにくく、耐久性の高いものとなる。ハンドル13はドラムブレーキを介してドライブシャフトに連結する。把手18を握ると、ブレーキがかかって、車椅子の制動がなされる。その状態で、ハンドル13を回すと、その回転方向に従って、駆動輪12が回転して車椅子が走行する。このとき、ハンドル13を戻す際には、把手18を離してハンドル13の回転力を非伝達とする。この作用によって、ハンドル13の一方向の回転力が駆動輪12に伝達される。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、現在その処理が問題になっているリン及び窒素含有排水中等に存在するリン及び窒素を、従来の処理方法では達成し得なかった低濃度にまで除去し得るとともに、長期使用に耐える実用的な浄化装置及びその浄化方法を提供することにある。
【解決手段】 リン及び窒素含有排水を火山灰土壌1に接触させて浄化するリン及び窒素含有排水の浄化装置であって、処理排水を貯留する貯留槽11にリン及び窒素含有排水を流し、該貯留槽11の下流側に配設した土壌接触処理槽12に火山灰土壌1を造粒して形成した土壌を充填して、排水中のリンを除去し、土壌接触処理槽の下流側に配設した腐植木処理槽に細菌の資化物として腐植木を充填して、窒素を除去する。更に下流側に配設した多孔質処理槽に多孔質吸着材を充填して、色度成分等の難分解性有機物を除去する。 (もっと読む)


【課題】座者の移動又は外部からの振動により、座部の換気を円滑かつ十分に行う。
【解決手段】下部に空気室16を形成し、その空気室16は一方向弁17を介して外気を流入可能であり、その上部に複数の通気路18を有する弾性パッド13を設け、その各通気路18にも一方向弁19を設け、各通気路18間にはその通気路に開口する弾性パイプ20を設ける。パッド13及びパイプ20の膨縮により内蔵ポンプ機能を果たす。座者の動き、自動車などによる外部からの振動により、パッド13及びパイプ20の膨縮によるポンプ作用により、空気室16及び通気路18に吸排気が行われ、座席表面に空気が吹出されて換気がなされる。この換気により、座者とシートSの間に空気の流れがスムースに形成されて空気のこもり・蒸れが解消される。パイプ20は、小さな振動でも膨縮してその換気作用を行う上に、指圧効果も期待できる。 (もっと読む)


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