説明

九州旅客鉄道株式会社により出願された特許

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【課題】空気圧縮機が故障して編成を直通する空気管の圧力が低下した場合であっても、当該鉄道車両が単独で空気管を加圧してブレーキを緩解し、待避線まで移動可能にする。
【解決手段】空気圧縮機10が故障した場合、空気管加圧手段200aを構成する第1コック170aを開放して非常用空気タンク160に蓄圧される圧力空気を第1空気管100に供給することによって、第1空気管100を加圧する。第1空気管100の圧力回復によって制御弁70が動作してブレーキを緩解するので、車両500は、救援車両を必要とせず、その後単独で待避線まで徐行運転にて移動可能となる。 (もっと読む)


【課題】レール間の接合とレールのマクラギへの固定を容易に行うことができる上に、レールの継目部分の落ち込みとこれに伴う騒音の発生や軌道狂い等の車両の運行を阻害する要因を大幅に低減することができる組立式マクラギおよびその基本マクラギを提供する。
【解決手段】レールAの下に横に並べて敷設された二本の基本マクラギ2と基本マクラギ2どうしを連結する複数の連結ボルト3とから構成する。基本マクラギ2は、レールAの下に真横に敷設された横マクラギ2aと、横マクラギ2aの両側に突設された複数の縦梁2bとから一体に成形する。レールAの長手方向に隣接する基本マクラギ2,2の縦梁2bは、継手板4と連結ボルト3によって連結することによりヒンジ構造とする。 (もっと読む)


【課題】
光学的変位センサを搭載する検出器ユニットを堅牢な構造にしなくても台車に取付けることが可能で一般の営業車両にも取付けることができるように小型軽量化した軌道検測のための検出器ユニットを提供することにある。
【解決手段】
この発明は、レールの横断方向、すなわち、台車の横梁方向に沿って設けた収納ケースに内装する内装フレームを水平板フレームとこれから起立する垂直板フレームで構成し、光学的変位センサは垂直板フレームの両端にそれぞれ設ける。内装フレームの両端を緩衝部材を介して収納ケースに取付け、質量が大きいジャイロを水平板フレームの中央部付近に搭載する。 (もっと読む)


【課題】構成が簡単で不具合が生じにくく、しかも簡単、迅速かつ確実なドア開閉作業が実現されるように支援する列車ドア開閉制御システムを提供すること。
【解決手段】軌道上を走行し、当該軌道に沿って設置された駅のプラットホームF1に停止する列車Tのドア開閉制御を行う列車ドア開閉制御システムであって、所定駅のプラットホームF1に隣接する所定位置に、ホーム位置情報タグ40およびリセットタグ50を設置し、これらのタグからの情報を列車Tに搭載された検知器20で読み取って、列車TのホームF1に対する位置を判断し、プラットホーム側のドアDのみを開閉可能な状態としたり、列車Tの全ドアDを開閉不可状態としたりする列車ドア開閉制御システムである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ロイコ層によりリライト可能な非接触IC乗車券用カードに対して印刷内容の残像の発生を良好に抑制することを目的とする。
【解決手段】ロイコ層によりリライト可能な印刷領域を有する非接触IC乗車券用カードを発行するためのカード発行装置は、カードを搬送するための搬送路と、搬送路上に配置され、新規なカードである新規カードの印刷領域の全体を発色させるための発色処理部と、搬送路上に配置され、発色された印刷領域の全体を消色させるための消色処理部と、搬送路の端部に配置され、消色処理部により消色された印刷領域を有するカードを排出するための排出部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】損傷を受けたコンクリートポールを特殊な技術や材料を必要とすることなく短時間で補修することができ、ローコストで復旧させることを課題とする。
【解決手段】コンクリートポール1に外嵌し得る少くとも一対の分割バンド3A、3Aで構成される補強バンド3を備え、各分割バンドの下端には外方へ突出しボルト挿通孔7が穿設された座板4を有し、各分割バンドの接合縁はネジ12により綴じ合わせるよう構成し、前記分割バンドをポールの損傷部分を包含するよう外嵌してポールの基礎2に植立するアンカーボルト6を座板のボルト挿通孔に挿通してナット13で締結するとともに分割バンド相互をネジ12により綴着し、ポールと補強バンドとの間に形成される空間内に砂14と水を充填して水締めするようにしたことにある。 (もっと読む)


【課題】空力騒音の低減を図ることのできるヒンジカバーを備えた高速鉄道パンタグラフ用低騒音ヒンジカバー装置を提供する。
【解決手段】架線と接触する舟体と、舟体を支持する上部枠2と、電気鉄道車両の屋根側に取り付けられる下部枠3とを有するシングルアーム構造の高速鉄道パンタグラフ用低騒音ヒンジカバー装置であって、上部枠2と下部枠3とを連結するヒンジ部を覆うヒンジカバー10の空洞部を充填する。これにより、ヒンジカバー10の空洞部による共鳴音や渦による騒音を抑制することができる。またヒンジカバー10の側面に水平方向の溝10aを設けることにより、発生した渦を崩壊させ、空気圧の圧力変動を小さくする。このヒンジカバー装置は、新設の高速鉄道用車両はもちろん、既設の車両のパンタグラフの騒音抑制を図ることができ、鉄道車両の高速化に対応することができる。 (もっと読む)


【課題】常に正確な時刻を記録し得る低コストな車両状態記録装置を提供する。
【解決手段】地上装置1は、GPSアンテナAを介して、随時、正確な時刻情報Tを取得する。車上子L2と地上子L1が電磁的に結合したとき、地上装置1は、これらを介して車上装置2に時刻情報Tを送信する。受信した時刻情報Tは、時刻情報保持部24に書き込まれる。一方、車両情報保持部26には車両状態情報Dが書き込まれる。制御部21は、時刻情報保持部24から時刻情報Tを読み出したとき、これを計時部23に出力して現在時刻を正確な時刻に訂正する。一方、制御部21は、車両情報保持部26から車両状態情報Dを読み出したとき、現在時刻とともに記録部22に書き込む。 (もっと読む)


【課題】
回動ミラーの歪みを改善することにより距離あるいは変位の検出精度を向上させることができる距離あるいは変位を検出する検出器を提供することにある。
【解決手段】
この発明は、対象物と光式センサとの間に回動ミラーを介在させて回動ミラーが回動することで変動する対象物の特定の測定点に投光し、その反射光を受光して測定点までの距離あるいは変位を検出する検出器において、前記の回動ミラーが、誘電体多層膜が設けられたガラス製基板の裏面側にチタン製基板あるいはチタン合金製基板を張り合わせたものである。 (もっと読む)


【課題】 橋脚等の構造物の耐震補強において、基礎の強度を考慮して、地震発生時に、基礎の破損がなく、振動エネルギーを効率よく吸収することができる構造物の耐震補強方法及び耐震補強構造を提供する。
【解決手段】 構造物1は補強部15により補強されている。補強筋16の下方は基礎3に埋め込まれており、定着部17で構造物1と基礎3とが補強筋16により定着される。定着部17における補強筋16の降伏震度は、基礎3および木杭5が設けられた地盤による降伏震度よりも小さい。すなわち、定着部17における補強筋16は、基礎3よりも小さな作用力で降伏する。 (もっと読む)


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